8.題名通りの作品なんだが、あまりにも静か過ぎてテンポが悪く、ちょっと退屈。話としては悪くないし、同じ死ぬなら熱く死ねという事なんだろうが、心理描写がちょっと弱いかな。沖縄(舞台はキャンプ・シュワブで、立ち退きで揉めているというのはその後を暗示しているようでもある)の乾いた空気感みたいのは悪くないのだが、映像が暗くてよくわからない所がおおいのと、ホテルの内部は芝居のセットのようで、昔の角川作品だなあという印象。原作は未読だが、ハードボイルド作品の映像化の難しさを感じた。 子役の六浦誠くんは昔よく出てましたね。懐かしいです。 |
7.この藤竜也は最高。導入部分はとても魅力的で引き込まれるし、沖縄のさびれた風景も印象的。でも話が小さいな。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-01-14 22:57:34) |
6.沖縄が舞台。 基地周辺の殺伐とした街並み、憂鬱感さえ誘う沖縄の陽射し。 それらが、この物語の殺伐感を巧みに演出している。 男の友情という動機のみで、ここまでやるか!という臭い話。 だが、それがまたこの映画の魅力でもある。 1980年代のダササ爆発のBGM。 これが非常に良い味を出している。 極めて効果的だ。 藤竜也、原田芳雄、室田日出男の男三人衆が、映画に男臭い花を添えている。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2012-05-14 01:21:04) |
5.「俺もあんたも坂口さんも、もう下り坂だから何か背負ってないと転がり落ちてすぐに爺さんになっちまう」。ラストが期待ハズレ。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-02-28 20:21:32) |
4.派手なドンパチもエロシーンも一切なく、予想よりも地味な出来だったので驚いたが、鑑賞後にじわじわと本作の良さが分かってきた。『グラン・トリノ』のイーストウッド同様、「男とはどうあるべきか?」ということを真摯に教えてくれる。とにかく格好良いんだから! 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-01-28 19:26:25) |
3.いろいろと批判される事の多い角川映画だが、時々、こういうとんでもない名作を生み出してくれる。脚本、演出、音楽、役者、すべてが見事! 完璧です。欲をいうなら、ブチ切れで終わらず、エンディング(タイトルロールと音楽)をつけて欲しかった。 【いさいさ】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-06-16 20:42:46) |
2.余命少ない友人の為に事件の真相をさぐり、立ち向かってゆく新藤。友の為にそこまでするのは男にしかその気持ちはわからないのかもしれない。藤竜也の男気を感じさせる演技にグッとしびれた。(かなりかっこよかった)父親の死に目をそらささず息子に見せつけることも男にしかできないだろうと、、。原田芳雄との格闘シーンはなかなか壮絶。沖縄のゴーストタウンがこの作品にはなかなか合ってた。 【fujico】さん 6点(2004-02-14 16:34:46) |
1.死期の迫った友人の嫌疑を晴らすため、土建屋、警察までもが癒着する中ただ一人で男の対決する。嫌疑が晴れ死を覚悟した男は息子に死に様を見せ眠る。ウーン鼻の奥が熱くなったもんだ。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2004-01-20 00:17:33) |