6.うーん、たしかに3作目がいちばん見どころがあったように思います。そもそも股旅もののパロディというか、『七人の侍』に対するアンチテーゼというか、しかしそれも、正統派とも言うべき前の2作があるから、よけい効果が上がっているわけで。1作目はちょっと暗すぎるかとも思いましたが、2作目は若い松方弘樹が元気に暴れていて、志村喬との対比が出てこれもなかなかよかったです。ただ前半2作、女優さんの顔が妙にテカっていたのはどうかと思いますが……。あと、入江若葉は『宮本武蔵』に比べると、かなりよくっなていました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-07 18:07:45) |
5.オムニバスとは知りませんでした。中村錦之助の三話以外は面白くなかったです。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-01-03 17:00:57) |
4.時代劇のオムニバスとはこれまた珍しい!秋から始まって、冬、そして、春へとそれぞれの描き方がまるで違った雰囲気の中、やはり三番目の中村錦之助の話が1番、面白かった。こういう一風変わった時代劇もありなのかと思いつつ、やっぱりオムニバス形式よりは一本の話で描かれる時代劇の方が私は好きです。それでも3話ともそれぞれの俳優達が持ち味を発揮し、なかなか楽しい仕上がりになっていて、楽しむことも出来たということで平均するとこのぐらいの点数かな? 少し甘いかな? 【青観】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-03-05 22:03:36) |
3.三話を別々に点数つけるなら・・・・仲代が7点、松方が6点、錦之助が10点といったところか? で、平均は8点なんだけど・・・・・・3話目が楽しすぎるので、思い切って満点をつけました。秀逸のコメディ・・・「狸が獲れたよ~」最高!! |
2.まず時代劇のオムニバスというのが珍しいと思った。秋→冬→春と移る景色を舞台に仲代達矢、松方弘樹、中村錦之助といった感じで進む。全体的に音楽がオーバー気味なのが気になる。それぞれの話の最初にディズニーのような変な合唱が聞こえてくるのが不気味におもしろい。仲代達矢のは竹林での殺陣、ラストシーンがとても綺麗。田中邦衛の存在感も凄い。松方弘樹のはいかにもってかんじな古いお話。雪の中の殺陣というのもなかなか見応えがあった。最後のトリは錦之助。メイクのせいか違って見える。それに意外にコメディなのが驚く。三枚目的な錦之助もまた素晴らしかった。タヌキが罠にかかったシーン、江原真二郎が一変するシーンなんかはかなりおもしろい。どれもそれぞれ良さがあるけど最後の錦之助のが一番好き。 【バカ王子】さん 8点(2004-06-26 02:02:58) |
1.三話のオムニバスです。だんだん面白くなります。まず秋の章の仲代達矢ですが、全体的に暗く陰湿・重い雰囲気でイマイチ。次に冬の章の松方弘樹ですが、チンピラ風情が上手く出ていて中々。最後も粋に決めてくれます。ただし、藤純子がちょっとイモネーちゃんなのが残念。そして春の章ですが、これが最高。菜の花畑の錦之助の登場シーンは見ものです。相手役は入江若葉で、武蔵&お通コンビ。武蔵とは思えぬ剣さばき、弱虫だが一本筋は通っているという、とっても魅力的なキャラクター。お通役は無理がある入江若葉も、方言まるだし田舎娘役はぴったり。大笑いできる事必至です。 |