7.取り返しのつかない悔恨の苦しみから逃れるためには、その苦しみを真正面から受け止めなくてはなりません。そうして初めて私たちは、真実とは何であるのかを知り、人びとに勇気を与えることができるようになるのかもしれませんね。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-12 06:10:59) |
6.ストーリーはまぁまぁシンプル的な感じだけどもしっかりと魅せてるところはちょっと凄かったです。何も考えないで行動した二人によって罪もない人が二人も死んでしまい、それがいつまでも後悔として残っていくのは辛いもんです。ストーリー自体そんなにも重くなくちょっと軽めかなぁ~に描かれてるけどなかなかよかったです。「ピエロの赤い鼻」・・・うん、いい邦題やねぇ。 |
5.〝笑う〟というのはとても大切なことだと思うが、人を笑わせるというのは泣かせるよりも難しい。まして道化を演じる者はプライドもかなぐり捨ててある種のバカにならなければならないし、それでいてユーモアというようなある種の知性がないと観客を魅了することはできない。つまりピエロになるということは相当な勇気がいることである。本作は戦時下、しかも処刑待ちという絶望的な状況で対照的なそのピエロの必要性を明確に説いている。悲劇を喜劇に変えてしまう素敵なドイツ兵の登場にどうしたって拍手を送りたい気分になる展開は見事であり、寓話チックな珠玉の心温まる物語は素晴らしい。・・・しかし、もう完全に個人的な問題なのだが私はピエロを面白いとは思えない。だからゾゾがいくら頑張ってくれても笑えなかったのだ。つまるところ何が言いたいのかというとピエロに笑う人々が嘘臭く見えてしまうことにより作品との間に壁ができてしまったのがマイナス点である。何しろこれから処刑されるってのに神経のピリピリをピエロで抑えられるかって思うし、平穏な時は平穏な時で大の大人たちがピエロだけであんなに笑えるかって思ってしまう。もちろん当時のフランスでピエロがどれだけ笑いをとれたか知らないので、現代日本人でピエロに笑みがこぼれない者の感想ですけど。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-13 18:26:29) (良:1票) |
【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-08 17:47:24) |
3.あたしはかなしい戦争のなかでも人間味をうしなわないひとに弱い。これもそうです。まじでやばいよ・・・・ゾゾさん。この映画には理屈もなんにもでてこない。人情味に偏りすぎとも言うかもしれない、でもそれがほんとにこの映画のいいところだとおもいます。ほんとーにステキな映画でした。だからフランス映画ってみのがせない。この映画をつくったすべてのかたがたに、ほんとありがとうございます。 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-06 23:55:50) (良:1票) |
2.ひさしぶりに泣いた映画。最近、戦争に関する映画をよく見る。戦争映画はどれも切なくて悲しくなるけれど、この映画は見終わったあとにあったかい気持ちになれる。 【織姫】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-27 00:37:43) |
1.地味ながら考えさせられる映画、ピエロのドイツ兵の今までの生き方を知りたい。 【ナカチャン】さん 9点(2004-10-18 20:18:36) |