エクソシスト ディレクターズカット版のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エクソシスト ディレクターズカット版

[エクソシストディレクターズカットバン]
The Exorcist
2000年上映時間:132分
平均点:5.59 / 10(Review 114人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスシリーズもの小説の映画化オカルト映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-11-03)【イニシャルK】さん
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監督ウィリアム・フリードキン
キャストリンダ・ブレア(女優)リーガン・マクニール
エレン・バースティン(女優)クリス・マクニール
ジェイソン・ミラー(男優)デミアン・カラス神父
マックス・フォン・シドー(男優)ランカスター・メリン神父
リー・J・コッブ(男優)キンダーマン警部
キティ・ウィン(女優)シャロン・スペンサー
ジャック・マッゴーラン(男優)バーク・デニングズ
ルドルフ・シュントラー(男優)カール
ピーター・マスターソン(男優)バリンジャー
ウィリアム・ピーター・ブラッティ(男優)プロデューサー
マーセデス・マッケンブリッジパズス(悪魔)
柚木涼香リーガン・マクニール(日本語吹き替え版)
菅生隆之デミアン・カラス神父(日本語吹き替え版)
石森達幸ランカスター・メリン神父(日本語吹き替え版)
有本欽隆キンダーマン警部(日本語吹き替え版)
磯辺万沙子メアリー・カラス/パズス(悪魔)(日本語吹き替え版)
牛山茂バーク・デニングズ(日本語吹き替え版)
伊藤和晃(日本語吹き替え版)
手塚秀彰(日本語吹き替え版)
長克巳(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
紗ゆり(日本語吹き替え版)
緒方文興(日本語吹き替え版)
原作ウィリアム・ピーター・ブラッティ「エクソシスト」
脚本ウィリアム・ピーター・ブラッティ
音楽ジャック・ニッチェ(追加音楽)
作曲マイク・オールドフィールド主題曲「チューブラー・ベルズ」
撮影オーウェン・ロイズマン
製作ウィリアム・ピーター・ブラッティ
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクディック・スミス(メイクアップ)
特撮リック・ベイカー[メイク](特殊効果補助)
美術ジェリー・ワンダーリッヒ(セット装飾)
編集バッド・S・スミス
録音クリストファー・ニューマン〔録音〕
ロバート・ニュードスン
その他ジュリエット・テイラー(キャスティング)
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97. 
いやー…エクソシストを観終わった…。

しかし、もう何度くらい観ただろう?
幼少の頃……震えながら観てた時期から数えても、もう相当な回数だ。

それなのに、未だ新鮮な恐怖を得てるってのは、やっぱりこの映画が「本物」だからなんだろうと思う。

映画の中でメリン神父が言う。
「(彼女の)中に居る悪魔は多数を装っても一人だ。
 決して悪魔に騙されてはならない。
 会話をするな、必要以上の言葉を交わすな。
 奴らは嘘に真実を織り交ぜて、我々を混乱させる。」

多数を装いつつも、実は悪魔は単独……なるほど。
嘘に真実を入れる…まさに詐欺やペテン師の極意だなぁと納得。

そして、この映画は「神秘主義」でありながらも「科学的」な側面を見せる。
ある意味この映画自体が「エクソシストに出てくる悪魔的」とも言える。
混乱させる、惑わせる「本物」であるがゆえに、両極端の視点を決して捨てないのだろう。

作品に、デミアン・カラス神父が居る。
年老いた母親を想い「何とかしてあげたい」との葛藤がある。
そして、精神も疲弊してるせいか信仰にも疑問を持ちだした。
いつも疲れた表情を見せているカラス神父。
そのデミアン・カラスが、ただただ切なく、そして悲しいのは…きっと俺の年齢が彼に近くなったのもあるのかもしれない。
母親の件も…職に対する信仰の件も…うん。
この年齢になって考えてない奴は、きっと居ないだろうから…彼の疲弊が痛いほどに伝わってくる。

そして冒頭から出てくる「シルバーのメダル」がある。
これは、カラス神父も付けていたんだが、紋章はイエスを抱くヨセフの姿だった。
たぶん、これは「父性」を表現してるのかな、と思えた。
悪魔に憑依されたリーガンも、カラス神父も母子家庭というのは同じだから、そこに「作品の根底となるテーマ」が隠れている気がしてならない。

いやー、やっぱりすごい。
年齢を重ねると、作品から受け取れる精神情緒も、日々の生活で得てた情報から新発見がある。
50代で新発見できるってのは、本当に凄い作品だなぁーと思う。

なんにせよ、この作品が如何に凄い「本物」なのか?…その監督に焦点を絞ろう。
そう、本物の中の本物…「ウィリアム・フリードキン」監督。
この「本物」の意味は、本当に「何かに、このオッサン憑依されてたんじゃないか?」って意味。
あの制作時って、現在と国交もまったく違ってたし、倫理概念やコンプラもまったく違ってて「制作したい」と思っても出来る状況、許される状況じゃなかったのに、それを押し通した精神性、執念は、計り知れないほどのクレイジーさ。

例えば、ざっと…
常に少女の部屋の室温を息が白くなるように、と氷点下にするとか、当時はアメリカと国交が無かったイラクで撮影するとか。
俳優に内緒でピアノ線で引きずり倒し大怪我をさせるとか…休憩中の俳優(カラス神父)の傍で実弾を発砲して驚く表情を捉える(撮影後フリードキンは爆笑してたらしいw)とか、更にはラストで…スタッフに隠し撮りをさせた上で、本物の神父に「ちゃんと演技せぇや!」とビンタを食らわせ、動揺して落ち込む姿を捉え苦悶のシーンにするとか、まさに鬼畜のごとき所業。
アンタ、カーちゃんに怒られるで!と言いたいw
けどけどけど、これだけ凄い監督でも、ずーっと着いて来てるスタッフは居ないらしい。
そりゃそーだw


けど、俺は想うのだ。

確実に「映画を創る世界に狂人はいる」と。

そう、フリードキンにこそ悪魔が憑依していたのではないか?と。

ンなわきゃねーか……多分w
映画の奴隷さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2020-12-23 12:06:20)(良:1票)
96.怖いです。夜に観てましたが、途中から寝れなくなると思いやめました。
ブリッジしながら、階段を降りてくるシーンは、相当印象に残ります。怖すぎる。
へまちさん [インターネット(字幕)] 7点(2018-03-01 20:38:11)
95.これはホラー映画として観たらイマイチかもしない。
前フリが長いし無駄な要素は多いし、今の目で観るとさほど怖くない。というより汚い。
エンターテイメント性はかなり低い。
ただアメリカンニューシネマの変種と観たらなかなか面白い。
デミアン神父の自分の中にある葛藤との戦いと考えると負けたけど勝ったロッキーのようにも見える。
CBパークビューさん [DVD(字幕)] 7点(2017-09-22 18:52:59)
94.これは別にホラーじゃないよね?
序盤のイラクのシーンがなんか意味ありげでよかったのに、結局なんだったのか。
荒唐無稽、あのまま続けててもどうもならんから一人殺したんかな。
Skycrawlerさん [地上波(字幕)] 6点(2016-12-04 03:27:42)
93.吹き替え版で、医者があの単語を真面目な顔でしゃべっていたのが、なんか笑えた。
マー君さん [DVD(吹替)] 5点(2015-06-27 12:26:08)
92. huluにあったので久々に観てみました。
結構だらけた展開で、現在の映画作品と比べるともたもたした感は否めませんが、
ラストまできっちりと観させられてしまうのはさすがという処でしょうか。

 リーガンが卑猥な言葉を吐き出しながら挑発するシーンなどはかなり衝撃的で、
なんといいますか、根源的な嫌悪を呼び起こす素晴らしい描写ですね。

 しかしながら、ディレクターズカットで追加されたシーンは完全に蛇足な感じ
で、チープさを高めてしまっているだけではないかと。
 そういう意味からしても、初期版の方が引き締まっていて個人的には好きかな
と思います。

 






swamiziさん [インターネット(字幕)] 7点(2013-04-23 18:37:17)
91.初公開版を劇場で観たのが小学4年生の時だったと思う。しばらくベッドが怖かったなー。映画の虜になるきっかけでした。「今じゃもう古い」と見向きもしてなかったんですが、未公開シーンを加えたディレクターカット版ということでDVDレンタルして部屋を暗くしてプロジェクターで小4の息子と鑑賞。『リング』だって『キャリー』だって『ポルターガイスト』だって最後まで観れちゃった息子だから大丈夫と思ってたら、首が回転したところでギブアップ。そのまま息子は2度と観ようとしません。この差はいったい何だろうと思うのですが、全体を包むムードがやっぱりかなり現実感(日常感)が強いうえに、何かしらその日常感に暗くのしかかる言い得ぬムード(空気感)が「ただの映画」と思わせきれない力を持っているような気がします。だらだらテンポのようだけど病院での検査のシーンだとか、パーティーでのお漏らしとか、非常に現実的な退屈日常テンポの中でみせる「どうもヤバいね」感・・・そこに気がつけば絡んでいる神父と警察という「ただならぬ状況」こういう何気ない部分が、実はものすごい隠し味になってたりするのかもしれない。
だみおさん [DVD(吹替)] 8点(2011-06-11 02:30:16)
90.前半の冗長さでほんとに観るのをやめたくなる。後半は盛り上がってくるが、テープの逆再生とか何の意味があったのか、神父二人は結局どうなってんの、などなど消化不良がすごい。構造としてみれば、近代医学(大きくとらえれば科学そのもの)への不信感や、それに伴う信仰心への回帰というものが冷戦やベトナム戦争といった時代背景の中で現れたのだろう。
Balrogさん [DVD(字幕)] 5点(2011-03-18 19:40:23)
89.チープなくせに怖いってすごくなーい?
にうさん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-18 05:14:48)
88.本作の作風を今の若い方々がみて「怖い」と思うかはともかくとして、オリジナル版を劇場でリアルタイムで観た私には「永遠に怖い」映画です。フラッシュのように挿入されるカットやスパイダー歩き(でしたっけ?)はやはり蛇足か?
SITH LORDさん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-15 22:43:54)
87.数多くの人が知っているホラーの1つとしてあげられる『エクソシスト』。まだ観た事がなかった私はかなり期待してみたが、拍子抜けだった。だって全然怖くないんだもん。なんでこんなに有名な作品になったのか全くわからん・・・。むしろこの作品を見ることで、キリスト教が胡散臭い宗教に感じてしまった。楽しみにしていたスパイダーウォークも動きが不自然&描写時間が短いので、「あっ」と思った瞬間に終わっちゃったし。例のテーマソングも、流す場面が不自然。総括すると、エクソシスト=全く怖くないホラー=期待はずれの駄作
はりねずみさん [DVD(字幕)] 2点(2007-03-28 20:29:00)
86.今観るとたいして怖くは無いのですが、公開当時オリジナルを劇場で観た人はグロイ演出に免疫が無い分怖かったんだろうな~と思います。物語の基本は悪魔VS神父(神)だと思うんですが、この映画あまり細かくその辺のストーリーを解説してないんですよね!2人の神父の奥底にある部分が読み取れないと全くもって単なるホラー映画に映ってしまうんです。特にカラス神父の母親に対する思いの部分は結構重要なファクターなんじゃないかと思います。予断ですが、カラス神父のファーストネームは“ダミアン”って例の666に通じるのは何故?
みんてんさん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-12 11:56:50)
85.何処のシーンを延長したかわからなかったですが、リンダブレアは頑張って演技しておりました。
SATさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-22 19:04:33)
84.怖いかどうかで判断すると、それ程怖くはないけど、これはホラーというより実際の悪魔憑きに取材した真面目(?)なオカルトものなんですね(ま、首がぐりーん!とか緑ゲロとかのエピソードは、たぶん創作だと思うけど)。この作品の心理的背景にはやっぱりベトナム戦争とかも、あるんだろうな。
ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-06 17:35:38)
83.蛇の様にペロペロと舌を出すシーンで、リーガンが可愛く見えてしまうのでNG。
期待していたスパイダーシーンも、フワフワしていて不自然だったので必要ありませんでした。
オリジナルでも名シーンと言われる部分が飽和状態なのに、更にシーンを追加する事で
溢れてしてしまい、折角の名シーンのレベルを全体的に下げてしまっている様に見えます。
大真面目なオカルト映画が、現代のホラーに共通する安っぽい映画に見えて残念でした。
oO KIM Ooさん 4点(2004-09-13 12:06:04)
82.そんな階段の降り方したら、ヘルニアになる。
ひのとさん 9点(2004-09-05 23:47:27)
81.私が勝手に想像していたホラーものとは少し違った感じだった。じわ~とくる怖さというか。普段ホラーはほとんど見ないので、勝手にホラーといえばゾンビだったりジェイソンだったり、とある意味無差別殺人鬼っぽいやつだと思っていたが、こういった見せ方もあるんだなあ、と思った。たぶんこれ子供の時見てたらやばいだろうなあ。大人になった今では、ただ怖いだけでなく色々考えさせらる映画でした。
あしたかこさん 8点(2004-09-01 03:21:33)(良:1票)
80.イイ!!やっぱ、エクソシストはホラー映画の中でもかなり格調高い作品ですよね。悪魔リーガンがしゃべってるシーンがやっぱり一番面白い。いろんな台詞で相手を惑わせてくる。ときにはバークの行為を母親に告げてみたり、母親のことをカラス神父に告げてみたり、もう最高です。スパイダーウォーク、音楽のかっこよさとか、もう大好きですね。オリジナルとほとんど変わりませんが、細かい部分ではよくなっていると思います。リンダブレアはいいですね。いい顔してます。
りょうさん 8点(2004-07-29 22:53:13)
79.2000年の公開当時は「なんで今頃エクソシスト?」と思ったが、あらためてDVDで観直してみて、なんとなく監督の意図がわかった気がする。
冒頭の発掘シーンはフセイン政権前のイラクでの撮影だった。それ自体、今(2004年)の目で観ると非常にシニカルなものだ。ディレクターズカット版の製作当時にはイラク戦争の影もなかったはずだが、同時多発テロ以降のアメリカの覇権主義・武力威圧政策が顕著になっている時期であり、アフガニスタンへの武力攻撃などで多くの民間人が犠牲になった。そしてそれは今もイラクで続いている。
映画のテーマはキリスト教的な宗教観に基づいた「善と悪の対立」である。そして、監督及び原作者の意図は「最終的な善の勝利」であると私は確信している。古くから中東・北アフリカのいわゆるオリエントでは、善と悪の対立を根底に持つ宗教が普遍的だった。ゾロアスター教を出すまでもなく、それらの考え方は生活に根強く影響を与え、ユダヤ教やキリスト教やイスラム教の成立に影響を与えている。
ここで「悪」をどう定義づけるかで、映画の思想も大きく偏向したものになってしまう。具体的な「オサマ・ビン・ラディン」や「タリバン」などというものであるはずがない。まして「911のテロリスト」でもあるわけがない。彼らのやったことが好いはずないし、罪のない民間人を巻き込んだテロは憎むべきものである。しかし、もし映画の中で、それらを「悪」の正体と決めつけてしまった場合、結果的に、アメリカが主導したすべての戦争行為を正当化してしまうことになるのではないか? フリードキンはそんなために映画を再編集したのではあるまい。
それは、監督自身の解説で、「悪と戦うための武器は、小さな十字架と聖水とラテン語の聖書、そして、ことばや心である」という趣旨のことを語っている。決して軍隊による戦争を肯定しているとは思えない。穿った見方をすれば「信仰心をもって小さな爆弾を身にまとい自爆テロを敢行する人間」を肯定するかのように受け取れるかもしれないが、ことばや心を重視するのなら決してそんなことはありえない。
この映画は単なるオカルト映画ではない。善はどうあるべきか、悪と戦うにはどうあるべきか、心の平穏を取り戻すにはどうするべきかを観客に訴えているのではないだろうか。ぜひ、DVDで、一度ストーリーを鑑賞した後、再び監督の解説とともに観ることをおすすめする。
オオカミさん 8点(2004-07-10 23:38:20)(良:1票)
78.怖い映画であることを期待して見たのですが、ぜんぜん怖くありませんでした。けど、この映画がオカルト系とかの元祖ですもんね。そういう点では興味深く見れました。スパイダーウォークは不気味というか何かウケました。
カーマインTypeⅡさん 6点(2004-06-25 06:25:31)
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【点数情報】

Review人数 114人
平均点数 5.59点
076.14%
132.63%
254.39%
365.26%
4119.65%
51714.91%
62118.42%
71513.16%
82017.54%
943.51%
1054.39%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.37点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review7人
4 音楽評価 7.57点 Review7人
5 感泣評価 2.66点 Review3人
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