9.作者の意図するものとは違うかもしれませんが、それぞれのドラマから伝わってくるものはあります。あまり共感できずにちょっと退屈でしたが。 【ProPace】さん [地上波(字幕)] 4点(2015-02-01 18:47:47) |
8.一途な心を持ちながら、どこか哀しい環境の中で生きている、そういった女性たちの物語。 引きつけられる作品ではあるが、9人は多いかもしれない。人を減らしてもう少し深くしてもいいと思う。もちろん、それは個々人の趣味の問題かもしれないけど。 【simple】さん [地上波(字幕)] 5点(2015-01-16 23:54:41) |
7.9つの短編全てがワンカットで撮られています。主人公の女性たちの周囲をカメラがゆっくりと追いかけてゆくだけで、詳しい背景説明もありません。どれもありふれた日常の風景であり、今この瞬間、自分のいないどこかでこのような出来事が起こっているのではないかという想像力が膨らむような場面が続きます。わずかに重なり合っている短編の合間から、世界は自分の意志とは無関係に存在していて、ただ今ここにいる人物の視点の数だけドラマが生まれるということを強く感じさせてくれます。当時働いていた岐阜では公開館がなく、伊勢の進富座まで観に行ったことも良い思い出です。 【さめがい】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-03-13 15:06:10) |
6.雰囲気やセリフなど、好みではあります。ただちょっとインパクトに欠ける感じ。あまり幸せな気持ちにはなりません。 【noji】さん [地上波(字幕)] 4点(2010-02-08 00:40:18) |
5.9つの人生とかけて「Nine Lives: しぶとい人」の意もある原題なので、この邦題はどうかと思う。女性9人のオムニバス、ドキュメンタリータッチでそれぞれが印象に残る。つながっているようでつながっていなかったり。。。印象深い映画の一つです。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-10-22 12:43:10) |
4.一見すると9人すべての女性が不幸そうな印象を受けます でも、不幸な中でも一生懸命に生きていて美しいのではないでしょうか 個人的には7話の「家族がいることの歓びを知る人」というのが好きでした 独立した話ではありますが、主人公だった人が他の話では脇役として出てくるといった小技も効いていてよかったと思います 【キャラメルりんご】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-28 13:50:43) |
3.この監督の十八番、日常を切り取ってパズルみたいに組み合わせた映画。悲哀の色が強い作品だった。「起承転結」の「起」のあたりが羅列されているのでなかなか面白いけれど、不満も残る。こんなに沢山ネタがあるのなら、この方法からはそろそろ脱却して、ひとつの物語にじっくり向き合える作品を作ってみればいいのに。フィクナーもちょっと物足りない印象だった。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-11-20 16:03:33) |
2.二時間弱に九つもの話を入れてしまったので、それぞれの状況や感情を理解するところまで至らない。泣く人が多いが、なぜ泣いているのかわからない。一話目とか、サマンサとその母親の所はわかりやすかったが。それぞれの人の関係や職業が次の話でわかったりはするが、話は繋がっていない。そのうち話も繋がってくるのかと思って期待してしまった。 【にゃ~】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-10-11 23:27:51) |
1.9人の女性のある事情・状況に焦点を当てた短編を繋いだ作品です。1つのストーリーが十数分なので余分な説明がないのですが(大体察しはつきますが)、そこまでに至った経緯やこれからどうなるのかというのは推測するしかなく、それぞれをもっと観たいと思わせる手法がすごいです。原題は「9 Lives」。 9人それぞれの「人生」、「生」の一部を隙間から除いているような気になりました。色々な感情に触れる事が出来、また女性なら9人の中の誰かに自分を見てしまうと思います。1話1話独立した話ではありますが、それぞれのストーリーの中に別の話の誰かが登場するのも「人生」の側面、人は人と繋がっているというメッセージをわかりやすく伝えており、またその場面は重いシーンを緩和したり、主人公に何かを喚起させたりと上手く作られています。個人的にはいくつか好きな話はありましたが、9話目が1番好きでした。グレン・クローズ、さすがです。 【プリシラ3103号】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-09-17 23:49:02) |