1.ここ10年間に死んだ者が大量に生き返る。この設定のおもしろさノミに頼った映画でした。だから冒頭、大量に生き返ってくるシーンで、うわ~どーなるんやろ~?って観てる人はワクワクするんですけど、後は大して何も起こりません。生き返った人は普通の人とちょっと違いまして、体温が低い、ボーッとしてる、などの説明が、しずか~なヒューマンドラマの間に挿入され、いたって淡々と進んでいきまして、最後は予想通りの展開で終わります。まー、この終わり方しかないと思いますが。色々メッセージもあるとは思いますが、あきらかに単純な娯楽映画ではございません。生き返った人がボーッとしてるのはいいとしても、生きてる人までなんだかボーッとしてる表現なので、観てるこちらもボーッてなってきました。