モンゴルのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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モンゴル

[モンゴル]
Mongol
(Монгол)
2007年モンゴルカザフスタン上映時間:125分
平均点:5.81 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-04-05)
アクションドラマ歴史もの
新規登録(2008-02-12)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2008-04-30)【にじばぶ】さん
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監督セルゲイ・ボドロフ
キャスト浅野忠信(男優)テムジン(チンギス・ハーン)
スン・ホンレイ(男優)ジャムカ
脚本セルゲイ・ボドロフ
音楽トゥオマス・カンテリネン指揮も
撮影セルゲイ・トロフィモフ
ロジェ・ストファーズ
製作セルゲイ・ボドロフ
ステファン・アルント(共同製作)
配給東映
編集ヴァルディス・オスカードゥティル
ザック・ステーンバーグ
あらすじ
あまたの徒党が群雄割拠する、草原の地モンゴル。少年テムジンは将来の伴侶を選ぶため、族長の父に連れられて長旅の途中だった。そして歓待を受けた小さな部族の中に、彼は伴侶となるべき少女を見つけてしまったのだ。しかしテムジンがその愛を貫くためには、想像を越えた試練をくぐらなければならなかった…巨大な器量を持つに至った騎馬民族最初の王、チンギス・ハーン。その誕生の過程を追ったヒューマンドラマ。
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1
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7.浅野忠信が、屈強な男に見えなかったので、残念..映画としての、雰囲気、世界観は良かっただけに、物語として、どのように人々を束ねたのか、もっと詳しく観てみたかった...
コナンが一番さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-22 12:43:56)
6.モンゴル帝国の皇帝、チンギスハーンが争いの世を収め国家を統一するまでの話だと思っていたのですが、それ以前の部族紛争の話であり後に皇帝となる男がどのように形成されていったのか、そして妻との物語がメインとなっているので歴史的知識が無くても十分観る事が出来る映画でした。抑揚が少なく長く感じられましたが浅野忠信の演技は見事でした。何度も囚われの身となり、自由に喋ることも許されない状況でのテムジンの精神力の強さを感じさせる浅野の表情で見せる黙して語らずの演技は素晴らしかった。同じ事は妻を演じた女優さんについても同じ事が言える。他にもっとお美しい候補者もいただろうが、よくぞこの人を選んでくれたと思います。恐らくは自国の歴史的英雄であろうチンギスハーンを外国人が演じたこと、そして演じた浅野忠信の演技はモンゴルの人々にはどう映るのでしょうか?
とらやさん [DVD(字幕)] 5点(2010-02-25 21:02:25)
5.ひとつ興味があったのは、遊牧民族の伝説ってのは、農耕民族の伝説となんか根本的に異質なものがあるのではないか、というところだったが、さして違わなかった。親の仇を討ち、さらわれた妻を奪い返す。もっともこの映画がどの程度、モンゴル現地の伝説に由来しているのかが分からず、途中で農耕民族にも分かり易いように変形させられたという可能性もある。現在世界に流布している文化の型は、圧倒的に定住の農耕系由来のものなので、非定住から生まれるまったく異質のものも見てみたかった。ちょっと違うかなあ、ってとこは、盟友との関係がサラッとしているとこ、あるいは血のつながりに関してもサラッとしているとこ。ここらへんに湿度の低い文化圏をわずかに感じた。映画としては、省略や物語のジャンプに変わったところがあり、不思議なリズムの体験。浅野忠信の起用と血煙りの描写は、たぶん監督が北野の『座頭市』を観ているのだろう。騎馬兵が、両刀を水牛の角のように構えて走ってくるところがいい。それと、とにかく広いこと。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-11 12:03:49)
4.チンギスが出世して行く過程を描いた映画かと思ったら、もっと内面に比重を置いていました。部族の後継争いの渦中で幼少から監禁と逃亡を繰り返したが、苦しい状況でも意思を曲げなかった。かなり頑固で辛抱強い奴です。子供の頃に選んだ嫁さんを何年も忘れずにちゃんと迎えに行く。とても律儀で一途な奴です。監禁されている間に嫁さんが他の男との間に作った子供をあっさり自分の子供として受け入れます。度量が大きく胆力も備わってます。でもチンギスの軍勢が大きくなって行くところは思いっきり端折られていて、その過程が見えないと実像に迫れなかった印象です。チンギス・ハーンの認識は歴史の教科書よりも進歩したし、モンゴル民族の習慣が垣間見られたことには意義がありましたが…。それにしても、良い嫁の条件が、顔が平べったくで目が細くて足が強い(太い?)女性って、モンゴルの男たちは可哀想かも。浅野忠信のモンゴル人は、モンゴルの人の目にはどのように映ったのでしょう。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-02-24 04:01:16)
3.浅野忠信がモンゴル人らしくないのが問題。
また、浅野忠信の魅力が出ていないというか、浅野忠信である必要があったのだろうかという疑問が先にたつ。
壮大なスケールの作品だが、その系統の作品はハリウッドに任せておけば良いわけで、『コーカサスの虜』という繊細な傑作をつくったセルゲイ・ボドロフが撮るべき作品のようには思えない。
にじばぶさん [映画館(字幕)] 5点(2008-04-29 23:23:49)(良:1票)
2.アカデミー賞効果で、地元の映画館で見ることができて良かったです。
私の場合、モンゴルそのものに興味があるので、キャストは特に重視してません。
浅野さんのチンギス・ハーンも似合ってはいますが、妻役の女性と並ぶと、
やはりモンゴル人には見えないです・・・。夫婦としても違和感がありました。
親友も、単なる一時的な仲間程度にしか見えないので、話に深みが感じられません。
もっと人間的な苦悩とか、心理的な部分を見せて欲しかったです。
ただ、全体的な雰囲気は良く、雄大な風景も美しく、なかなか良かったと思います。
全くモンゴルに興味がない人にとっては面白くないかもしれませんが・・・。

個人的にこの映画の一番評価すべき点は、音楽!!
ホーミーが効果的に使われていて、特にエンディングテーマがかっこいいです。
ホーミーの新しい魅力発見て感じ。サントラがあれば買いたいです。
ちなみに続編の話があるので、今後にも期待してます!
びくーにゃさん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-21 14:00:57)
1.チンギス・ハーンについては教科書ていどの知識しか持ち合わせていないので、伝記としてどうなのかは知りませんが、映画としての虚構作品としてはいま一歩な感じがする。というのも、モンゴルの大草原を軍馬が疾走するシーンが当然あるのだが戦闘シーンとなるとアップが多く何をしているのか良く分からないし、鍵となる雷のシーンもどれもパッとしない。また成り行きを説明するような台詞が多い。ただテムジンとボルテ、ジャムカのそれぞれの会話シーンのいくつかはなかなか力強いと思うし、浅野さんの存在感やけっして美人ではないが凛としたボルテ役の女優さんは良く、二人の愛の物語は神話レベルの印象を残す。
  この監督さんが撮りたかったのは自作の「コーカサスの虜」でも描いたように民族と奴隷のように思える。争いの種は尽きず幾度も追われ捕まり逃亡し追われ捕まる。首に枷をつけられ、檻に入れられ自由を奪われる。そして身動き一つせず耐え忍ぶテムジンの不屈の英雄像をもってその負の連鎖が断ち切れる様を描いているのだ。
  それから何処で撮ったか知らないがあの広大な風景は素晴らしい。モンゴルが実際あのような場所だとすれば朝青龍が帰国したがるのも当然だと感じられる。
ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-08 18:19:53)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 5.81点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.25%
5637.50%
6531.25%
7318.75%
816.25%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review4人
5 感泣評価 4.00点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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