1.びっくりするのは前半60分。ここがまったくの西部劇なのだ。西部劇と怪獣映画の融合といえばグワンジがあるけど、グワンジはそれなりに怪獣映画の匂いもしつつ展開していたが、こっちは怪獣映画のかの字も感じられない西部劇の映画がまず展開する。しかもこの西部劇、意外にしっかり作ってある。だから最後の方まで、これほんまに怪獣映画なの?って何回も思ってしまった。で、映画も終わりかけた終盤、突然、怪獣が乱入するのだ。しかも、ちゃちー。足とかのアップはキグルミなのに全体像はフィギュア。だから、違和感がすごい。で、動きはストップモーションと置き換えアニメーション(違う形の人形をおいて撮る方法)で表現してるが、まー、どっちも、ギクシャク感はアリアリ。人形感もありあり。ただ、この恐竜、めっちゃ走るんです。それがちょっと怖かった。でも、ちゃちーのにはかわりないか。オチはよかったな~。ちゃんと伏線あったし。でも、これ、別に怪獣が出なくても西部劇として成り立っていて、そこが別に退屈じゃない程度に観れるので、どっちかゆうたら、チャチー恐竜いらん感じ。なんか特撮部分だけ変に本編と違和感あるし。怪獣映画だけを期待すると60分は我慢しなきゃならんのでマイナス、とゆう西部劇でした。なんで、微妙なんだけど、俺は怪獣映画を観る気分だったので3点ね。