1.有名な映画評論家の方が紹介していたので、鑑賞してみました。二転三転するストーリーと映画全体を覆うビザールな雰囲気が非常に面白くもあり、恐ろしくもある。特に後半からの畳みかける様な、人間の神経を超えた怒涛の展開は素晴らしい。
映画の暴力、セックス等の描写が規制されていた時代に作られた作品らしいので、画面上に映っていない暴力やセックスを観客が音や登場人物の動きから想像してしまう様な演出が為されています。だから画面には直接的な行為は特に描かれていないのに恐ろしい。サスペンスホラー映画のお手本の様な作品だと思います。