戦場のメリークリスマスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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戦場のメリークリスマス

[センジョウノメリークリスマス]
Merry Christmas, Mr. Lawrence
1983年ニュージーランド上映時間:123分
平均点:6.32 / 10(Review 157人) (点数分布表示)
公開開始日(1983-05-28)
ドラマ戦争もの同性愛もの小説の映画化クリスマスもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-01)【イニシャルK】さん
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監督大島渚
助監督リー・タマホリ(第1助監督)
キャストデヴィッド・ボウイ(男優)ジャック・セリアズ
坂本龍一(男優)ヨノイ大尉
トム・コンティ(男優)ジョン・ローレンス
ビートたけし(男優)ハラ軍曹
ジャック・トンプソン(男優)ヒックスリー
ジョニー大倉(男優)カネモト
室田日出男(男優)ゴンドウ大尉(新収容所所長)
内藤剛志(男優)イワタ法務中尉(軍律会議審判官)
金田龍之介(男優)フジムラ中佐(軍律会議審判長)
戸浦六宏(男優)軍律会議通訳
内田裕也(男優)拘禁所長
三上寛(男優)イトウ憲兵中尉
本間優二(男優)ヤジマ一等兵
三上博史(男優)日本兵
飯島大介(男優)ウエキ伍長
池田勝ジョン・ローレンス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本大島渚
音楽坂本龍一
撮影杉村博章
成島東一郎(撮影監督)
製作ジェレミー・トーマス〔製作〕
テレビ朝日
プロデューサー原正人(エクゼクティブ・プロデューサー)
配給松竹
松竹富士
日本ヘラルド
美術戸田重昌(美術監督)
編集大島ともよ
字幕翻訳戸田奈津子
その他東京現像所(現像)
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118.【4K修復版で鑑賞。】
チネチッタは最近…メェ――ッチャ好みだ。
観たかった映画が。これでもかとリバイバルされてる。
2001年宇宙の旅も、七人の侍も全部面白かったなー。

つー事で、今回は古い映画に。
何でも4K修復されてるとの事で気分がグングンと入ってくる。

――戦場のメリークリスマス(1983年)

この映画は、既に何度か観ているんだが…痛感した事。
それは、観ている映画でも「(一定以上の)時間を経過」させると印象がガラリと変わる。
別に自分の事を偉く言うつもりは無いが、きっと「観なかった期間の、人間的な成長」がそれを感じさせるのだろう。

今まで、それを強く感じたのは映画版の「機動戦士ガンダム」だ。

最初は赤い彗星シャア・アズナブルのカッコ良さに惹かれ、凄く好きになる。
けど、大人になって「下の者を引っ張る立場」になれば、ランバ・ラルの責任感と、実直かつ老獪な仕事への取組みに惹かれ…
そして、「さり気なく難関な仕事を熟す」マ・クベに対して(嫉妬も半分含め)素晴らしい男だなー、なんて考える。

何より、結婚したり、子供が出来ると余計に胸に来るシーンは、ブライトとアムロの母のシーンだ。
息子であるアムロを預かり、彼の母に対して「息子さんをお預かりします!」と凛々しい言葉を残すのが、20歳を超えてない青年ってのが、否が応でも「戦争の悲惨さと非情さ」を表現している。

さて、その――「戦争の悲惨さと非情さ」だ。

本作、戦場のメリークリスマスは相当に訴えていた。
設定の秀逸さも素晴らしいが、戦争映画とセットになりがちな流血沙汰はあまりなく、それよりも「精神的に追い込まれてゆく様」の描写が凄まじい。

では、追い込まれてるのは誰なのか?
それは「捕虜」たちだけではなく「日本軍の者も」だ。
人間的な好き・嫌いはあるだろうが…観た人、観る機会がある人は考えて欲しい。

作品の日本兵は誰もが軍務に忠実なのだ。

俺の持論ではあるが、「自由とはサボる権利を有してる事」と思っている。
この映画では、誰もサボる事なく任務に就き…それ故に悲惨な状況が次々に発生する。
そんな中で、常に現場的に対処して苦悩するが故に、日本兵が悲惨さを引き起こすトリガーと成ってしまう。
この体系を作った上の人間は、この悲惨さを知っているのだろうか?

劇中でデヴィッド・ボウイの幼少時代が描かれている。
子供の頃から、歌う事が好きな弟を護って来た彼なのに…弟が自分の通う高校に入って来た時に新人歓迎の”イビり”に遭遇する。
服を脱がされ、無理に歌わされ…弟はそれ以降、歌う事が無くなった。
勿論、それ以上の悲惨な光景はなかったが、それ以降は弟ととの距離が出来てしまい苦悩する。
助ける事が出来なかった…いや、助けなかった彼は、ずっと自分の行為を悔いている。
今は捕虜にされてる戦場だというのに。

人はそれぞれ、そんな悔いと共に生きているはず。
それは敵対するイギリス兵だけじゃなく、日本兵もみんな同じだろう。
そして、それが「戦争という括りの中」で、平等に与えられる人間の所業だ。
誰もが苦悩し、苦しむ…なのに、それを引き起こすのも人間。

たけしが演じる「ハラ軍曹」が見せるラスト。

「メリークリスマス!Mrローレンス!」

明日、処刑されるのに笑顔のハラ軍曹。
狂気なのか?後悔なのか?
それは、まだ…今の俺には分からない…未熟だ、俺は…。
けど、祝うべきクリスマスを創ったのも戦争を起こす人間なのは解る。

戦争を起こすのは人間。
終戦後、強引に敗戦国を裁くのも人間。
忠実に軍務に励もうが…関係ない。
反論させない為には命を奪って処刑するしかない。

だが、デヴィッド・ボウイが見せた坂本龍一へのキス。
憎しみと醜悪の戦場の中、愛のキスを彼に示した事…。
それこそが、あの映画のテーマなのかも知れない。

そして――あの映画音楽。

この美しい調べの中に…うん。
人間が向かうべき場所が示されているのかも知れない。

また、何年かした後…
俺は、その場所をこの作品で探したい。

見つかると信じて。

     *

     *

Blue Jean(Official Video)を聴きながら。
.
映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 8点(2023-01-18 23:23:32)
117.評判の割には面白くないが、坂本龍一の音楽が印象的な作品でした。ところで、セリアズの弟のエピソード、必要か?
クロさん [地上波(邦画)] 3点(2021-12-31 19:58:42)
116.おそらくこの映画について、今後の人生において言及することは二度となさそうなので、ここで言及しておく。

高校生の時に映画館で見た。おどろくほど退屈な映画だった。
まさに映画没落期を立証するようなくだらなさ。
二度と見たくない。ちなみに近所に図書館があって、DVDの貸し出しがある。それでも借りることはないだろう。
おら、はじめちゃんさん [映画館(字幕)] 2点(2018-03-19 03:35:22)
115.公開当時は大変話題になってましたが、音楽がよいものの映画本体はたけしの存在感が感じられた位で、他に特に感ずるものがありませんでした。特にメイクした坂本龍一の陸軍将校役が全然似合っておらず所作も違和感ありまくりで。。
クリプトポネさん [DVD(邦画)] 3点(2017-08-13 11:31:45)
114.やっぱりセリアズの弟のくだりは・・・?
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 5点(2017-04-30 18:42:00)
113.この作品の素晴らしさを全く理解できない私に問題があるのでしょうが、
まったく面白くないし、芝居も全員下手。話の組み立ても起承転結もなくだらだらと過ぎていくだけ。
音楽以外に誉めるものがない。なぜ、この作品が、かつて賞賛を受けたのかまったくもってサッパリです。
きっと私の修行が足りないのでしょう。きっとそうなのでしょう。
バニーボーイさん [地上波(邦画)] 0点(2017-02-24 22:44:13)
112.俳優ではなくミュージシャンの坂本龍一、デビットボウイと当時お笑いの売れっ子北野武の起用はなかなか面白いと思う。ただ、何を伝えたいのかは全く分からない。大島渚の独りよがり映画。
イサオマンさん [地上波(邦画)] 3点(2017-01-02 20:00:44)
111.まず音楽は素晴らしい。坂本龍一の音楽は一流だが演技は二流でしたね。たけしも同様だがまあ見れたもんじゃなかった。
外国人目線で作ったかのような妙な文化と人間関係。不自然だらけだった。
戦場?収容所のメリークリスマスじゃないの?
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-09-19 19:15:57)
110.内容の前にセリフが聞き取れなきゃどうしようもない。登場人物の背景やキャラクターがいまいち伝わらないから、それぞれの関係もよくわからない。特にヨノイとセリアズの関係は消化不良。
nojiさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-07-10 21:06:40)
109.先日BSでやってたので学生の時以来、20年ぶりぐらいに見ました。いやーいい映画ですね、こんなにいい映画だったのかってびっくりです。
でも何がいいのかうまく伝えられない、もう3日ぐらい見直してますが。映画の伝えるテーマはいろいろ言えるんですがどれも違う。反戦、友情、贖罪、後悔、文化の衝突、日本軍の非道とか、同性愛映画って見方もあるけど、言葉をあててしまうと、いやそれだけじゃないよなぁ外れてるよなぁ足りないよなぁって考えちゃいますね。なんというか大きいので一部に注目しちゃうと全体を見失う、とか。いやそれも違うな。何だろう…。とにかくとてもいい方向の感じを映画からまるまる受け取ってしまったので扱いきれないって感じです。
ただ最後に見たのは20代で確かにあの時もいい映画だと思った記憶があるんですが、なんというかやっぱり男の友情というあたりに目が行ってた気がするなぁ。たぶん見方が変わったのは自分が40代のおっさんになったせいで、それなりに生きてきて死ぬこともわかってきて感じるものも増えたからだとは思います。それから大島さんがこれを撮った時の年齢にも近くなったから、というのも感じます。大島さんが伝えたい、というより感じていることをそのまま柔らかく映画に詰め込んだものを受けられるようになってきたというところか。
それを何となく受け止めて受けきれなくてどうしようと思ったので、10年ぶりにこのサイトに来てみたら10年前の自分のIDが残ってたので、とりあえずコメント書いて消化整理しているところです。かすかな欠点は演技が下手なのは許すけど坂本龍一のメイクが濃すぎるところ。アップの度に吹いちゃうの。
たろささん [地上波(字幕)] 9点(2015-12-28 21:06:53)
108.日本人監督が撮ったとは思えないほど日本人キャラクターが薄っぺら。帝国軍人として一般に連想されるまんまの人物が出てきます。本作の4年後にスピルバーグが作った『太陽の帝国』の方が、まだ日本人キャラクターに奥行きがあり、ステレオタイプ化を避けようとする努力が見られました。しかも、切腹やら武士道精神やら、外国人が関心を示しそうな要素を前面に押し出していることもマイナスで、西洋文化と東洋文化の衝突というテーマを扱う割には、文化の比較方法が表層的で感心しません。だいたい、切腹なんて明治時代にはとっくに廃止されていて、以降は一部の高級士官がパフォーマンス的に切腹することは稀にあっても、軍隊内の処分として切腹を命じるなんてことはありませんでした。監督は象徴的な意味合いで切腹を出してきたのでしょうが、世界市場を意識した歴史もの映画なのだから、こういう大きなウソをつくことは好ましくありません。
また、録音が悪いため、セリフが聞き取りづらかった点もマイナス。日本人キャストのセリフすら分かったり分からなかったりの状態であり、カタコトの日本語を話すローレンス中佐(安倍晋三似)なんて、何を言ってるんだかほとんど聞き取れません。字幕スーパーがつく英語パートがオアシスに感じました。
評価できるのは意表を突くキャスティング。勝新太郎と監督が対立したからビートたけし、沢田研二のスケジュールが合わなかったから坂本龍一、ロバート・レッドフォードに断られたからデビッド・ボウイと、出演したのは当初意図されていたキャストではないのですが、プロの俳優に断られたから、ならば他ジャンルの巨人達を集めてきて主要キャラクターを演じさせるという思い切り。監督のこの判断は神がかっていたと思います。ビートたけしも坂本龍一も演技はうまくないのですが、それぞれの生きるジャンルではトップを走っているという、そのカリスマ性は映画にきちんと反映されています。各キャストの不得手を隠そうとするのではなく、のびのびとやらせて各々の強みを見せる。素晴らしい演出だったと思います。さらに、主要3人の不安定さを補うために配置されたローレンス中佐役のトム・コンティの縁の下の力持ちぶりも見所です。主要3人とは違って地味。一応はタイトルロールなのに見せ場も与えられずほとんど印象に残らないという損な役回りではあるものの、そのポジションを堅実に守りきっています。
ザ・チャンバラさん [DVD(邦画)] 5点(2015-07-29 17:59:52)
107. 最初見た時はあまりに難解だったため、頑張ってラストシーンまで見続けたものの、エンディングシーンが終わった瞬間、何も分からず終いで終わったことに閉口してしまった。
それだけだったら坂本龍一の音楽と、ロケの規模ぐらいしか評価出来ず3点だっただろう。

 あまりに分からず解説を探して読んだ (本当は原作を読むとより良いのだろうが)。
それから2回目を見た。初回は全く分からなかった状態から数段進み、理解の基盤が出来た気がした。結果、この物語は2組みの人間たちの物語が同時進行する映画なんだ分かった。

 今度はより詳しい解説を探して読んだ。それから3回目を見てようやく、理解が曖昧だった箇所にも理由が付けられるようになった。
なぜセリアズ(デビッド・ボウイ)はヨノイ(坂本龍一)にキスをしたのか。
なぜヨノイはセリアズを斬れなかったのか。
なぜ最後にハラ(ビートたけし)はローレンス(トム・コンティ)にクリスマスの祝福をしたのか。
ローレンスはハラに何を与えたのか。

 今度は最初とは全く違う意味で、エンディングシーンの後に閉口することになったのでした。

この映画は、後のシーンを見て初めて前のシーンの理屈が分かる構造が何箇所も仕込まれているため、私のように頭の回転に自信がないが絶対教養に憧れてこの映画をご覧になるような方は、最低3回は見ることをおすすめします。

その難解さに-1点ですが、実質私の中では満点級です。(やっぱり10点付けました)
よこやまゆうきさん [地上波(邦画)] 10点(2014-07-20 00:06:45)
106.微妙な空気が作品を支配していますが美しく、哀しく、そして狂気じみている。
戦争とそれに翻弄される人間を描いた、
戦闘シーンは一切無く風変わりな作品ですがこれも戦争映画の1つのカタチでしょうか。
美しく哀しいと言えば、坂本龍一氏のテーマ曲。
(「ラストエンペラー」でも感じましたが演技は・・・。だけど。)
映画を構成する他のどの要素よりも音楽が印象に残る作品です。
ラストのたけし演じるハラの心の内を音楽にすればこんな感じになるのでしょうか・・・。
奇抜なキャストですが、その中でも最も心に残るのはやっぱりたけしであり、作品の細部は忘れてしまっても、
テーマ曲と共にたけしのラストの「メリークリスマス、ミスターローレンス!」の台詞と本作最後の表情が強烈に印象に残ります。
とらやさん [DVD(邦画)] 6点(2014-06-05 23:35:40)
105.30年ぶりに見直したが、驚いたことに、その時と印象が変わらなかった。
年をとると同じ映画でも見方が変わるというが、これはどうしてだろう。

ひとつには、曖昧なシーンがなくいろいろな解釈を許さない、ある意味“わかりやすい”話だからかもしれない。
もうひとつは、80年代のど真ん中に作られたにもかかわらず、この映画がもし新作として発表されても何の違和感もない、つまり時代を感じさせない映画だからかもしれない。
映画のテーマ自体にはいろいろ議論があるかもしれないが、そういう意味でこの映画は名作と呼べると思う。

あ、ひとつだけ。坂本龍一がデビッド・ボウイにキスされて剣を振り上げるがぶっ倒れるシーンは、当時はポカーンとして見ていたが、今回はなぜか爆笑してしまった。あの坂本龍一の顔は素晴らしい。いやもうね、また思い出し笑いしましたよ。まいったね。
ととさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-03-12 18:21:03)
104.ここに登場する兵士たちは、みなヨソモノなんだ。侵略者と被侵略者という分かりやすい関係ではない。兵隊としてジャワに派遣されたものたち。カルチャーショックってのは、ヨソモノがほかの生活圏へ行って起こすのが普通だが、誰も土地に結びついた生活をしていない。日本側も英国側も、同じ無重力状態でカルチャーショックを起こす純粋実験をしているようなもの。自分の土地は遠くにある。朝鮮人兵の処刑のエピソード。日本式のハラキリで自決を迫られるということで二重に屈折した屈辱があり、そこで遠くの母国の言葉で「アイゴー」と叫ぶ悲痛さが増す。それに対してオランダ兵が自殺するのは、自分に親切にしてくれた彼に対する申し訳なさといった個人的な殉死のようなもの。それを日本兵は公的なものと見て礼を尽くそうとする。するとそれを英国側は個人に対する侮辱と取って引き上げようとする。ここらへんの二転三転する考え方のズレが面白く、それも自国の風土から離されているためにかえって「自国民の考え方に忠実であろうとする」純粋実験の場となってしまった結果なのかもしれない。そういった緊迫に満ちた映画で、そのゴツゴツとした手触りが大島ならではのものだった。一番美しいなと思ったシーンは、隊列を組んでほかの土地へ出ていく兵士たちのなかに、ロレンスがハラを探して、黙って見送るとこ。あとでの再会シーンよりもあそこでジーンとした。それと大島作品で重要な歌のシーン。俘虜たちはしばしば抗議をこめて歌い、想い出の中では弟が歌う。戦争と対照的な個人的・内省的なものとして歌があり、また団結の象徴としても歌がある。そしてテーマ曲、静かなガムランを思わせるメロディが土地の精霊のように、このヨソモノたちの間を埋めていくように・あるいは分離していくように、漂い流れていく。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-12 09:52:12)
103.これを観た時の衝撃。それこそ頭をハンマーで殴られたようだった。何もかも美しくて切なくて呆然とした。まだ柔らかかった心に(笑)ざっくり突き刺さった、数々のシーン。脱走兵がボウイと知って一瞬怯む坂本。剣を捨てるボウイ。埋められて首だけ出ているボウイ。音楽。ラストシーンに至ってはたけしすら美しい。安易な涙すら出なかった。この映画を観た後、憑かれたようにこの曲を練習し、D・ボウイを追い求める日々が続いた。気恥ずかしいですが、これほど身も心も持ってかれた映画は後にも先にもこれだけです。
tottokoさん [映画館(邦画)] 9点(2011-12-14 00:06:34)
102.内容が半分も理解できないので見終わったあとWikipediaでなんとなくわかった。国際派のごくごく限られた人か、もしくは作った監督にしか理解できないのではないか? 難解というよりこれでは誤解される。 映画なのだからもう少し万人向けに噛み砕いてほしかった。 心で見る映画。
Jane.Yさん [インターネット(字幕)] 6点(2009-07-12 08:54:46)
101.当時、YMOが好きだったというだけで観に行った。
内容は全然分かんなかった。
アベックピアノというサントラカセットみたいなのは、今でも持ってます。
幸志さん [映画館(字幕)] 3点(2009-07-09 21:28:07)
100.久々に見直してみた。なぜなんだかわからないが、こころに響く。演技もいけてないし、派手なドンパチもない。なのに、見てる最中面白くてたまらない。よくわからないがこのなんともいえない気持ちを、素直に点数に表す。
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 7点(2009-06-12 18:49:46)
99.騒がれていたのは、豪華キャスト、音楽、そしてテーマの1つに同性愛を盛込んだため?印象度は確かに高いのだが、結局何が言いたいのかよく解らなかった。反戦ものでもなさそうだし。公開の頃に大島監督のインタビューが雑誌に載ってて、何と言うか、自己解説というより自画自賛って感じだったのを思い出したが…戦争という普遍のテーマを扱いながら、わからん奴は頭が悪いと言わんばかりの小難しげな映画を作るって、何か好感が持てなかったなあ…。難解っぽい振りをして、かつ欧米から見た日本軍の印象を「利用」して、自分の好きな世界観を作っただけ、という意見を聞いたが、その辺が当たらずとも遠からずなのかも。教授も、あのメイクを含めてなんかいかにも作られたキャラになってたし、相手にもミュージシャンを配したあたり、えらく狙ってる感じだし。教授の音楽とたけしの存在感+ラストのセリフは印象的でした。
あっかっかさん [地上波(邦画)] 4点(2009-04-03 13:07:00)
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【点数情報】

Review人数 157人
平均点数 6.32点
010.64%
131.91%
242.55%
3106.37%
4138.28%
51912.10%
63119.75%
73119.75%
81610.19%
91710.83%
10127.64%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.08点 Review12人
2 ストーリー評価 6.29点 Review17人
3 鑑賞後の後味 7.64点 Review17人
4 音楽評価 8.65点 Review20人
5 感泣評価 7.16点 Review12人
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