18.さすがはイーストウッドの師匠と言われるシーゲル作品。よくできてる。どんでん返し的要素も含め、飽きさせない。 ツッコミどころはあるけれど最後まで楽しめました。 【シネマファン55号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-01-20 11:48:46) |
17.銀行強盗で始まった時は、間抜けなコメディの始まりかと思ったが、なんのなんの主役のチャーリーが沈着冷静にいい仕事をします。妻も相棒もバカなので早々にお陀仏になっちゃいますが、この男は合間をくぐって生き延びます。ラストのクルマVS飛行機はバカバカしいけど迫力あるし、良いです。ラストはちょっとビックリの展開で、後味も良し! 【SUPISUTA】さん [地上波(字幕)] 8点(2019-07-20 03:55:29) |
16.まったく予想外に傑作でした。追いつ追われつの頭脳プレーもいいが、特に最終盤、クルマと複葉機の小競り合いが秀逸。いわゆるカーアクションやスカイアクションを撮った映画はいろいろありますが、こういう〝異種格闘技〟は初めて見ました。それもカッコいいというより、まるで猫と鳥のじゃれ合いを見ているような感じ。 その直前、モリーが主人公の〝猿芝居〟にあっさり引っかかったり、主人公の準備があまりに周到だったりするのは「?」でしたが、ほぼ全編にわたってよく練られている印象です。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-12-28 02:53:22) |
15.よく出来ている映画。 ただし、中盤からちょっとダレる感はある。常に突破口を探して上手く逃れていく...そういうことで、この時代の分かりやすい作品。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-18 11:08:54) |
14.やることがどこかぬけてるけど、押さえるべきところはしっかりと押さえるユニークで愛着がある銀行強盗が魅力的でした。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-26 13:32:18) |
13.いや~ドンシーゲル作品っていいね。某レンタル屋企画で紹介されて観た映画だが、面白い!こんなに面白い作品が豊富にあった時代ってあるんだね。娯楽は進化されつくした、って感じていたが、まだまだ映画って進化できる方向があるような気がする。この作品では脚本の面白さかな?話が2転3転するところが、無理がなくて良い。ドンシーゲルが凄いのか?この時代はこういう脚本が進化していた時期なのか?そこは分からないが、新鮮だった。またウォルターマッソーのとぼけた演技も見どころだ。こんな俳優、今いる?この演技のためか、話が暗くならない。最近の映画はサスペンスだったら、暗い狭いって感じなのに、この作品はどこか明るい。それでも楽しめる。やはり閉塞感のない時代に創られていたからか、な~んかウキウキする話の展開だよね。余裕のあるヒーローっていいよね。そして彼は手がカッコいいんだよね。大きくて、節々のある手。ふふ、観終わったら、ちょっとマッソー風に気取っちゃうんだ。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-03 02:40:14) |
12.「ウォルター・マッソー=由利徹」説ってのが常に根強くある訳ですが(ホンマかいな)、本作の二枚目ぶりはなかなかのもの。見ようによってはピアース・ブロスナンあたりを彷彿とさせたり(ブロスナンよりは深みがある。ブロスナンの魅力はあの浅さにある)。まず冒頭、緊迫感あふれる銀行強盗シーン、そしてこれに続くド肝を抜くカーアクション。しかも奪った大金は、実はマフィアの隠し資金だったもんだから、さあ大変。逃亡を図る主人公と、迫りくる追手の姿を、長廻しなどを効果的に用いながら、練りに練ったカットで(とは言えおそらくは偶発的な事象も織り込みながら)描き、派手さと渋さを兼ね備えた見事なアクション映画となっています。妻を失いながらも冷静に事態を受け止め、策を練る主人公。仲間が死んでも「うまくいったぜ」と言うばかりの、頼りにならずむしろややアブナイ相棒。ただ事態を楽しんでいるだけのような刺客。彼らの持つ「温度差」が、本作の“駆動力”となっていて、オモシロイところでもあります。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-11-19 11:11:21) |
11.ケチな銀行強盗犯の逃亡を描いたアクション映画。 予想外にも大金を盗んでしまったことから・・・・・・という巻き込まれ型の流れがいい。 何と言っても主人公の親父キャラが魅力的。一見飄々としているくせに、やたら冷静、 なおかつ頭がキレるため、ともすれば地味なアクション映画になりそうな本作に 厚みを持たせてます。親父とマフィアたちの繰り広げる頭脳戦が妙な爽快感を与え、 中々面白い内容に仕上がっているかと。映像演出はテレビ映画といった雰囲気だけど、 お薦めの娯楽作品。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-10-25 14:09:49) |
10.面白かったです。ウォルター・マッソーのあらゆる知恵を屈した作戦と何とも不気味なジョン・ドン・ベイカー扮する殺し屋との手に汗握る攻防!意外にも飛行機を使った、一生一代の曲乗りによる見事な、正に突破口でした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-17 23:05:22) |
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9.他の方が既に書いているようにドライであっさりとしています。ですが、私はウォルター・マッソー演じるチャーリーの飄々とした身のこなしによって、周りの登場人物がなんだか滑稽にも見えて、笑えました。 あるスタイルの原典というのは、のちの人がそこに付け足して新たな「アレンジ」に変えていくもの。それが90年生まれの私から見て、本作が必要以上にシンプルに感じる原因かもしれないです。 それにしてもウォルター・マッソーの演技は巧い。 【kagrik】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-12-17 12:34:52) |
8.ドライな描写でリアルさが感じられました。ハードボイルドとの表現が当たっているかどうかは分かりませんが、知恵で勝負の男の美学を見せられたような気がします。 あー、ネタばれしないレビューって窮屈... 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-04-17 16:05:48) |
7.しばらくレビューが途絶えていて残念ですが、この作品は面白かったです。ドン・シーゲルの佳作ですね。おすすめ。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-05-08 01:33:19) |
6.マフィアのカネに手をつけたからにゃもう後戻りは出来ゃしません。女房の想いも無駄にしたら罰が当たるってもんです。このままわびしいトレーラー・ハウスで殺されてなるものか!肝の据わったおやじのグレイトな脱出劇。冒頭30分で中年女の一途さを見せつけたシェリー・ノースがいじらしいよぉ。・・・哀れロビンソンまたしても憤死・・・。 【モートルの玉】さん 8点(2003-10-08 01:36:40) |
5.組織の殺し屋で大男のジョー・ドン・ベイカーが、組織の金を取り返すため、甘いマスクで薄笑いを浮かべながら、容赦なく暴力を振るうのが、恐ろしくて、素晴らしかった。この強力な敵に対し、ウォルター・マッソーが知恵で対抗する。素晴らしいアクション映画だ。 【長春】さん 10点(2003-02-20 09:24:57) |
4.冒頭の銀行強盗シーンからいきなりの暴力描写。70年代犯罪アクション映画のおもしろさがつまっている。 【本間】さん 6点(2002-11-14 19:02:53) |
3.冒頭の銀行強盗シーン、撃たれる女房が妙にセクシー。美人でも、若くもないんだけど、本当に痛そうで。実際に銃で撃たれたらこんな感じなんでしょうねと、リアルです。 【田螺】さん 8点(2001-08-16 00:30:39) |
2.この映画の良さは低予算さをモロに出したところ。この〝逆の発想〟を活かしたドン・シーゲルの佳作で、どこか渇いたような雰囲気と共に見事に描いていく。まさに痛快さがウリの作品なのだが、ラスト直前で発覚させた「事件のからくり」はチョット反則かな............? 【チャーリー】さん 7点(2001-06-06 17:49:07) |
1.これ見よがしな演出を極力排した燻し銀のようなドン・シーゲル監督の旨みとコク。冒頭の静かな地方の町での銀行シーンから一転して著しい展開でサスペンスを盛り上げていき、ラストまで一気に見せきってしまう。これはまさにB級アクションの傑作だ。 【ドラえもん】さん 8点(2001-03-17 23:12:06) (良:1票) |