6.秘書ワレンチンの目を通して語られるトルストイ夫妻の愛憎劇。深い絆で結ばれているのに、互いの価値観を振りかざして折り合えない姿がもどかしい。激情の根底に愛情があるソフィアを演ずるヘレン・ミレンの名演に釘付けでした。 |
5.トルストイの妻は世界三大悪妻に数えられていますが、この映画ではどう見てもそこまでには見えませんでした。トルストイやソフィアの日記も残されているようなので色々と調べてみたくなりますが、どちらにしてもなかなか面白い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-28 17:52:32) |
4.2014.06/05 鑑賞。トルストイの名は小学生の時から知っているが作品は何度も挑戦も挫折。映画と解説でしか知らない。まして晩年の私生活なんて・・。巧なり、名を挙げ、裕福に、しかも愛する妻と、でも凡人でない人には違った悩みが・・。なんとなく侘しく寂しい。最後の人生を、明るい、楽しい未来?を感じさせる作品は作れないのだろうか?昔は遥か先のことだったが身近になってきた。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-01 12:14:51) |
3.ヘレン・ミレンとクリストファー・プラマーは安定した演技力なんだけど、制作側が逆にそれに寄りかかって、そこから何を引き出すかというところまで手が回ってないんだよなー。いろんなシーンを継ぎ接ぎのように最後までつないでいるだけで、この二人の何を表現したかったのかというところが見えていない。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-05-23 01:48:55) |
2.愛情の形や、政治的な思想の話題まで、思いもよらない映画の出来の良さに驚きました。出演者の演技がしっかりしていることと、ストーリーが簡潔で分かり易いことが、映画の良さに繋がっていると思いました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-10-04 16:34:57) |
1.第一号の方と同じでわたしもヘレン・ミレンの演技を見たかったので見ました。何が言いたいのが、いまいちわからなかったです。ものの本によれば、トルストイはソフィーと結婚してからどんどん創作意欲がわいたとのことで、彼女との結婚がなければ後世に名を残す文豪にはならなかったようなことまで書いてありましたが、奥さんとしては許せないような不倫をして名作「クロイツェル・ソナタ」を書いたりとか、トルストイの奥さんが彼にどのように創作意欲をもたらしていたのかについては一言では言い尽くせないものがあるようです。その奥さんとトルストイを教祖様のように尊敬する一群の人々との間にトルストイ死後の著作権帰属に関して問題があったのも事実だそうですが、わたしとしてはヘレン・ミレンの名演技を見てでさえ、「それがどうした・・・。」と言った感想しかありませんでした。どうせやるなら「クロイツェル・ソナタ」執筆前後のどろどろした人間劇を脚色・映画化したほうが面白みがあるのでは・・・ただし、ヘレン・ミレンでは年取りすぎているかもしれません。 【かわまり】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-09-25 11:19:09) |