2.J・リー・トンプソン(あるいは「狼よさらば」以降のマイケル・ウィナー)+ブロンソン=復讐
あまりにも分かりやすい、この顔ぶれの毎度おなじみの復讐モノです。
中南米を舞台に暗躍する、人体実験や拷問を繰り返し庶民を苦しめる狂気の医師。親友が拷問の末この狂気に医師に殺される。
その奥さんと娘を引き連れ、中米某国に潜入し復讐を果たすというお話。ツッコミどころはいくらでもある。
しかしブロンソンをこよなく愛する者にとっては、もはや脚本や演出などはどうでもいい。
日本流にいえば還暦をとうに過ぎたブロンソンがアクションを頑張っている。
髪に白いものが大分増えてきた寡黙なブロンソンがまだまだ強いところを見せてくれる。
ブロンソン好きにとってはもうそれだけで十分なのです。