聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―

[レンゴウカンタイシレイチョウカンヤマモトイソロクタイヘイヨウセンソウナナジュウネンメノシンジツ]
ISOROKU
2011年上映時間:140分
平均点:6.02 / 10(Review 42人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-12-23)
ドラマ戦争もの歴史もの伝記もの
新規登録(2011-12-03)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督成島出
半藤一利(監修)
キャスト役所広司(男優)山本五十六(聨合艦隊司令長官)
玉木宏(男優)真藤利一(東京日報記者)
柄本明(男優)米内光政(海軍大臣)
柳葉敏郎(男優)井上成美(海軍省軍務局長)
阿部寛(男優)山口多聞(第二航空戦隊司令官)
吉田栄作(男優)三宅義勇(聯合艦隊作戦参謀)
椎名桔平(男優)黒島亀人(聯合艦隊先任参謀)
益岡徹(男優)草野嗣郎(東京日報編集長)
袴田吉彦(男優)秋山裕作(東京日報記者)
五十嵐隼士(男優)牧野幸一(零戦パイロット)
佐々木勝彦(男優)
北条隆博(男優)
碓井将大(男優)佐伯隆
柳浩太郎(男優)
岸博之(男優)
坂東三津五郎(十代目)(男優)堀悌吉(元海軍中将)
原田美枝子(女優)山本禮子(五十六の妻)
瀬戸朝香(女優)谷口志津(小料理屋「志津」の女将)
田中麗奈(女優)神埼芳江(小料理屋「志津」の客・ダンサー)
中原丈雄(男優)南雲忠一(第一航空艦隊司令長官 兼 第一航空戦隊司令官)
中村育二(男優)宇垣纏(聯合艦隊参謀長)
伊武雅刀(男優)永野修身(軍令部総長)
宮本信子(女優)高橋嘉寿子(五十六の姉)
香川照之(男優)宗像景清(東京日報主幹)
橋爪淳(男優)
伊藤洋三郎(男優)
大方斐紗子(女優)
井上肇(男優)
脚本長谷川康夫
飯田健三郎
音楽岩代太郎
作詞小椋佳「眦(まなじり)」
主題歌小椋佳「眦(まなじり)」
撮影柴主高秀
製作平城隆司
東映(「山本五十六」製作委員会)
テレビ朝日(「山本五十六」製作委員会)
バンダイビジュアル(「山本五十六」製作委員会)
アサツー ディ・ケイ(「山本五十六」製作委員会)
木下グループ(「山本五十六」製作委員会)
東映ビデオ(「山本五十六」製作委員会)
配給東映
特撮佛田洋(特撮監督)
浅野秀二(VFXプロデューサー)
録音橋本文雄
照明長田達也
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1
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18.「誰よりも、開戦に反対した男がいた。」というわけで、開戦までは五十六さんの頑張りが伝わってきて映画的にもまずまずだったと思うんだけど、戦争が始まってからは遠いところで起きたことが報告され「そうか…」と言いながら将棋を打つおじさん、を見守る映画になってしまった。負け戦だからか、だんだん盛り下がっていくし、あまり構成がよろしくなかったかな。開戦に至る過程を丁寧にやって、その後はさらっと。こっちの方が正解だったような気が。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-02-07 22:33:50)
17.第三者が語る『真実』基づくとされる作品は苦手なんですが、太平洋戦争ものは興味があっていろいろ観ます、美談フィクションとして。山本五十六さんは人気のある軍人さんですが、当然賛否も分かれている方ですね。この映画では『賛』寄りでしたし、役所さんの演じる五十六さんは大変魅力的でした。でも映画として丁度いい尺にするには物語をブツ切りするしか無かったんでしょうね、残念。だいぶ語り足りてない気がしました。この頃の役所さんの演じる五十六さんなら大河ドラマにしてもいい尺くらいの面白みがありそうで勿体無い限り。物事は観る角度でどうにでも変わるから面白く作ったもん勝ちですよ。
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-28 19:25:06)
16.山本五十六については、色々な見解があるとは思いますが、こう言う戦争について考えることの出来る映画は大切。当時の世相をしっかり写し、今主流となっている、反戦!反戦!じゃないのも、良し。あと、最近の邦画は、やたら画質だけ綺麗でいらない所まで見え過ぎて、嫌だったけど、この映画は、適度に画質を落としており、CGも嘘くさくない程度になっており(あくまで邦画の中で)、好感が持てました。
はりねずみさん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-03 20:08:25)
15.シンプルで飽きずに観れた。軍人だね。
すたーちゃいるどさん [地上波(邦画)] 6点(2013-03-17 18:05:37)
14.テレビで観たのでスペシャルドラマの気持ちで観たが、最後までスペシャルドラマの気持ちのままだった。スペシャルドラマとしてはまずまずだとは思うが、映画としてはかなり物足りないと思う。テーマを伝えることはできたかもしれないが、せっかくの題材なのに全然迫力がなかった。せめて役者の演技がもっと良ければと思うのだが・・・
アキラさん [地上波(邦画)] 6点(2013-02-06 03:18:19)
13.映画っぽく仕上げてるわりに映画として面白くなかったです。
アフロさん [地上波(邦画)] 4点(2013-01-15 15:50:26)
12.重厚。役者の演技が非常にいいなあ。それだけで見る価値あった。
もんでんどんさん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-08 14:05:03)
11.第二次大戦前後の大衆心理や軍の様子などがわかりやすく描かれています。また戦闘シーンもなかなか良いと思います。
nojiさん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-07 22:48:46)
10.戦時中のマスコミもクソだったんだなとよく分かります。戦時中は戦争を煽り、戦後は徹底的に戦争批判する。あの掌返しは今も昔も変わらない。山本五十六さんは、尊敬する軍人の一人で、講和を有利に進める為にいかに働いてくれたか、よく描いてくれてたと思います。今後日本にはこういう軍人は現れないだろうな。そもそも日本には今軍人はいない。日本人なら観ておきたい戦争映画の1本だと思います。
Yoshiさん [DVD(邦画)] 6点(2012-12-16 00:29:45)
9.「山本五十六という人を、世間は持ち上げすぎではないかなあ?」と常々思っているんだけど、そのイメージを変えさせる話ではなかったなあ。
だって生粋の軍人さんですよ?政治家としては無力という意味で。
だから「太平洋戦争の早期講和」なんて絵空事が簡単に言える。
相手の主力基地(ハワイ真珠湾)と主力艦隊を叩いたら、相手の国力が疲弊しない限り、日本はそれ以上の報復を受けなきゃ講和なんてできっこない。
日露戦争の時とは相手の状況が違うってことはわかってると思うんだけど、わかってて「早期講和」っていう政治的超難問を「自分には関係ないこと」として発言するのは、どんなもんかと思いますよ。
で、この映画、「太平洋戦争70年目の真実」なんてサブタイトルにあるけど、別段目新しい真実は特になし。これまで知られているエピソードをまとめただけ。
あ、部下(南雲中将)が無能という話がちょっと面白かったけど、自分には「そういう問題じゃないだろ」としか思えなかったなあ。
当時のアメリカは「空母なんて、沈んだらまた作ればいいじゃん」くらいの感覚だったはずだし。
ただ、戦闘シーンや食事シーンが上手で、退屈せずに最後までは見られた。
まかださん [インターネット(字幕)] 6点(2012-08-18 08:11:15)
8. 山本五十六の物語は、昔からよく物語の中で語られてきた。非戦論者で、開戦に強く反対した人で、早期講和以外に太平洋戦争の望ましい終結はない、と主張した人格者だと。
 隣の国が、いたずらにナショナリズムを煽って、日本にちょっかいを出し始めてきて、かなり苛ついている今、こういう人の話をもう一度映画で観るのは、意味の有ることかもしれない。クールダウンである。
 旧海軍の司令長官の物語が、そういう役割を担い得るというのは、ある意味面白い事で、それだけ傑出した人物だったのかもな、なんて思う。
 欲を言うと、そういう人物であったけれども、また同時に、確かに軍人でもあったわけで、そこのトコロの整合、戦う軍人としての側面の同居具合なんかが、ちょっと見てみたかった。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 7点(2012-08-15 06:58:54)
7.長期間の戦争は軍隊だけではできない。世論の後押しが必要であり、それを煽るのはマスコミ。現代にも通じる図式。山本五十六の動向よりそちらの印象が強かった。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 7点(2012-08-12 22:54:40)
6.う~ん、何だろう..映画として、まったく、面白くない..退屈..主役は何なのか、何を伝えたかったのか..全てが、中途半端!..山本五十六を、前面に押し出している訳でもなく、史実を深く掘り下げている訳でもなく、特筆するエピソードがある訳でもなく..中盤から終盤にかけての展開は、飛び飛びのダイジェスト.. 山本五十六の 薄~い表面だけを サラっとなぞるだけの この映画..期待が大きかっただけに、ガッカリ..残念...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 4点(2012-07-27 13:01:43)
5.とても良い映画でした。あくまで人間、山本五十六にフォーカスを当てた作品で、戦争の惨状を無理に描いたり、泣かせよう魅せようとしていないのがよかったです。現代っ子には耳が痛くなる言葉の数々、堪えました。これがほんの数十年前の出来事だとは本当に信じられませんね。
Kの紅茶さん [映画館(邦画)] 6点(2012-01-22 18:16:50)
4.今年初めての映画鑑賞を終えて映画館を出た。映画館の屋上の駐車場から沈み始めたばかりの夕日が見え、その輝きの思わぬ美しさにしばし見入った。
様々な価値観はあろうが、僕自身のこの人生が、同じようにこの国に生きた数多くの生命の上に成り立っていることは疑いの無いことで、こうやって美しい夕日が見られるのも、彼らの生命のおかげだと思った。

伝記映画として、戦争映画として、この映画に目新しいドラマ性は殆どない。
逆に言うと、世間一般の知識が乏しい山本五十六という人物の人間性を真正面からきちんと描いている映画だと言えると思う。
実在の人物や歴史を描いた数多の映画と同様に、今作が総てにおいて真実を描いているとは思わない。
しかし、たとえ一側面であったとしても、山本五十六の人間ドラマは充分に感じることができたし、それに伴う歴史の無情さや愚かさも深く感じることができた。

太平洋戦争勃発時の司令長官として、戦中戦後に渡り山本五十六に対する世間の風評は大いに揺れ動いたように思う。時には過剰すぎる程に神格化され、時には諸悪の源として蔑まれていたことだろう。
実際にこの人物がどういった人間だったのかは、タイムマシンでもない限り知る由もない。が、少なくともこの映画を観た限りでは、そういった世間の盲目的で安定しない風評に反するかのように、自分の目で世情を見据え揺るぎない信念を持ち続けた人間だったのだなと素直に感じた。

混沌とする世界の中で、一国の重圧と期待と悲しみを一身に背負い生き抜いた一人の人間の姿を見ることができた。
同時に、戦争とそれに伴う悲しみは、“誰か”のせいで生まれるのではなく、その国全体の“愚かさ”によって生まれるのだとういことを思った。

役所広司の演技にも目新しさは決してないが、安定しており、何よりも“説得力”が備わっていた。
主演俳優の演技に呼応するように、作品全体に安定した説得力のある良い映画だったと思う。

「歴史」を描いている以上、あらゆる価値観から賛否は渦巻くのだろうけれど、少なくとも今現在この国で生きている自分は、より責任を持って今この時を生きていかなければならない。

そして、今この国に生きる人々の多くは、太平洋戦争から70年を経た今だからこそもっとこの戦争の事実を知らなければならない。

そういったことを何よりも強く感じた。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 8点(2012-01-08 22:51:01)(良:2票)
3. 気のせいでしょうか、色調がシーン毎にバラバラだった印象があります。
海牛大夫さん [映画館(邦画)] 5点(2011-12-30 13:25:42)
2.硬直した静の画面が多くならざるを得ない題材に対し、作り手は食事のアクションを以って画面に動感を呼び込もうとする。
鰯、西瓜、汁粉、水饅頭、カレイの煮つけ、干柿、干芋、茶漬け、ウイスキー。
それらを美味そうに食べる役所広司の表情が一種の人柄描写としても機能している。

あるいは、艦橋や作戦室との対比として演出されただろう新聞社のセットの活気と雑然感もいい。

短期間での度重なる首相交代、大本営発表に迎合するマスメディア、景気浮揚の為なら必要悪も歓迎する庶民、ラストの瓦礫の街のイメージなどは2011年の現代時評となっている。

しかしドラマは概して役者の表情演技に偏重しすぎであり、特に香川照之のエキセントリックな芝居などは噴飯ものだ。これにOKを出す監督とは何なのか。

そして山本=悲運の平和主義者的スタンスも、私人としての「人間性」に重点を置くスタイルも、過去の映画・ドラマで既出であり「70年目の真実」と呼ぶべき新鮮味は何も無い。
ヒトラーの著書を引き合いに、「大元をたどれ」という割には日中戦争無視も相変わらずであり、昭和戦争史としても山本の人物史としても肝心部分が不備だ。

新たな視点というなら、せめて海軍航空隊による上海その他への無差別爆撃くらいは言及したらどうなのか。
「(勝てない対米)開戦に反対」し、(勝てると誤算した)対中国戦争には積極的に加担する。

その両面を描かなければ山本の「合理的思考」なるものや人間性は正確には伝わらない。
山本=反戦・平和主義といった誤解を相も変わらず助長させていくこととなる。

清濁・正邪・賢愚を出来る限り多面的に取捨していかななければ、「人間描写」とはいえまい。愛人関係まで描いたテレビドラマ版よりも劣るとは、それでも映画か。

真珠湾の宣戦布告・ミッドウェイの換装問題に対する弁明的脚本も実にせこく嫌らしい。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 4点(2011-12-25 19:07:21)
1.う~ん。ちょっと期待しすぎたかなあ。
空戦シーンには臨場感があって、このクオリティで「大空のサムライ」をリメイクして欲しいと思うくらいだったけれど、肝心の内容が。。。

一言でいうと、歴史の教科書をそのまま映画化した感じ。

登場人物のキャラクターはステレオタイプで個性がないし、ストーリーラインも歴史上あった(とされる)出来事を順々に出していくだけ。しかもそれをセリフとナレーションで説明してしまっている。
CGや衣装などは安っぽくなく、凝っているのは分かるけど、なぜかカメラがほとんど動かないので、結局ただ退屈な場面の連続にしか見えない。
エンターテイメント的に面白いものを作ろうという意志がまるで感じられないのだ。

確かに山本五十六という人はある程度評価の定まっている人物あり、歴史上起こるイベントはむやみに動かすべきではないと思うけれど、だからと言ってそれを盾にドラマ部分をすっ飛ばして良いのかという話だ。
あまり詳しくない人にも分かりやすいように配慮したつもりかも知れないけれど、それならなおさら教科書をまるまる渡すような真似をしたらダメでしょう。

個人的には、海軍部内の強硬派との対立とか、陸軍の東條や辻政信とやり合うとか、息詰まる駆け引きを描いて欲しかったなあ。
applesodaさん [映画館(邦画)] 3点(2011-12-25 01:32:40)
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【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 6.02点
000.00%
100.00%
200.00%
337.14%
437.14%
5511.90%
61433.33%
71330.95%
849.52%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 4.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review7人
4 音楽評価 4.80点 Review5人
5 感泣評価 5.16点 Review6人
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