1.前作は、初めて愛娘と二人で映画館で映画を観た記念すべき体験だった。
そして今作は、高校時代からの友人とその娘と連れ立って、父娘二組で鑑賞。
これもまた記念すべき体験だったと思う。
一人での映画鑑賞は散々してきているが、こうやって子供向け映画を自分の子と共に観に行くと、普段は到底味わえない体験が出来て、親としても、映画ファンとしても嬉しいものだ。
前作は、全編通してプリキュアオールスターたちが歌って踊る展開だったので、それに合わせて映画館の座席の上で歌って踊る愛娘の姿が新鮮だった。
今作は、チケット購入時に子ども限定でライトスティックが配布され、劇中の各シーンにおいて子どもたちみんなでそれを振って、スクリーン上のプリキュアたちを応援しようという趣向だった。
愛娘たちは嬉しそうにライトスティックを振り、エンディングではやっぱり二人揃って歌って踊っていた。
ふと振り返ってみると、当然ながら後方席の子どもたちも一斉にライトスティックを振っていて、それが劇中のクライマックスシーンにも重なり、まんまと感動的だった。
エンディングロールが終わると、早くも次回作の予告が映し出された。
次回作はまた春のオールスタームービー。
もはや、「また愛娘を連れて行ってあげよう」というよりも、自分自身が「観たい」と思ってしまった。
連れて行くのではなく、連れて行ってもらおう。