1.『高慢と偏見とゾンビ』・・・なんてそそられるタイトルなんだろう。
『死霊の盆踊り』並みに絶妙である。
元ネタを知らないと面白さが理解できないとのことで『プライドと偏見』で予習してから観賞に挑んだ。
格調高さとB級感を両立させようとすると普通の映画になってしまって却って難しいなと。
18世紀当時を再現したセットもそれほど豪華絢爛に見えず、低予算ならではの妥協もあったのかもしれない、
真面目さを通り越してのギャグ(=シリアスな笑い)が不完全燃焼だった。
原作が8割方ジェーン・オースティンの原文とのことで、そこを熟知しないとかなり厳しいかと。
それを抜きにしてもアクションとしては普通に面白い。