62.なぜこんなに評価高いんだろう。。 あ〜可愛そうだな〜とか思う場面が 出てきたりしたけど、あまり刺さるものがなくて 火垂るの墓の方がえぐられるものがありました。 それに比べると、なんか他人事として見ちゃたのかな。 【afoijw】さん [DVD(邦画)] 6点(2023-03-16 19:46:31) |
61.片渕須直って人は才能が無いんじゃないでしょうか? 話に吸引力がなく「結局何が言いたいの?」と思うことがしばしば。 空襲が来たら逃げるべきなのに逃げないとかそういう仕掛けで観客の注意をひこうとする手法が多用されていて辟易しました。 戦時下の日常をユーモアを加えて描き、それが奪われる悲劇を印象づけるという構造かと思います。 悲劇のミスリードをほっこりしたオチで落とすという手法も繰り返されていてくどく感じました。 90分尺くらいが適正だったんじゃないでしょうか? 【承太郎】さん [インターネット(邦画)] 4点(2022-01-01 18:50:06) |
60.柔らかいタッチでどこにでもある家庭を描いているのですが、いつの間にか死というものが身近に迫っている。近親者の死でさえ、特別なことでなくなる。あくまで、市民目線からの戦争が表現されています。 【毒林檎】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-10 20:48:52) |
59.序盤からもの凄い情報量で頭がパンクしそうになった。私は広島弁も広島の地名もだいたいわかるが、そうでない人には訳のわからないところもあったのではないか。そして、ただ単に情報量が多いというのでは無く、なんでもないような日常のシーンで心の機微に触れる描写が多々あり、どうしてここで感動しているのか自分でうまく説明できないけれど、何故か涙が流れてしまうところも何度かあった。作品として評価が高いことはわかっていたので、身構えてというか、ちょっとハスに構えた感じで見始めたが、まあとにかく見事に心を奪われてしまって、参りましたという感じです。 【すらりん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-07-07 13:09:37) |
58.純朴な色使いがリアルな日常をよく表現している。 (原爆投下時でない)空爆の描写も、 悲惨な現実というよりは、淡々と現実を壊していく様子が心へズキンとうったえてくる。 平凡な幸せ、というのがこの令和の時代と比べると違う形なのかもしれないが、 どことなく、懸命に生きる姿がむしろ、現代の私にとって正に幸せを掴もうとしているように見える。 コトリンゴさんの曲は美しく、繊細で脆く響く。 誰が、どこが、一概に悪いと言っているのではなく、 人の感情が生まれて、合わさって、 そうして遠いところに生まれた形の無い悪が、 一瞬の閃光で生まれた場所を破壊する。 感情移入してポロポロと泣くでなく、 行き場のない感情が溢れて、泣いてしまった。 【元祖】さん [インターネット(邦画)] 10点(2019-12-16 23:48:20) |
57.終わり方は好きなんですが、退屈だなあと感じる時間がとにかく長かったんでこの点数です。 何だろう日常パートが淡々としすぎてるんですかね、 ミスリードで笑いをとる手法を多様してるところとかが気になって、物語に入っていけませんでした。 今年の年末に30分の追加シーンを加えた新作が公開とのことですが、 2時間のこの映画を観るだけで疲れてしまった自分には、「正気か」としか思えないです。 【勾玉】さん [映画館(邦画)] 5点(2019-11-01 17:53:49) |
56.一部カットされた放送だったらしいが、なかなか良い作品でした。 主人公ののーんびりした性格が、戦時中だけどファンタジックな雰囲気を醸したのでしょう。 でも実際に、空襲も続けば「飽きた」となるだろうし、 綺麗な風景を観ればひと息つきたくなるだろうし、 ご飯も有るもので美味しくいただきたいだろうし、 便所紙が足りなければ工夫もするだろう。 人間は環境に適応し、対応する能力がある。 戦争の現場というか、張り詰めた状態になるまでは、 街には微笑ましい場面場面がそりゃ有っただろうなぁ、と思い直しました。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2019-09-23 17:11:48) |
55.アニメとコメディーには8点以下しかつけないことにしているわたしがこの点数というのはつまり満点でもないので申し訳ないのですが、もっと強烈なものをリアルな映像や本で読んでしまい、いちいちそちらと対比してしまったのでこの点数です。暮らしの手帖社から出ている「戦争中の暮らしの記録」でこの本は暮らしの手帖社がある限り絶版にならないし同社がなくなったら他社が版権を引き継ぐべき書籍です。かいつまんで言えば、この映画作品の中で主人公のすずがしている食べ物の工夫が書かれた分量にして何倍も掲載されている上に衣料、美容など、暮らしの手帖社の雑誌「暮らしの手帖」に網羅されている生活の工夫が戦時中にはいかにしてなされていたかが詳細に描かれているのがこの書籍です。この映画作品の原作者もおそらくこの本を手にして漫画作品中にどれを取り込もうか考えあぐねたと思います。一般の人々からの投稿による同書は映画作品中のすずと同じく戦時中の人々の生きるための精一杯の努力が描かれているのと同時にB29による空襲によって必死で支えた生活があえなく瓦解するさまも描かれています。そして本作品ですが、舞台は原爆が投下された広島の隣に位置する造船の街、呉市ですが、1945年8月の初め、「広島の実家に帰ろうか。」というすずを観客は皆、声に出しても出さなくても止めることでしょう。ここまで強く生きてきたすずの命が決してここで終わってはいけないと誰もが思うのです。これから広島と長崎への原爆投下を経て終戦に至るすずの生活は決して100%幸せではありません。これはもう、強い人間には神は耐えられるだけの試練を与えるとしか言いようがありません。でも、終戦の日を迎える前に国の内外であえなく命を落とした人も大勢いることを忘れてはならないと思います。 【かわまり】さん [映画館(邦画)] 7点(2019-08-25 05:06:35) |
54.こうの史代さんのファンなので、原作は随分前に読んでいました。映画は原作にほぼ忠実に丁寧に描かれていて素晴らしい出来だったと思いますが、世間で大騒ぎされているほど衝撃を受けたりはしませんでした。ここまで騒ぎになっているのは原作があまり知られていないからでしょうか?過熱気味の評価にちょっとびっくりしています。原作のほうが映画よりも踏み込んだ内容だったので、内容に興味を持たれた方はぜひ原作を読んで欲しいと思います。 【クリロ】さん [映画館(邦画)] 8点(2019-08-24 14:30:53) |
53.体験はしていないが、知らなければいけない日本の過去。 リアルに描けばエグすぎて見ていられなくなったり、距離感がありすぎて別世界にしか思えなくなることもある。この映画はアニメであることや 主人公の性格も含め、ほんわかした部分が緩衝材になって エグい内容に対する免疫が弱い人でも おそらく見続けられるだろうという点が非常に良い。 免疫が強い人には 他にたくさん代替品があると考えると、この作品の意義は大きいと思う。 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-08-05 13:32:36) |
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52.映画終盤、空襲日誌で8月6日へのカウントダウン見せつつ「広島へ帰る」という展開がもう鬼。ただこの展開が演出じゃなくずっと変わらぬ時間の流れの中で展開し、8月6日もクライマックスではなく(ちょっと変わった出来事が起こった)1日の1つとして描かれている。戦局とすずらキャラクターの変化もその日々の積み重ねの上で変わっていく。そこがこの映画の良さである。 【Arufu】さん [インターネット(邦画)] 9点(2019-08-04 00:43:46) |
51.最近も吉村昭の「戦艦武蔵」を読んでたら、この巨大戦艦を建造するという計画が極秘中の極秘なもんで、造船所の方を見てたというだけで一般人が片っ端から連行されてしまった、みたいな話が出てきて、巨大戦艦建造という一大プロジェクトの前には、個々の人間の運命なんて芥子粒みたいなものなんですけれども(そしてその膨大なエネルギーが注がれたプロジェクトの、果敢無い顛末)。 で、本作でもやっぱり、主人公がうっかり港の絵を描いてしまったばかりにどえらく叱られる場面がありますけれども、本作から受ける印象って、真逆なんですよね。戦時下だろうが何だろうが、あくまで市井の人々が中心にいて、その一人であるにすぎない主人公の姿が描かれる。その喜怒哀楽こそが、重大事件な訳で。戦時下には戦時下の暮らしがあって、「たくましく生きている」と単純には言えない、つらさ、恐ろしさとも向き合わなければいけないんだけど、やっぱり生きている以上は、生活していくしかない。そのとめどなく続いていく日常、ってのは、やっぱりこれは「たくましさ」なんだよなあ、と。 でも、かけがえのないものを失う悲しさ。物語の前半に登場する「指さし」の仕草が、印象的で。 【鱗歌】さん [DVD(邦画)] 9点(2019-08-01 22:00:28) |
50.何と意外にあまり面白くなかった。とにかく一つ一つのシーンがぶつ切りで、しかもつなぎの脈絡もあまり考えられていないため、ただ時が過ぎているようにしか見えないのです。あえて戦争だ戦争だと強調しない描写をしたかった意図は分からなくもないですが、それならその中で主人公あるいは登場人物は何がしたかったのかというと、特に何も見当たりません。つまり、全体が一つのファンタジーのようにも見えてしまうのです。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 4点(2019-04-13 01:07:06) |
49.戦争に関する代表的な作品になるのは間違いない。 面白みがあるわけではないが、説明し難い感動がある。優しく生きたいと思わせる映画。 【simple】さん [インターネット(邦画)] 8点(2019-03-21 16:35:01) |
48.大げさに戦争を描写していないが、それでも純粋な主人公が苦悩する姿に心打たれた あの時代にも笑いあう場面がたくさんあって人の力強さを感じました 【Ren】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-11-29 14:49:05) |
47.笑いとほのぼのと恋愛と戦争、いろいろな要素が盛り込まれていてブレがちなんだけど、違和感なく話が進んでいく。すずさんと一緒に時代を生きているような不思議な感覚になる。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-10-15 09:34:09) |
46.DVDを返却するまでに3回も見返す事になりました。文句のつけようがない素晴らしい映画です。 【せなか】さん [DVD(邦画)] 10点(2018-09-29 14:51:10) (良:1票) |
45.なんかどこ見ても絶賛の嵐なんで批判しちゃいけないみたいな空気がネット全体に漂ってて恐縮なのですが、この気持ちは書き留めておきたいくらい強烈なものなのでご容赦の程。すずさんものんの声もすっっごく可愛くて和んで、このまま和み倒したいと思っていたのに、内容は終始辛くて辛くて観終わってからもその辛さから抜け出る事が出来ない。確かに戦争の辛さを我々は忘れてはいけないんだろうけど、そういった類の創作・ドキュメンタリーはこの国に住む以上いっっぱい見てきました。そして戦争はいけないんだよという事もいっっぱい学んできました。これからも学びます。だからこういう可愛い絵でフェイントかけてまで学ばせるのは勘弁して…戦争しませんから…お願い…そんなアニメでまでこれでもかよと戦争の現実とか反戦思想とかを押し付けられなきゃいけないの?もう可哀想で可哀想で…すまん、またすずさんに会いたいけどもう苦しむすずさんは見たくない。さすがにもう見れない。プラスマイナス半々で5点。 【にしきの】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-08-17 05:06:52) (良:1票) |
44.戦争映画はどうしても他人事のように思えて実感が湧かないことが多かったけど、この作品は丁寧に日常生活を描いているので、共感出来る部分が多かったように思う。 悲しい物語ではあるけど、すずさんのほんわかした性格のお陰で、悲しいだけじゃない何かがあるように感じました。 いい作品です。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 9点(2018-06-23 16:21:44) |
43.すずさんよ 嗚呼 すずさんよ まる子みたいな すずさんよ 今でもご健在とのことでなにより。 今でもカープの応援でマツダ球場まで通われてるんですってね。きっとあの球場のどこか片隅にいらっしゃるんですね。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2018-03-31 20:33:26) |