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クロール -凶暴領域-

[クロールキョウボウリョウイキ]
Crawl
2019年上映時間:87分
平均点:6.52 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-10-11)
アクションドラマホラーパニックもの動物もの
新規登録(2019-10-20)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2023-05-24)【Yuki2Invy】さん
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監督アレクサンドル・アジャ
キャストカヤ・スコデラーリオ(女優)ヘイリー
バリー・ペッパー(男優)デイブ
製作サム・ライミ
アレクサンドル・アジャ
あらすじ
ヘイリーは水泳部で挫折一歩手前の女子大生。折しも強大なハリケーンが接近する中、彼女はハリケーンの進路であるフロリダで独り暮らしをしている父親に連絡を取ろうとするが応答がない。警察の規制線を突破して実家に向かうヘイリー。しかし、そこには父親の姿はなく愛犬だけが取り残されていた。実は父親は、売りに出している以前家族で住んでいた空き家の方で、最悪な危機に瀕していたのだ。父娘と大自然の猛威との闘いが始まる。
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6.冒頭、「CRAWL」というタイトルがプールのシーンに被って示され、もしも何の予備知識も無い人が見たら、これはきっと水泳の映画なんだろう、と思い込み、しかし実はワニ映画でした、という仕掛け? いや、そこまで完全に予備知識の無い人はこの映画を見る確率は限りなくゼロに近そうな気が。
とは言え、ある意味これは水泳映画。主人公の泳ぎ、が見どころ。この点については確かに作品の魅力となっています。手に汗握るワニとの競泳。
そういやミスター・デンジャーことプロレスラー松永光弘もその昔、ワニ(ちっちゃいヤツ)と棺桶デスマッチをやってましたね。一応、かろうじて勝利、したはずですが。やっぱり誰しも、ワニと戦って勝つのが夢なんですねえ。
動物が襲ってくる映画と言うと、『ジョーズ』なんてのは、サメがいると思わせてからもなかなかサメを登場させない映画でした。一方、本作は、ハリケーンで洪水に見舞われた町で、主人公が何の前触れもなく突然ワニに襲われる。思わせぶりは抜きにして単刀直入、スピード勝負、テンポ重視。ただ、それが成功しているかというと、ちょっと疑問。
『鳥』という作品は、後半の鳥の襲撃に対し、前半はそこそこ前兆現象を見せつつも、割と普通のドラマを描いていて油断させ、そこで突然のギアチェンジを見せる、というちょっと意地悪な構成。しかし後半のパニックに対し、前半でのんびりした海辺の町を印象づけることには成功しています。
今回のワニ映画は、前兆すらなく唐突にワニを登場させてきますが、映画開始早々から町はハリケーンに見舞われていて、最初から異変の連続。テンポが良い反面、洪水に見舞われる前の平穏な町の姿が対比されないのは、ちょっと勿体なかったような気もします。
洪水パニック+ワニの襲撃、という合わせ技で、次から次に訪れる危機を描くことにひたすら徹しよう、という趣向。しかし、何パターンかのシチュエーションを準備しているとは言え、基本的に同じような状況が続いてしまうので、バタバタしてる割には盛り上がりに欠けます。「海底47m 古代マヤの死の迷宮」にも感じたような、ゲームの設定のような間延びした印象。
映画の中心人物たる父と娘だけは、ワニに噛まれてもあまりダメージを受けているようには見えず、もしかしたらそういうDNAなのかも知れませんが(?)、ヘンな安心感が漂ってしまう。この二人以外の登場人物たちはワニに対する耐性が無く(松永だってそうだ)、片っ端からヤラれてしまうので、イマイチ物語に貢献しません。これもまた、展開をシンプルにしてスピード重視、ってなことなのかも知れませんが、ちょっと寂しい。
とは言え、ワニの描写については、ホンモノっぽくって、なかなかよく出来ておりました。すでにこのこと自体、貴重な気がしないでもなく。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-07-16 07:59:56)
5.恋愛要素やポロリなど一切無い真面目なモンスターパニックもの。終始緊張感があり、窮地に陥ったヒロインがどうにかこうにか乗り切る姿は勇気を与えてくれる。
真尋さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-03-13 01:29:56)
4.えええ。
ワニって、あんなに機敏に動き回れるものなの?
オーストラリアのワニ園で見た、図体ばかりデカくて、ほぼジッとして動かないワニのイメージしかなかったのでビックリしました。

映画としては、予算もそれなりにかかってるし、ストーリー的にも父親と娘の間の関係が丁寧に描かれており、B級と一言で片付けるのはあんまりかな?
確かに都合の良い展開みたいなのも見られたけど、映画ですからね。
プラネットさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-03 22:33:14)
3.まず最初に言っておくと、“B級モンスターパニック映画”好きとしては、この映画は断然アリ。
流石は「ピラニア3D」を手掛けたフランス人監督アレクサンドル・アジャ、この手のジャンル映画の何たるかをよく理解した上で、とても丁寧な映画作りがなされている。

競泳選手の娘が、ワニと洪水の恐怖の渦を得意の“クロール”で泳ぎ切り、父娘の絆を取り戻す話。

と、この映画のプロットを文面にすると極めて「馬鹿」みたいだけれど、そういう馬鹿馬鹿しさを、大真面目にパニック映画として映し出すことこそが、“B級映画”としての醍醐味だろうと思う。
馬鹿らしいプロット、馬鹿らしいストーリー展開だと感じつつも、主人公の心情や、恐怖に至るまでのプロセスがきちんと描かれているからこそ、彼女が突如として巻き込まれる悪夢のような状況にすんなりと入りむことができる。

また、極めてミニマムな映画的題材や素材を最大化し、エンターテイメント性溢れる「恐怖」を紡ぎだしていることも巧みだった。

まず「ワニ」という題材が相当地味だ。それも、馬鹿な科学者が遺伝子操作で狂暴化させたモンスターワニなどではなく、近所の“ワニ園”にいる極々フツーのワニが襲ってくるという設定が、地味すぎて逆にチャレンジングだった。

恐怖の対象となるワニの地味さを、舞台設定を主人公家族がかつて住んでいた家に限定することでカバーすると共に、フレッシュな恐怖心や緊迫感を創出することに成功している。
更には大部分の展開を、湿地の性質も加味されたジメジメと不潔で不快極まりない地下スペースに絞り込むことで、主人公たちが味わうストレスとパニックを何倍にも増幅させている。

そして、舞台となるかつての“マイホーム”は、主人公の娘と父親が抱える“喪失”とも巧みにリンクし、そこからの脱却が、父娘のドラマをエモーショナルに盛り上げる。

襲い来るワニの精巧なビジュアルや、しっかりと迫力をもって映し出される暴風雨や洪水の災害描写を見る限り、それなりに巨額の製作費が当てられていることは見て取れる。
もっと分かりやすく仰々しい舞台設定を構築することも恐らくできたのであろうが、それをせず、あくまでも“マイホーム(家族)”の映画に仕上げたことこそが、今作の最大の狙いだったのだろう。

そういう明確な“チャレンジ”に溢れた作品だからこそ、ベタベタな王道展開にも素直にグッと親指を立てたくなる。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-11-23 23:50:08)(良:2票)
2.主人公の女子大生がたくましいだけでなく時にはチャーミングで応援したくなりました。お父さん役のバリー・ペッパーはこんな役しか仕事がないの?という感じ。ワニは迫力ありました。ストーリーはB級モンスター映画としては良いのではないでしょうか。それなりにおもしろかったです。
みるちゃんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2019-11-13 23:05:23)
1.しかし、アメリカのハリケーンは規模が大きいしあんなのが来たらヤバいね。しかも、ハリケーンだけでも大変なのにそこにワニが加わるってんだからパニック感が倍増である。
とにかく、見せ場の連続だし、B級ながら予算が豊富なのか、ちゃんとワニもリアルで怖くて良かった。
ただ、展開的には王道過ぎて先が読めるのがちょっと残念かな。
主人公がいくらワニに噛まれても平気なのはお約束ですね(笑)
ヴレアさん [映画館(字幕)] 6点(2019-10-21 22:34:37)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.52点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5520.00%
6624.00%
71040.00%
8416.00%
900.00%
1000.00%

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