ミッドナイト・スカイのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ミッドナイト・スカイ

[ミッドナイトスカイ]
THE MIDNIGHT SKY
2020年上映時間:118分
平均点:5.43 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-12-11)
ドラマSFアドベンチャー小説の映画化配信もの
新規登録(2020-12-31)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2022-09-26)【イニシャルK】さん
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監督ジョージ・クルーニー
キャストジョージ・クルーニー(男優)オーガスティン
フェリシティ・ジョーンズ〔女優・1983年生〕(女優)サリー
カイル・チャンドラー(男優)
デヴィッド・オイェロウォ(男優)
デミアン・ビチル(男優)
小山力也(日本語吹き替え版)
楠大典(日本語吹き替え版)
音楽アレクサンドル・デスプラ
製作ジョージ・クルーニー
製作総指揮バーバラ・A・ホール
配給ネットフリックス
編集スティーヴン・ミリオン
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3.希望と絶望、光と闇の対比が美しく、まばゆく描かれていました。「ゼログラビティ」と違った宇宙の楽しみ方がありました。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-01-24 15:21:13)
2.終始退屈で単調な映画。金が掛かっているだけあり、大作感も宇宙船のディテールも期待は裏切らない。内省的で余命わずかの科学者の心の旅を描いたのは分かるが、並行的に描かれる宇宙船のクルーのパートも十分に比重を占めており、どちらも均等に描こうとして却って中途半端になってしまった印象。映画としては分かりやすい部類だが、2時間で描くほどの濃密さがないので、世界の終末に想いに馳せることもままならない。少女の正体も何となく分かってしまうし、「言いたいことはそれだけか?」で終わってしまった。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 3点(2021-01-23 10:49:16)
1.世界の終末。放射能汚染によって住むことができなくなった地球を残して、人類は宇宙へと逃げ出す。
だが、人類が生き残るための道筋を誰よりも早く見出していた科学者は、一人北極の観測所に居残る。
彼が自らの命をとしてその選択をした理由が、淡々と、そして情感的に描き出される。

「メッセージ」や「インターステラー」など、壮大なSFの上で綴られる普遍的な人間ドラマが大好物な者としては、とても好ましく興味深い映画だった。
人類が滅亡の危機に瀕している具体的な理由などの細かい状況説明を意図的に廃して、ジョージ・クルーニー演じる主人公の残された時間と、それと並行して展開する帰還船の描写に焦点を絞って映し出されることで、より一層登場人物たちの「孤独」と「絶望」が浮き彫りになっていくようだった。

そう、この映画が表現しようとすることは、まさにそういった人間の孤独感と絶望感、そして悔恨だった。

恐らくは核戦争によって地球を捨てざるを得なくなってしまった人間全体の愚かさ。
宇宙への望みを追い求めるあまり、結果的に愛すべき人を捨てることになってしまった一人の男の哀しさ。
人間という生物全体の後悔と、その中の一個体の後悔が入り交じり、この映画全体を覆っている。
それは、決して遠くない未来の現実の有様のようにも見え、鑑賞中とても安閑とはしていられなかった。

地球全体を覆い尽くすような99%の絶望。そんな中で、ただ一つの“光”が描き出される。

ただ一人残ったはずの主人公の前に突如現れた“少女”は、彼にとって、悔恨と希望そのものであり、同時に、人類が存続するために与えられた最後の奇跡だったのだと思う。



ジョージ・クルーニー自身が監督も担った作品だけあって、登場人物の感情を主軸にした極めて内面的な映画に仕上がっている。
前述の通り、ストーリーテリングの上で論理的な説明が無い分、話自体のシンプルさのわりに分かりにくい映画になっていることは否めない。
難解という程ではないけれど、これほど主人公の内情に焦点を当てるのであれば、ジョージ・クルーニーは俳優業に専念すべきだったのではないかとは思う。
彼の豊富な監督実績を否定はしないし、今作においてもそつない仕事ぶりを見せてくれてはいるが、監督か俳優どちらかに専念したほうが、もっと深い映画表現にたどり着いたのではないかと思えた。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-01-02 00:26:34)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.43点
000.00%
100.00%
2114.29%
3114.29%
400.00%
500.00%
6342.86%
7114.29%
8114.29%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2020年 93回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2020年 78回
作曲賞アレクサンドル・デスプラ候補(ノミネート) 

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