1.現金輸送車襲撃強奪から若い女性を人質にとっての逃走、途中乗り換えた車には病気の子供を病院に連れて行く父親が。
そこから延々続く逃避行車中劇。博士、ナイフ、32、共に特筆ものの胸糞犯人、人質女性の恥辱に塗れた悲惨さ、唯一まともな父親の冷静さ、子供は息絶えないのか。道中出会う人々に局面打開を願う手に汗握る展開でした。
残り3分余りの怒濤の結末に心底仰天でありました。「そういうことかぁ、そういえば・・・・ヘンだったよなぁ・・・」
警察が途中からフェードアウトしてしまったのが惜しかったかな(-0.1点)
鑑賞後に知った諸般の事情で製作から25年経って日の目を見た作品だそうで。
これぞ掘出物傑作。
こういう出会いがあるから映画鑑賞は止められません。