124.ゲイやエイズ、差別や偏見との戦いを見事に描き切った。 【TERU】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-08-03 20:56:18) |
123.命の灯火が徐々に消えゆく体型に仕上げたトム・ハンクスは賞賛に値するものの(+4点)アンドリューから魅力は何も感じられず、ミラー弁護士も然り。エイズ、ゲイへの偏見はダメよという分かりきったテーマを工夫もなく見せられて、生暖かい裁判風景と相まって冷めたままでお開きとなりました。念願叶っての鑑賞だっただけに残念さもひとしおです。 |
122.良い映画ではあります。 が、肝心の裁判シーンは意外と淡々と進むのがもったいない。 もっと劇的・感動的な訴訟劇だったら面白いと思うんだけどなぁ。 すべてを受け入れてくれる家族の優しさには心動かされました。 同性愛「差別」には理解できるけど、同性愛「問題」には個人的に共感しづらい。 今も昔も何年たっても、この問題はなかなか変わらないよね。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-05-13 18:19:51) |
121.トムハンクスはやはりうまいなーと唸ってしまった。その他、ご両親役の人やデンゼルワシントンは言わずもがなとして、子犬ような濡れた目のアントニオが本当に素晴らしかった。映画として、おもしろいおもしろくないの判断がとても難しいけれど、良き映画だと思った。 【小星】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-27 21:23:47) |
120.始まりと終わりの静かに音楽が流れる風景・映像が秀逸。それだけで大作感が漂う映画。 本編は想定を大きく外れることはなく、ある意味安心な、それでも多少物足りない印象も残る。 時代においては重要な作品だと思う。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-25 22:04:57) |
119.社会派映画の第一人者・デンゼルワシントンさんの今回の舞台はフィラデルフィア。タイトル、そして随所に散りばめられたこの街の姿こそが自由の象徴でありテーマとなっている。法廷闘争モノではあるが、ベケットとミゲールの絆の強さもまた見逃せない。登場人物のみならず、この映画の表現そのものが偏見への挑戦なのである。いやぁそれにしてもデンゼルワシントン他名優揃いだね。アントニオバンデラスなんか本当に同性愛者に見えてきちゃうし、トムハンクスのやつれっぷりに大丈夫なのかと心配になる。そして最も強く感じられたのは、当時のエイズに対する知識の希薄さ。現在ほど良く分かっていなかったとはいえ、やはり同性愛=エイズというズレた認識による差別が横行していた時代だったのでしょう。教科書として見ておいていい映画だと思う。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-06-26 05:37:58) |
118.面白いというか、エイズやホモセクシャルについて考えさせられる深い話。トム・ハンクスの演技は秀逸の一言である。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-05-15 19:20:07) |
117.周りに同様の発症患者がいて同じように差別せずに接することができるかというと正直自信が無い。エイズという重い題材をもって深く考えさせる映画だ。考えさせると言うよりは、アメリカ国民に問題を突きつけているといった方がいいのだろう。そこにこの映画の舞台であるフィラデルフィアが古き良き時代のアメリカの象徴として登場する意味があるのだろう。エイズに起因する感染症で主人公がみるみるやつれていくのだが、冷たい世間とは対照的に暖かい友人家族が周りにいてくれる状況が観るものの心を和ませてくれる。好み30/50、演出12/15、脚本9/15、演技8/10、技術5/10、合計64/100→6/10点 |
116.エイズで世間がわいていた頃の作品。確かに当時、エイズは恐ろしい病気で、おちおちHもできないという風習になっていましたね。逆に、こんな、大変な病気なのに、あのマジックジョンソンはなんで死なないんだ?なんて、不思議に思った物です。現代医学では、HIVにかかったとしても、薬を飲み続ければ寿命まで生き延びられる病気と、医学の進歩のおかげでなりましたが、当時はもうほんと、末期がんと同等で、しかもホモがかかる病気という印象でした。そんな時代背景をふまえて鑑賞すると、面白いかと思います。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-06-17 15:29:35) |
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114.法廷ものでしたがゲイだけに全く感情移入ができませんでした。 |
113.2点不満が。 1つ目は、エイズが治らなかった(発症を遅らせることができなかった)時代の話ということで、現代との乖離が感じられるところ。 2つ目は、アメリカの映画全般に言えることだが、黒人を描く際の欺瞞が気になった。 普段の映画では申し訳程度にしか出てこないのに(一定の年代より以前は、作品に登場すらさせてもらえない)黒人の存在を主要なテーマにおいた作品では、至る所に黒人が登場する。黒人が申し訳程度にしか出てこない作品と、黒人を主要な位置に置く作品では、作り手側の黒人に対する意識の違いもあるのかもしれないが、アメリカ全体として見るとそれはすごく歪であり、欺瞞である。 この、「普段は脇に追いやられているが、力がある側の都合で前面に押し出された場合には、不自然なほど登用される」というのは、アメリカにおける黒人だけではなく日本における女性の扱いにも共通する。この力がある側とは、言うまでもなく白人・日本人男性である。 力がある側はその社会において不自由していないので、ごく少数の人しか、不当な扱いを受けている側のことを考えないが、白人にしろ日本人男性にしろ、ここには挙げていないが不当な扱いを受ける者の傍で不自由していないが故に目をつぶっているような大勢の人たちが、少しでも自分が生きる社会の「弱者」について考えてくれれば、と思う。(自戒の念も込めて) |
112.トム・ハンクスの演技が凄すぎて、ただただ胸が痛い。こういう話は、なんかもうぐうの音が出ないほど「ごもっとも」なので特に感想もわかない。バンデラスが立派に(?)ゲイに見える!大した役者魂だ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-09 00:33:28) |
111.当時としてはエイズの話題はそれなりにとおもいますが今となっては少し設定としは古い感じですね。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-11-25 23:37:26) |
110.差別と偏見がテーマのヒューマンドラマ。 弁護士役のトム・ハンクスとデンゼル・ワシントンが安定した演技を見せ、 終始落ち着いて鑑賞できたものの、ストーリーはもう序盤から誰もが予想できる流れ。 予定調和をこなすようにお話が進み、かなり優等生的な作りの作品だった。 取り立ててシナリオの粗はない代わりに、その分インパクトに欠ける部分はあるのかなと。 二人の役者さんはもちろん、内容もいい映画の部類に入ることは間違いないんだけど・・・。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-26 09:15:45) |
109.裁判が始まるまでの前半のほうが、面白味があった。ポイントになる部分をわざととばして、奇妙なリズムを作っていた。説明部分を思い切ってカットする。病気を告げられるとことか、解雇を言い渡されるとことか。今まで被差別者としてのみ登場を強いられてきた黒人が、偏見を持って登場できるまでになったのは喜ばしい。彼の偏見が消えていく過程が図書館のエピソードだけってのは少し弱いが、でもあのシーンはいい。バスケット場での召喚状渡しの場の不思議なキレのよさ。ふしだらな生活が病気を招いた、自業自得ではないか、という論理に、偏見・差別が集約されていく。輸血での感染は気の毒、という選別が起こっている。ただ裁判劇としては評決への盛り上げに欠けていた。ポイントがずれないように、あえてそうしたのかも知れないけど。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-23 09:49:54) |
108.撮影時よりも格段にエイズに対する理解は進んでいると思うので、設定は少し古臭く感じます。アントニア・バンデラスが地味に脇役で出演していましたが、ホンモノのゲイに見えたりして。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-10-17 09:57:24) |
107.「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ監督ではないですか。トム・ハンクスの熱演は素晴らしいです。偏見は本当に恐ろしいものです。しかし「アカデミー作品賞を取っていない主演賞受賞作品は名作ならず」の法則で、まじめな良い作品だけれど、心に残るものというか、全体の印象がちょっと希薄なのが残念です。 【ジャッカルの目】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-08-14 09:14:24) |
106.再見です。もう少しメリハリの利いた内容かと記憶していたけど、案外そうでもありませんね。法廷のシーンがあまり見ごたえなかったのが残念。 【noji】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-08-03 23:18:32) |
105.トム・ハンクスの痩せっぷりが凄い、ゲイとエイズの偏見について描いた法廷ドラマ。 テーマやメッセージはヒシヒシと伝わってくるし、おしつけがましさもなく、素直に見れるのでこの映画の意義は充分に果たされていると思います。ただ、そこらへんをさっぴいて映画単品としてみると、魅力が今一歩薄いかな、と思いました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-09 11:20:20) |