1.実際に起きた人身売買の事件を描いたということで、
大体の内容は予想できるが、それでもまさに映画のような話だった。
子どもたちの演技は素晴らしく、テンポよく話は進むし、
劇中の南米音楽が情緒を演出していた。
ただ終始重い空気で、残虐なシーンこそないものの、
事実だと思う度に辛く悲しい気持ちになるのは否めない。
今回話題になってるエンドロールでのQRコードは、
映画を広めるための新しい発想でよかった。
この映画の事件だけでなく、
アメリカの年間80万人という行方不明児童。
世界中では年間何百万人という行方不明者が出て、
日本でも毎年8万人近くが行方不明になっている。
(日本ではそのうち80%が後に発見されるらしい)
その多くは人身売買の被害にあっているとされている。
エ◯スタ◯ン島、Diddyの逮捕や、
そして、バ◯◯ン政権は移民の人身売買ビジネスに加担していて、
そのために不法移民を野放しにしているとも言われている。
この映画は実は、
「ペド(小児性愛者)は当たり前なことだと広めるため」
「子どもにマイクロチップを埋めるため」
というネットでの噂もあるが、真実はわからない。
しかし人身売買は先ほど述べた通り陰謀論ではなく事実。
この事実を映画化してくれたキャスト・スタッフの皆さんへの感謝。
そして、映画の評価はもちろん、
この現実に気づく人が増えればと言う思いで10点にした。