7.ネアンデルタール時代と原始文明時代の間のどこか、その猿と人との間での信仰・家屋・道具・化粧などを描いていく。芯に火を求めての冒険の旅を置いてあるのもストーリーとしての安定感、ユーモアも適度に散らばっている。しかし言葉がないことが、映画として枠に感じられてしまうんだなあ。言葉のない自由さよりも、不自由さを感じてしまう場面のほうが多い。せっかくのユニークな目の付けどころがあんまり生きてこない。つまり隠された言葉の台本がまずあって、それにジェスチャーを振り付けていったというような。まあこれは難しいことかも知れないけど、もっとまったく新しいものを期待してしまっていたので、ちょっとがっかりした。悪役が悪役らしい表情をしていることなんかにも、言葉の下地が透けて見えている気がする。音楽がやたら荘重な後に滑稽シーンが続いたりして、映画としてのリズムへの気配りも足りない。進化の進んでいる村は、どことなくパゾリーニの世界を思い出させて懐かしかった。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-01-03 11:54:04) |
6.全身毛むくじゃらで猿のまんまの種族やら、片や顔の辺りにはもう毛が無く小ざっぱりしてきた感のあるどちらかというと人間に近くなってきている種族やら、片や既にもう頭以外に毛がなく全身つるんつるんになってしまって映像的にはモザイクが必要になってしまっている種族やら、いろんな身なりの、いろんな進化過程の種族がいくつか出て来たんですが、そしてそのいろんな種族の人種が火種を求めて奪い合って。 ってな至ってシンプルな展開なんですが、その過程の中で見れる事の出来るいろんな祖先様の立ち振る舞いやらその突飛な行動やらが、そして忘れてならないあのバックの取り合いこそが、あの原始的な立ち振る舞いがあったからこそ後に私たちが生まれてきたのですな なんて思ってもみるとなんだか不思議な気分になってしまったのでした・・・^^; と、そんなわけで、更に考え込んでみますと、さてとはたして自分はどんな体位のもとに受精されて生まれて来たのだろう・・ΨΦб〆 まさかあんなバックの取り合いの末になんて事だったなら嫌だな。だったら俺も猿原人の子供みたいでなんかヤだな~ なんてまた不気味で滅な気分にもさせられたりなんかもしちゃったでした・・・^^; 【3737】さん [地上波(字幕)] 8点(2006-09-17 21:05:33) |
5.子供の頃、劇場で観てさっぱりワケわかりませんでした(笑)しかし、ロン・パールマンはメイクなしでもいいのでは(笑) 【★ピカリン★】さん 3点(2004-06-21 21:16:32) |
4.ずいぶんぼかしが多かったなぁ。さすが野生児たちだ。言語がいつ頃できたのかは微妙なところですね。 【あろえりーな】さん 4点(2003-09-26 21:55:13) |
3.ネアンデルタール人だか何だか、人類の出来損ないみたいなやつのメーキャップがトホホで泣けます。が、セリフ無しでドラマを引っ張る手腕にはやっぱり脱帽。後の『コマンドー』でお馴染み、レイ・ドーン・チョンが体当たりの演技をしています。 【鱗歌】さん 7点(2003-08-11 01:02:34) |
2.最後の方で、バックから正常位でにかえて交尾するところに、サルからヒトへの進化をかいま見ることができる(気がする)。マンモスやサーベルタイガーの特殊メイクも斬新で、子供の頃大好きだった映画。 【カーター・ワン】さん 8点(2003-06-15 22:44:53) (良:1票) |
1.ん? 因みに監督はあのジャン・ ジャック・アノーだったんですね。個人的には「天地創造」みたいなのを期待してたんですが・・・・・ 【イマジン】さん 6点(2002-03-29 22:51:36) |