12.カネと会社の勢いにモノを言わせ、有名どころをかき集めてとことん内輪でふざけまくって作りましたという感じ。制作の現場は盛り上がったかもしれませんが、見ているこっちはドン引きするばかり。大林監督の作品をすべて見ているわけではありませんが、若かりしころとはいえ、この作品はかなり汚点の部類に入るではないかという気がします。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2024-11-17 23:04:27) |
11.古谷金田一の映画版とは貴重な・・・と思って見始めたのですが、パロディにも何にもなっていない。ネタにすらなっていない自己満足カットがちょいちょい挟まれているだけです。そもそもパロディとは、元ネタを理解した上で昇華しないと成立しないので、敬意も何もない上澄みパクリだけやっていても、意味がないのですよ。むしろこの作品は、制作者が「これも入れたら面白いんじゃね?」みたいにワイワイやっている光景だけが見えて、ただ寒々しく、痛々しいだけ。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2024-10-27 02:30:47) |
10.子供の頃、テレビでやってたのを目にした記憶があって、ところどころのシーンも何となく記憶があったのだけれど(生首の場面とか、悪魔の手毬唄のパロディとか)、全般的には殆ど憶えてない・・・というより、多分、意味がワカランかったんだろうな。 今見ても充分に、ワカラン。意味が、というより、意図が。トホホ。 いくらなんでもフザケ過ぎで、ちゃんと横溝センセイに許可取って映画作ってるんだろうか、と心配してたら、ご本人が登場して、一安心。と思ったら、やっぱりご立腹なのでした、というオチがつく。 ついでに高木彬光まで登場し、意外に演技が上手いもんでさらにビックリ。その他、カメオ出演の数々。これが、芸能界最強説を噂された、角川春樹のチカラ、というヤツでしょうか。 自由気まま、自由奔放、まさにデタラメ。この自由さは、まあ、大したもんです。が、ここまでくると、ついて行けん。でも、金田一さんが陸橋から転落しても平然と起き上がって下駄ローラースケートを続けるシーン(だけ)は、ナンセンスさ溢れる名シーンだと思います。サイレント映画のドタバタの味わい。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-02-28 23:01:33) |
9.く…くだらない…。 キャストや監督はすっごいんだけど… 【JF】さん [DVD(邦画)] 3点(2015-06-18 08:41:17) |
8.まったくだめというわけではない。ところどころ吹き出してしまった。でも、2時間は長すぎてしんどいのも間違いない。こんなん劇場で観るか? |
7.古谷一行の金田一耕助シリーズの映画版と思って映画館に入ったが、とんでもないパロディだった。大手メーカーのCMも出てきてこんなのありかと思った。 大林監督ということで、少し違う金田一だろうとは思っていたが、まさかここまでとは・・・。好みの問題かもしれないが、ふざけすぎで私は好きではない。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 3点(2011-09-28 14:26:14) |
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6.脚本・音楽・時事ネタ・パロディが見事なまでに劣化しており、寒いを通り越して痛い。痛いというか、その理不尽なまでの面白くなさが、怖い。 本来なら「マイナス10点」位の評価に付したいのだが、このサイトの便宜上「0点」にせざるを得ない。非常に歯痒い。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 0点(2009-12-11 06:00:38) |
5.借りたテープが古すぎて映像が途切れる途切れるw 内容も残念ながらほとんどついて行けませんでした。 でも明るい金田一さんと田中さんのコンビが良かったのでこの点。 【ひろほりとも】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2008-02-19 10:05:44) |
4.これ、出演者が何かもうスゴイことになってますな。大物スターは勿論、草野大悟や梅津栄・小島三児等、個人的脇役スター達、また俳優以外の友情出演まで『超超オールスター』映画!この豪華さだけで10点にしたいくらい。パロディはこの映画の製作年前後を知っている人以外にはキツイだろうなぁ。でもこの映画、観るべきものは全編にわたる古谷金田一と田中邦衛演じる等々力警部の絡み(田中邦衛絶品!)・ラスト金田一の独白からある余韻を残す結末である。いずれにしても映画としては、小説版金田一、古谷版金田一に馴染みのある人にでないと薦めることはできないなぁ。あと余談ですがDVDの大林監督インタビューが面白いです!オープニング・エンドクレジットを何回も観てしまいました。“冷たいぞ!和田誠!” 【いわぞー】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-16 18:37:56) |
【ご自由さん】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-09-05 20:51:09) |
2.公開当時ハマりましてサントラ買いました。オープニング「金田一耕助の冒険」と挿入歌は今でも歌えます。先日発売のDVDも買いました。時事ネタの風化は激しいものがあります。当時のCMネタなど彼岸の世界(極寒)です。しかしそれでもなお本作は面白い。田中邦衛さんの等々力警部が良い味出してます。ほとんどラスト近く「…さあ撃ちなさい…格好良いですよ…」何と言うことはないシーンでしたが金田一のモノローグが心に残る佳作でした。 【ぶくぶく】さん 7点(2003-05-05 15:40:31) |
1.いい意味では元気のある大林監督らしい意欲作品、悪い意味では収拾が付かないてんこ盛り作品。当時のCMや角川作品のパロディをバンバン入れちゃう無節操振りで、あの007のパロディ「カジノロワイヤル」を想像していただければいいです。キャストは贅沢で、岸田森は「血を吸う~」シリーズそのまんまのドラキュラ役で登場したかと思うと、世界の三船にはハゲあがった金田一役で登場。しかも横溝正史本人も登場させ「こんな作品には出たくなかった…」と言わせ笑えます。ただこの作品のホントのテーマは横溝正史が描く金田一耕助自身の人物描写で、犠牲者を結局救えない無力感や名前だけが先走って本人自身を見てくれていない悲しさを表現したかったのではと思えます。ラストではすごいオチと共にそれが切なく表現されてます。 【さかQ】さん 6点(2003-01-15 08:10:52) |