5.テレビの台頭に脅威を抱いていた時代の、ハリウッド映画界の威信?を賭けた「僻地エキゾチズム&恋愛&パニック」ジャンル三つ巴欲張り映画決定版。エリザベス・テイラー主演「巨象の道」(6点)とどこか似た雰囲気が有りますね。のっしのっしと悠然と歩いて来る象の大群より、ウジャウジャ湧いてくる凶暴アリ軍団の方が視覚的にも怖い。この時代は表現がリアル過ぎず、上品で慎ましやかなので、観ていてワクワクするような愉しさがあります。今なら「マラブンタ!」っていうそのまんまの邦題になりそう。 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-07-18 11:26:50) |
4.マラブンタとゆう普通サイズの蟻が大量に攻めてくる映画。彼らが大量におしよせると山は禿げあがり、人は骨と化す。でも、この映画、前半1時間ほどはまったく蟻が出てこず、蟻パニック映画のアの字もない。前半は、童貞でずっとジャングルで暮らし富を築いた男とそこに嫁いだ女の恋愛模様ドラマなのであります。そんなこんなで恋愛映画のやりとりが続くので、恋愛映画嫌い、動物パニック映画だけを期待する人は1時間退屈かもしんない。で、1時間後、マラブンタの話が突然浮上し、そこからいっきに蟻パニック映画となる。ここの特撮は、昔にしてはよく出来てる。実物の蟻の映像とマットペイント、ミニチュアを使って撮影したと思うけど、大量の蟻の中を走り抜ける主役の姿は緊迫感もあり、ほんまに大量の蟻が襲ってきた感もあって、映像的にはいい感じ。体に蟻がはってるようでムズムズしちゃいます。まー、それでも昔の映画の特撮に耐性がなければ、チャチーかもしれませんが。俺は前半の恋愛ドラマ部分も、ヒロインがめちゃ魅力的なのと、男と女のかけひきも、演出のおかげか見ごたえがあり、全体的にそれなりに楽しめました。「男と女はスプーンみたいなもの、同じならぴったり重なる」って台詞がなんか印象的でした。恋愛映画とパニック映画、ひと粒で二個楽しめる。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-30 23:58:04) |
3.随分昔にTVで放映されたのを1度観たきりだけれど、印象に残ってますね、黒い絨毯が。蟻が大地を覆う様が本当に黒い絨毯のように見えます。どうやって撮影したの?と思うような蟻の大群。パニックものだけれど結構人間ドラマにも重点が置かれているし、ドラマとしても結構面白かったと思います。 【ひのと】さん 6点(2004-02-10 19:32:51) |
2. イイねぇ、バイロン・ハスキン監督。「宇宙戦争」とコレを監督したってだけでも私的には不滅の名監督デス。マラブンタの登場までがヘストン&エリナ・パーカーの痴話喧嘩で引っ張る引っ張る。焦らせただけの迫力あったよ、アリ軍団!!今ならCGで…イヤこの古典的テイストまでは再現不可能っしょ?邦題も秀逸。7点進呈。 【へちょちょ】さん 7点(2003-06-03 03:24:35) |
1.前半は夫婦のやりとり、後半は蟻との戦い。一応パニック映画ではありますが、それよりも夫婦二人の仲が物語の中心のようです。洪水を起こすために、一人で川へ向かうシーンはドキドキものでした。 【あろえりーな】さん 7点(2003-03-10 13:07:57) |