17.1000マイルといえば、東京-沖縄間ぐらい。その距離を牛を何千頭も引き連れ どんどん身も心も疲弊していくところを、映画技術もまだ発達していない当時 かなりの力技だったろうに、今観てもちゃんと伝わるように撮られているところがすごい。 ラストがとても良かった。あの締まり方は 他の映画でも中々味わえない。 【くろゆり】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2019-07-04 07:50:22) |
16.ほとんどが、ただ雑談しているだけのようなシーンにしか見えなかったのですが・・・似たようなシーンが妙に多くて、とにかく長く感じました。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-01-31 01:02:46) |
15.2頭から始めて14年で1万頭になった牛を、リスク覚悟で1,600kmの道程を100日かけて移動させるウエスタン。いくつか見たカウボーイドラマの中でも、中盤からラストまでの意地の張り合いによる盛り上がりは、意外性には欠けますがとてもよかったです。フロンティアの地で法の秩序が行き届かない時代背景があるにしても、脇役を虫けらのように殺してしまうあたりに、いまだ銃規制に至らないアメリカ人気質の原点を垣間見た気がします。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-01-26 23:20:33) |
14.損得勘定でほとんどの判断をしている今の世情にとって、自己への意地を優先する時代があったのかと思い出させる映画ですね。中盤から、どんどん面白くなってきました。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-06 00:52:17) |
13.西部劇というと単純明快なキャラにストーリーという印象が強いのだが、 本作はシナリオが普通の西部劇とはちょっと毛色が変わっていて面白かった。 ジョン・ウェイン、モンゴメリー・クリフトと、二人の役者さんの魅力を生かした設定や、 広大な西部を舞台背景に主人公たちを待ち受ける様々な苦難の連続は見応えあり。 ドラマとしてはもちろん、娯楽ウエスタンとしてのポイントも押さえてあるので、 どちらの要素でも楽しめます。やっぱりカラーで観たかったな。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-14 02:47:19) |
12.牛の大群の見ごたえはあるものの、そのほかは、今の時代では陳腐かな。モンゴメリー・クリフトは、「私は告白する」のイメージが強すぎて、カウボーイには見えないし…。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-07 23:47:55) |
11.西部劇と言えば何もジョン・フォード監督だけではなく、この映画の監督、ハワード・ホークス監督もこれまた西部劇を撮らせたらジョン・フォード監督と同じぐらい上手い監督だと思っています。この作品にしても西部劇としての要素、面白さが全て含まれていて2時間以上の長さをまるで感じることなく楽しく見ることが出来ます。1万頭もの牛を運ぶスケールの大きさ、ジョン・ウェインも文句無しにかっこ良く、これも間違いなく映画史に残る西部劇の名作だと言って良いぐらいの映画です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-30 23:17:11) |
10.モンティとトム・クルーズを一緒にすんじゃねえよおおお~~~!!!(怒)↓いや、冗談です(汗)すみません。確かに10分の1くらいは面影あるかも。誰かのイミテーションって言われるのはファンとしては複雑な心理だもんですから。(←結構他のレビューでは誰それに似てるとか平気で書き殴る節操のないヤツ) 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-05-08 17:22:57) |
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9.リオブラボーの原点か? アメリカらしい、ハッピーエンドで気持ち良く楽しめた。 3回目?の鑑賞(’08・12・10)。黒白の画面が美しい。本当のカーボーイの生活、大群の牛の迫力、移動の困難さ、道なき道をの苦労等々が実感できる。リーダー、先輩、父親、相方、と成長に合わせて見守る男と若き男の成長と姿。一流で良質の西部劇。+1 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2004-11-10 02:52:57) |
8.豪快ですな~。今まで知らなかった世界に連れてってもらって、見終わった後に口笛のひとつでも吹いてやれっ・・・そんな気分。ラストのすかしも好き(撃たれた人が草場の影で泣くよっ・笑)。私も坊やがトム・クルーズとかぶっちゃって、やや困ったです(^^A)。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2004-11-08 18:06:17) |
7.西部劇の名作といえば言わずと知れた「駅馬車」ですが、この「赤い河」も、それに匹敵するほどの傑作西部劇であることが言えます。とにかく、上映時間が2時間以上あるにも拘らずすべてにおいて充実しておりまたテンポ良く話が進んでいくために全く飽きを感じさせません。その点においてやはり今の話題性ばかりが先走りして中身が置いてけぼりを食らっているそこらのハリウッド製エンターテイメントとは質、内容量共に次元が違いすぎます。圧巻はやはり中盤の1万頭にも及ぶ牛の大暴走。もうコレは「この先1年くらいは牛見なくてもいいや」と思うくらい大迫力ですし、後半部に差し掛かる頃の盗賊団との撃ち合いなど痛快な描写満載です。そうかと思えば中盤、壮年期に差し掛かったジョン・ウェイン扮するダンソンが銃を取り落とす場面では、「駅馬車」の勇姿がフラッシュバックしてきて今の彼が哀れに思えてくるなど、人間描写の方も手を抜いていなkところが素晴らしい。やっぱり、外人が日本の侍に憧れを感じるのと同様に、日本人もアメリカのカウボーイに憧れるんですよね。テキサスから1400キロも離れたミズーリに牛を運ぶ旅の最初に、次々に「イェェァハァーーー!!!」と叫ぶ場面では「これぞカウボーイの生き様!」と心の奥から躍動を感じました。またラストも今で言えば安直な終り方ですが、それが帰って彼らの陽気なライフ・スタイル(現実にはより過酷なんですが)を反映しており、これぞ娯楽の王道!と言わんばかりの爽快感を味わえます。これは駅馬車と並んで西部劇の傑作です。 |
6.ドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・、「牛の河」。時たま激流、呑まれればひとたまりもありません。にしてもモンゴメリー・クリフトさんは若き日のトム・クルーズにそっくりですね。 復讐のためにせっかくダンスンが雇った助太刀達がこの後どうなったのかがとても気になる。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-01-07 15:18:45) |
5.感想はジョン・ウェインかっこいい。牛もうしうしいてすごいです。牛暴走シーンはほんとすごいです。名作なんですけど個人的にはふつーなんで7点で平均点下げちゃいます。 【バカ王子】さん 7点(2004-01-05 20:11:43) |
4.いやぁ、もうとにかくスケールがでかい!ロングショットで撮られた牛の大群を移動させるシーンの迫力!よくぞあれだけの牛を集めたものだ。1万頭もの牛が大暴走するシーンは圧巻。これはキャトルドライブに出るカウボーイたちの姿を描いた傑作である。旅立つ際に男たちが雄叫びをあげるシーンの意気込みあふれる格好良さはどうだ。そこからカメラは男たちをロングショットで捉えながら画面には彼らの唄う歌が鳴り響く・・・もう感動である。 【きのすけ】さん 8点(2003-10-23 23:12:32) |
【虎尾】さん 7点(2003-10-15 00:13:20) |
2.これが意外にもはじめてのホークスの西部劇だそうで・・・。作品については巷間言われてるようにすばらしいです。カラーで撮ったらどうだ、と言われたとホークスがいってますが、カラーライズバージョン出てないんですかね?ぜひ見てみたいと思いますが。こだわりは、たとえばカウボーイたちの帽子が、それぞれの個性を伝えるために、一人一人違うとか随所に発揮されてるのですが、最後の締めは、かな~り、ぬるい(安直??)と思います(そこが予定調和で良かったりするんですが(^^ゞ)。チェリー・ヴァランスの扱いを見ていると、ホークスがジョン・アイアランドを嫌っていたのは明らか(最初の登場の仕方を見るだけでも、もっとチェリーはマットと絡んでくるはずだったのは明らか)なんですが、フォードといい、ホークスといい、人の好き嫌いでプロットまで変えてしまうあたり、今では考えられないおおらかさ、かもしれません。コーリーン・グレイの可憐さ、忘れ難し(^.^)。なお、ビデオは(すくなくとも)2バージョンあるようですが、最初に歌が入ってるヴァージョンのほうが、僕は好みです(確かホークス祭でかかったのもそっちのほうだったと思います)。 【えすはーと】さん 9点(2003-08-16 23:36:10) (良:3票) |
1. ハワード・ホークスという監督は豪快にしてテンポの良い娯楽作品を連発した極めて安定した力量の持ち主であるが、本作はそんな彼の本領が100%発揮された雄坤極まりない傑作西部劇である。キャトルドライブ、つまり牛の大群を市場まで移動させる旅に於けるカウボーイの生き様をココまで活写した作品を他に知らない。特に印象深い場面は夜中の牛群大暴走(スタンピード!)のド迫力!!もう一つはカウボーイ達が「またステーキかよ…。」とウンザリした声を上げる食事シーンである(くぅーっ!一度でイイからこういう台詞を洩らすくらいステーキ食いまくりてぇ~!)。ウェイン扮するダンスンも単純なヒーローではなく可成り性格にクセのある奥行きのある人物造形であり、フォード西部劇にも決して劣らぬ風格がある。正しく”本物のウェスタン”と呼ぶに相応しい。哀愁に満ちたディミトリ・ティオムキンの音楽、ウォルター・ブレナン扮するグルートによるナレーションも味わいを深める秀逸な効果を上げている。そうそう、モンティのデビュー作でもあるんだよね。なにしろ文句ナシの10点満点!! 【へちょちょ】さん 10点(2003-07-08 23:19:19) (良:1票) |