3.これまで鑑賞してきた映画の中では、一番好きなラブコメ作品。
チャーミングだが、少々気の強いヒロインを演じるドリス・デイの魅力はもちろん、頑固なくせに女の尻ばかり見ているC.ゲーブルのスケベ親父っぷりが最高に面白い。
「風と共に去りぬ」のバトラーより、こちらのほうがよっぽどハマリ役。
ややご都合主義、中盤の冗長さは否めないが、序盤の設定から物語に惹き込まれる。
ほんわかと楽しい気分にさせてくれるばかりか、人生訓を思わせるような裏テーマが厚みを持たせ、ストーリー、キャスティングとバランスのいい仕上がりに。
お薦めのクラシック作品。