スワロウテイルのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ス行
 > スワロウテイルの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

スワロウテイル

[スワロウテイル]
Swallowtail
1996年上映時間:149分
平均点:6.82 / 10(Review 184人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-09-14)
ドラマ犯罪もの青春もの音楽もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-01-18)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督岩井俊二
助監督行定勲
キャスト三上博史(男優)ヒオ・フェイホン
Chara(女優)グリコ
伊藤歩(女優)アゲハ
江口洋介(男優)リョウ・リャンキ(劉梁魁)
アンディ・ホイ(男優)マホフウ
渡部篤郎(男優)ラン(狼朗)
桃井かおり(女優)鈴木野
山口智子(女優)シェンメイ(春梅)
大塚寧々(女優)レイコ
洞口依子(女優)星野
ミッキー・カーチス(男優)医者
渡辺哲(男優)葛飾
塩見三省(男優)須藤寛治
小橋賢児(男優)ホァン
翁華栄(男優)ワン
藤井かほり(女優)アゲハの母・ユリコ
田口トモロヲ(男優)本田
鈴木慶一(男優)楠木
山崎一(男優)監査官
北見敏之(男優)亀和田
光石研(男優)パンク男
酒井敏也(男優)ロリータ店長
浅野忠信(男優)クラブの客
藤原稔三(男優)
原作岩井俊二
脚本岩井俊二
音楽小林武史(音楽/プロデュース)
作詞岩井俊二「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」
小林武史「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」
Chara「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」
作曲小林武史「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」
編曲小林武史「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」
主題歌YEN TOWN BAND「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」
撮影篠田昇
金谷宏二(キャメラマン)
福本淳(撮影助手)
製作日本ヘラルド
アスミック・エース
フジテレビ
ポニーキャニオン
プロデューサー河井真也
配給日本ヘラルド
アスミック・エース
特撮原田大三郎(CGディレクター)
美術種田陽平
都築雄二
佐々木尚
原田満生
金勝浩一
西尾共未(装飾)
編集岩井俊二
録音滝沢修〔録音〕
伊藤裕規(録音助手)
照明中村裕樹
中須岳士(照明助手)
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
123456789
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
163.なんで、偽札作るのにホンモノのお札使ってるんだよう。
ってコレ、考えようによっては、バブル経済そのもの。お金がどんどん、大金に化けていく。
映画が製作された96年は、バブル崩壊の後。だけど、作品の中ではまだ「円」が憧れの的になっているという設定で、これだけでも充分、日本人には痛烈なものを感じさせる(感じさせた)わけですが、さらにまた、こうやって、子供たちが偽札という新たなバブルで一儲けを企んでいるという皮肉。
ただしそれは、実世界のバブルへの復讐のように思えたりもするけれど、とにかく。
こういう「思わせぶり」な映画は、正直、苦手な方なんですけれど、しかしここまで不思議な、しかしどこか懐かしさのようなものを感じさせる世界を作り上げられてしまうと、やはりこれはスゴいな、と思わされます。現代の日本の都会と、架空の世界との同居。しかし架空の世界と言っても、それはかつての日本、当時のアジア、なんとなく懐かしさのある世界。21世紀の今、それはどこにあるんでしょうか。
作中で描かれる少年少女の世界が、また懐かしさの一端を担っているようです。伊藤歩は美人になりました。この当時は見事にイモっぽいですねえ。だからこそ貴重で、だからこそ魅力的。これは、彼女の映画だと思う。
偽札というバブルに頼らない、その次の世界へ。というラスト。しかし実際の世界では、各国がお札刷り競争をやってるのだけど、、、
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-06 21:39:17)
162.今更観たけど、ちょっと衝撃的だった。邦画でなかなかこういう世界観の映画はお目にかかれないし、ただ世界観が独特なだけでもないのが素晴らしい。少しストーリーが迷走するけど、それを補うキャラの魅力がある。
nojiさん [インターネット(邦画)] 7点(2018-10-27 20:29:27)
161.最初は微妙だったが、アゲハが歌手として歌い出す第二章から期待が湧いた。
でも途中からまたごちゃごちゃとしてきて、最後にちょっとスーッとする、そんな作品だった。結局、演奏シーンが最も見どころだった。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-03-15 19:32:31)
160.当時宣伝も大々的にやっていったのでもっとべら棒に予算をつぎ込んで作られているのかと思いきゃ、そんなに派手なシーンもなくかなり予算を抑えられて作られている感じで意外でした。役者も揃ってるし雰囲気も非常にいいのですが、もっと多く絡んできてもよさそうな江口、渡部、山口智子が思ったほど話しに介入してこないのが非常に残念。 架空の日本の設定ですが、あんまりその設定も生かせてないかなと思います。チャラの演技が非常に良く、彼女が居ないと全く成立しなかった映画ですね。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-03-09 16:06:39)
159.あまり好みじゃない。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-13 21:19:31)
158.音楽はすばらしい。挿入歌もBGMもいい感じです。それに英語・中国語・日本語のチャンポンも、いい雰囲気を作っていました。
しかしストーリーは、部屋いっぱいにオモチャを散らかした印象。妙に多い出演者の1人当たり出演時間は短めなので、あまり感情移入もできず。特に友情出演的な有名女優さんたちは、いずれも“取って付けた感”があって浮きまくっていました。こんなことをされると、映像が一気に安っぽく見えるだけなんですけど。
そしてもう1つ。90年代のごく普通の東京の街と、「円都」と称するエキゾチックな貧民街と、「あおぞら」のある荒野が比較的至近距離に立地しているとは、当方な貧困な頭ではとてもイメージできませんでした。三上博史の熱演は良かったけどね。
眉山さん [インターネット(字幕)] 6点(2014-09-09 23:40:06)
157.岩井俊二監督作品の鑑賞歴はどうやらこれが初だったらしく、先日鑑賞した「新しい靴を買わなくちゃ」 (2012) はプロデューサー扱いであった。ということでよいスタートは切れたらしい。

冒頭部で画面を止めて字幕の設定をいじり直すという失態を犯す。同じナレーションを二度、一度目は英語字幕で、二度目は日本語字幕付きでという細工が挟まれていたのだが、当の自分が本作が公開された頃の自分とは言語聴解力の面で別の人間になってしまったので逆に混乱した次第。ただこのバックグラウンドは「移民」とはいったいどういった意味の言葉なのかという部分を理解するにおいて大きな影響を与えていた。今観るからこその深み、重み。一方で「日本/円」の力が時の流れとともに「中国/元」と入れ替わっているという現実を背景に鑑賞しているのもまた皮肉である。この辺りは先日鑑賞した「LOOPER」にも通じる近未来の世界観だ。

三上博史が自分の記憶以上にいい役者で、渡辺篤郎にいたってはモノマネ先行でようやく本人に出会えた次第。Charaについては数年前にこの街にきていたときの映像を拝ませてもらっていたが、そのカリスマ感が存分に保存されているのが本作だということがよく分かった。

当然その後の伊藤歩の活躍ぶりも気になった次第。
keiさん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-21 11:17:44)
156.きっちり世界観が作られているのはすごいなーと思いましたが、ぶっとび過ぎてて笑っちゃいます。「何が繰り広げられているんだろう…」と。
なこちんさん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-16 02:25:56)
155.長いこと見たいと思っていたけれど、初めて見ましたスワロウテイル。うーん、正直、凄い作品だとは思うけど、好きにはなれないな。でも、伊藤歩が凄く良い。ホントに良い。見た甲斐がありました。
フラミンゴさん [DVD(邦画)] 5点(2013-08-15 18:33:55)
154.混沌とした無国籍状態の世界観が、当時の邦画では新鮮でおもしろかった。
警察の遺体置き場で勝手に葬儀を始める移民たち。
社会の底辺でドブネズミのようにうごめきながら生きている姿が逞しい。
闇社会の抗争で、江口と渡部のアウトローぶりがクールだった。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 8点(2013-06-07 00:52:01)
153.「あーおもしろかったなー・・・」と鑑賞後に思えた数少ない現代(?)邦画のひとつ。お話的にはともかく、観てかなり経つ今でも印象に残っているシーンはたくさんあります。江口洋介のカッコよさに気づいた作品です。
460さん [ビデオ(邦画)] 7点(2012-03-12 02:42:42)
152.久しぶりに観ると俺の中二病が再発しそうになる。今夜は布団の中で渡部篤郎とか江口洋介になった自分を想像すると思う。完全な雰囲気映画だが、この世界観やっぱかっこいい。
長谷川アーリオ・オーリオさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-04-07 13:55:19)
151.「イェンタウン」はとても住みたくなるような街じゃない。でも、また訪れたくなる。
とにかく日本映画でこの世界観を構築できたこと、それはまちがいなく賞賛できることです。
ヒナタカさん [DVD(邦画)] 8点(2011-01-24 19:33:09)
150.せっかくの設定を活かしきれていない印象。
世界観を守れる俳優と演技が必要。
もったいない…
棘棘棘棘棘棘棘さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-23 23:27:09)
149.無国籍状態を規律しているのが音楽でした。charaは素晴らしいシンガーだなーということを再確認しました。
世界観をつくるためにここまで手のこんだことをするなんて驚きましたが、成功している部分もあり、失敗している部分もあり、という気がします。具体的に言うことは出来ないのですが、せっかく独特の世界観に浸っていたのに、どこかでハッと引き戻されてしまうようなシーンがたまにある気がします。
しかしこの映画の有り余る魅力は二時間半飽きることなく観させてくれました。ストーリーについては長くなるので言及しませんが、岩井俊二の映像ってのはやっぱり独特で好きです。
Balrogさん [レーザーディスク(字幕)] 7点(2009-07-09 01:16:26)
148.キャスト、映像、脚本、音楽、どれをとっても楽しめる、美しくもヘビーで生生しくハードボイルドなめちゃくちゃなドラマ。岩井俊二は、女性を美しく撮らせたら天下一品だな。チャラが美しすぎる。二時間半とやや長くてとっちらかって疲れるが、濃密な世界にはまって充分に楽しめました。
すべからさん [DVD(邦画)] 8点(2008-05-26 14:19:51)
147.この独特の世界観が好き。日本映画でここまでやった作品は後にも先にもこれ一本だけ。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 10点(2008-05-19 07:23:29)
146.キャッチーなものを寄せ集め、ご都合的を寓話として誤魔化した駄作。
独特の映像処理、また演出に甘めの採点(それでもこの点数ですが)。
カラバ侯爵さん [DVD(邦画)] 3点(2007-11-30 06:36:59)
145.これはすごい。新感覚ムービー(?)なのでしょうか。「設定やストーリーうんぬんじゃないんだ、とにかく感じてくれ」という路線かなこれは。まず出演者たちの奇妙なセリフまわしや発音に笑えた。前半で聞きなれない言語が耳に飛び込んできたので、作品中だけの架空の言語かと思いきや中国語だった。製作側にもそれなりにセリフにはこだわりがあったと思うので、できれば中国語が堪能な俳優さんにご出演願いたかったところ。(中国人でもいいと思う) 「円盗」の奴らが集う雰囲気を感じさせたいのなら、画ばかりでなくセリフの言葉だってかなり重要なんじゃないのかなぁ。それ以外にも、終盤あたりでだんだんとこの映画の世界観がつかめてきたところで「何、この映画・・・」と笑ってしまった。「ナニコレ・・戦争?!」といった桃井かおりのセリフにすら笑いがこみあげてしまった。顔を白塗りにして赤いバンダナを頭に巻いていた彼も本当は「俺、なんでこんな格好で映画に出なあかんねん・・・」と心の中でボヤいていたかも。「あのカセットテープはなんだったのか?なぜアレを男たちは死に物狂いで捜し求めていたのか?」などといちいち考えていては身が持たない。作品に対してはストーリーや映像より、何よりも主題歌がよかったという印象が残る。久々にいつ頃の作品なのかと振り返ってみたら96年公開なんだね。もうちょい昔(91年頃とか)だと思ってた。
☆Tiffany☆さん [地上波(邦画)] 3点(2007-11-29 14:48:04)
144.キャスティングであるが、豪華キャストとかのふれ込みで、一昔前、「邦画大作」として、話題を振りまいた作品。

「豪華キャスト」とか言われているが、そのキャストの大半が、テレビドラマを中心に活躍する俳優・女優ばかりで、映画としてはちょっと違うのでは?とか思ってた。
それで、今まで観てなかったのであるが。

浅野忠信の出演映画を観ることにハマっているので、この映画をレンタルしたのだが、あまりの「チョイ役」に、ダマされた感、大アリ。
セリフも全くないし、ちょこっと映ってる程度。
その程度で、出演者一覧に、「浅野忠信」っての載せるのは詐欺同然だと思った。

「浅野忠信の出演作チェック」が主な目的でこの作品を借りたので、浅野忠信が超チョイ役だった為、大して楽しめなかった。

返還前の香港や、夜の台北などを見てきた私にとって、この映画は、「アジアの近未来的な雑然とした都市の雰囲気」を、十分に演出できていた様には思えなかった。
その点も不満。

それと、「2時間29分」というのは、あまりに長い。
せいぜい半分程度の上映時間で十分だったのでは?と感じた。

CHARAが好きな人や、渡部篤郎辺りのファンにとってはいい映画だとは思う。
ただし、浅野忠信ファンがこの映画を観ても、裏切られ感が残るのは間違いない。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-08-30 23:52:14)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
123456789
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 184人
平均点数 6.82点
021.09%
100.00%
221.09%
352.72%
4147.61%
5189.78%
62815.22%
75027.17%
82815.22%
92211.96%
10158.15%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review6人
4 音楽評価 8.62点 Review8人
5 感泣評価 5.00点 Review3人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS