3.最近原作本とVHS作品を同時に手に入れたので、改めて鑑賞。
脚本・伊藤和典、音楽・羽田健太郎、主題歌・RCサクセションという奇跡的な布陣に加え、盛田役・古谷徹、サンチン・鈴置洋孝、チルソニア・池田秀一、他に潘恵子というファーストガンダムを髣髴とさせるキャスト、他に玄田哲章・鶴ひろみ・田中秀幸・青野武・藤田淑子・・・と、何しか豪華声優陣。とりあえずこの作品、何だかんだで無駄に豪華なのである。
しかし肝心のアニメの出来自体が、非常にお粗末。色々と「頑張りどころ」を間違えている。とくに安永原作の良さを1mmも引き出せていない演出と「テキトーに作りました感」あふれる作画が酷く、原作ファンとしては、悔恨きわまりない作品。
蛇足だが、大山みゆきが知事室で「助平同人誌の取り締まり」についての台詞があったが、後に安永航一郎がエロ同人誌作家になるよと予言していたように聞こえて、可笑しかった。