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東への道

[ヒガシヘノミチ]
WAY DOWN EAST
ビデオタイトル : 東への道
1920年
平均点:8.88 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリーサイレント
新規登録(2003-10-14)【--------】さん
タイトル情報更新(2003-10-21)【--------】さん
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監督D・W・グリフィス
キャストリチャード・バーセルメス(男優)
リリアン・ギッシュ(女優)
撮影G・W・ビッツァー
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【クチコミ・感想】

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3.98年前に製作された無音の134分間は、ありきたりな物語でありながら、しっかりとした起承転結、リリアン・ギッシュ、リチャード・バーセルメス、ロウエル・シャーマン(映画におけるゲス男のバイブルと言える目つきが絶品)を始めとして端役に至るまで登場人物全員の際立った個性、肩の力が抜けるお笑いシーン、ラスト・ミニッツ・レスキュー(監督の十八番だというのを鑑賞後知る事に)一瞬も目が離せない。圧巻だったのがリリアン・ギッシュが吹雪の中を彷徨い流氷上で力尽きるシーンで、「このまま滝壺へ落ちてゆけばこれ以上辛い思いしなくて済むのかも、でも何とか助からないのか」涙が溢れ、救出に向かうバーセルメスに「早く!」握り拳。老婆のような顔つきになり凍死寸前だったというリリアン・ギッシュの役者魂(監督に対する信頼感なのか?)に喝采。無音でもこれ程までに表現出来る事に感嘆しきりの傑作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2018-12-10 11:17:42)(良:1票)
2.ドラマティックな展開をさらに盛り上げる幾重ものクロス・カッティングによって、あっという間の134分間。個人的には、同じリリアン・ギッシュとリチャード・バーセルメスのコンビ作『散り行く花』よりも人種や年齢的な違和感がない分、主演二人への感情移入がよりスムースであるというのもあるが、何よりもショットの一つ一つが見せ場といって良いほど魅力的であり、その画面の充実ぶりが観る者を引き込んでいく。一見、何気ない家屋や農場の情景ショットの、そのフレームの中で戯れる犬や猫、鶏、雛たち、あるいは風に揺れる枝葉、雪、ドア、揺り椅子など数々の要素が常に画面を息づかせ、活気づけている。とりわけ美しいのは、第二部で河辺に佇む二人を包む夏の夕暮れの光。そこに、終盤のクライマックスへのさりげない予告ともなる滝のワンショットが静けさ(音)の演出として挿入され、一際叙情を満たす。そして、文字通り命懸けのショットが織り成す解氷のスペクタクルと救出劇の高揚感。観る側がエモーションを共有する奇跡的なアクション。これぞ、映画。
ユーカラさん [DVD(字幕)] 10点(2009-09-07 21:14:20)
1.こういう映画を観るとトーキーの到来が至極当然のことのように思えてきます。これ以上何を作れというのか…、一つのメロドラマとして完璧に完成してしまっている。コメディパートやスペクタクルシーンなども秀抜の出来と言って良く、特にクライマックスの凍った川の上を流されていくリリアン・ギッシュのシーンは、既にジャンヌ・モローの撮った「リリアン・ギッシュの肖像」で観ていたにも関わらずやはり手に汗握ってしまった。それからこれはかなり私事で申し訳無いのですが、今回生まれて初めて生の活弁付きサイレントを観たということもありかなり興奮しております。その為本作への評価に多少なりプラスの影響が生じていることかと思いますが、どうか何卒ご容赦下さい(笑)
かんたーたさん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-23 14:11:21)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 8.88点
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7112.50%
8112.50%
9450.00%
10225.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review2人
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