6.久しぶりの小津映画!小津監督によるサイレント映画はまるでチャップリンやキートンの映画を見ているような動き、無駄な台詞を極力避けて、俳優の動きだけで解らせる。この場合だとあの教室でのやり取り、カンニングしようとしては失敗する姿が何とも笑える。全体的にやや、しんみりした感じではあるが喜劇としてはなかなか面白い。みんながみんな同じ動きをしている姿などサイレント映画ならではの見事な動きだし、小津監督はやはり喜劇の監督さんなんだなあ!見ていてそう感じた。 【青観】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-01-12 20:38:26) |
5.この頃の田中絹代は可憐で可愛らしいですね! 落第しても、あんなコに支えられていたならば報われると思います。 前半は面白くなかったですが、後半になるにつれ面白さが増しました。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-10-20 10:24:05) |
4.パンが分かるまでに3度も掛かってしまった・・・学生時代、私もカンニングテクニックは磨きましたョ。六法持込可の科目のために六法に小さな字で隙間なく書き込みをしましたョ。「大学はでたけれど」同様、進むも地獄、止まるも地獄、今の学生も変わらないだろうけど大変ですね。バブル世代の超売り手市場だった私より今の学生さんの方が共鳴できるかな。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2005-01-07 18:55:56) |
3.学生の頃よく古株の先生が「昔に比べて今の学生は・・・」なーんて言ってたけど、大して変わんないじゃん!少なくとも僕はカンニングはしなかったぞ(代返はしたけどね)。当時の大学生の姿が生き生きと描かれていて楽しい一編です。レコードをルーレットの代りにしたり、影絵で「パン」の字を出したり。これもまた、戦前の姿なり。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-01-07 20:22:45) |
2.なんか今と昔はあんまりかわんないなぁと思った。田中絹代さんいいです。カンニングしまくる学生おもしろいです。ただちょっと中盤退屈で眠くなりました。見事に学ラン、学帽着てるのは時代を感じます。 【バカ王子】さん 7点(2004-01-07 01:59:11) |
1.落第した斎藤達雄の哀愁の中の笑いが良かった。一見べたべたに見えるカンニングのシーンなど、当時としてはかなりの画なんだと思う。田中絹代が実にいい雰囲気を出していた。 【スルフィスタ】さん 8点(2004-01-06 18:49:02) |