10.フライシャー監督にもこのような駄作があるのにビックリでガックリ。脚本がお粗末にも程があり呆れ返る。調べてみた原作・脚本担当のエルモア・レナードは高名なノワール作家だというのが驚きで、本作はブレイク前の作品のよう。監督には将来性が見えていたのだろうか。悪役もお粗末で呆れ返る。見た感じタイガー・ジェット・シンが思い浮かんだけれど、ハンパな悪辣さで凄味が無い。こんなのを相手にするチャールズ・ブロンソンは男臭さや身のこなし等そこそこ持ち味を発揮しているがハラハラ感がカケラも無く白けるばかり。エルモア・レナード作「ラブラバ」「グリッツ」に興味が湧いたのに+1点。 |
9.要するに、農家をナメるな、という作品ですね。スイカ畑を経営するオヤジが、イザコザを起こして逮捕されるも、大物殺し屋の脱走騒ぎが発生。殺し屋とともにオヤジは逃亡するが・・・。という訳で、スイカ親父、殺し屋一味、警察の、三つ巴の争いというか何というか、↓ドラえもん様のおっしゃる、まさに郊外型アクション映画、どことも知れぬ田舎町で展開される銃撃戦とカーチェイスが、懐かしくも楽しい作品です。農場の軽トラが、飛んで跳ねて、まるでスーパーカーのように見えてくる。素性はよくわからぬながらもとにかく大物らしい殺し屋に対し、どうみても不釣り合いな、協力者としてつきそう謎の美女。このよくわからない関係が、とりあえず謎めいていて、イイんですな。そもそも主人公たるスイカ親父がナゼこんな強いのか、という謎は、「そういう敵も結構、謎ばかり」でこそ中和され、素朴にアクションを堪能できちゃうのです。と言う訳で、「♪スイカの名産地~」とか歌いながら、楽しんで観ましょう。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-07-12 08:39:57) |
8.理屈抜きに楽しめる娯楽映画。極悪人レンダのえげつないバチ当たり行為の数々にもめげず、さっそうとブロンソンが怒りの抵抗。まぁー現実社会でもこう巧く事が運べばいいでしょうがね?! 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-14 22:37:15) |
7.アホみたいさが良かった!スイカバカという設定もアホみたい!音楽もアホみたい!ブロンソンがそれに見事にマッチしていた! 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-29 16:53:11) |
6.スイカをあれほど大量に撃たれたら、僕もきっと復讐する。 なぜなら、スイカが一番の好物だからだ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-25 15:20:18) (笑:1票) |
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5.予想してたより銃撃戦が少ないよー。打ってはい終わりじゃぁ~。もうちょっと欲しかった気分。銃がショボくないショットガンだからまぁいいんだけどね。でも元レンジャー部隊が農家のおっさんとはちょっと信じがたい(笑)でもブロンソンって考えたら正義の鉄拳を食らわす系の映画によく出てるよね。。。。 |
4.都会型アクションが少々マンネリ化してきた為に目先を変える意味で、郊外に活路を見出したアクション映画が登場したのがこの頃。本作もそのうちの一本で、なんとC・ブロンソンが西瓜畑の経営者という設定も珍しい。しかしその風貌からしてまったく違和感のない役柄で、ことさら田園風景がよく似合っている。話は、自ら経営する畑と雇い入れたメキシコ移民たちを、ならず者の襲撃から守ってやるという、ごく単純なもの。このならず者のリーダーがこの時期の売れっ子悪役A・レッティエリで、凄味があって迫力をも感じさせるが、いつもどこか間の抜けたようなキャラも併せ持っていて、心底憎めない人だ。で、散々嫌がらせを受けたブロンソンはついに怒りを爆発させ、一気呵成に反撃に出るが、美しい田園風景の中で展開されるアクションは、R・フライシャー監督のテンポのいい演出もあって、実に爽快感溢れたものとなっている。とりわけ大きくバウンドするトラックの荷台からの銃撃戦や、窓ガラスを突き破って飛び込みざまショットガンをぶっ放して相手を倒すなど、軽業師顔負けの活躍で、むしろ悪役たちが気の毒になるほど。こんな強い西瓜畑の経営者がいることも不思議だが、だからこそそれだけ余計痛快さが際立った作品だったともいえる。 【ドラえもん】さん 7点(2003-11-27 23:49:07) (良:1票) |
3.Cブロンソンが農家?なんであんな簡単に逮捕されるの?すいか収穫の為に脱走するなんて、基本のストーリーが間違っている。当時にしてはすごいカーアクションは必見。 【かまるひ】さん 3点(2003-11-14 19:01:21) |
【亜空間】さん 8点(2003-11-11 20:49:02) |
1.気絶するほど凄まじい造作の持ち主レッティエリの凶暴さはここでも健在よ。このオッサン、こんな役ばっかりだわよ。めずらしく善玉らしき役っつったら「ザ・ファミリー」ってマフィアもの(やっぱり!)があったぐらいだわよ。ポール・コスロもほんとにいつもチンピラ役ばっかしだわよ。そうは言ってもなんだかんだで適材適所だわよ。嗚呼それにしてもLeeを纏ったブロンソンの佇まいってば、マックイーンに負けず劣らず、我が脳味噌をクラクラとさせる憧れの原風景なのでありました。 【モートルの玉】さん 6点(2003-10-28 19:57:58) |