忘れられた人々のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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忘れられた人々

[ワスレラレタヒトビト]
The Young and the Damned
(Los Olvidados)
1950年メキシコ上映時間:81分
平均点:7.38 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(1953-08-11)
ドラマモノクロ映画犯罪もの
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タイトル情報更新(2024-10-11)【にじばぶ】さん
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監督ルイス・ブニュエル
脚本ルイス・ブニュエル
撮影ガブリエル・フィゲロア[1907年生]
配給松竹(松竹洋画部)
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【クチコミ・感想】

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2.盲目の老人の人物造形がすごいですね、障害者でありながらとにかく傲慢なクズという描き方でインパクトがあります。ただそれは結局見世物的な魅力であってそれが現実の社会へ何らかのメッセージを伝えるものになっているとは思えません。少女のエロティックな見せ方、障害者や動物への暴力シーン等も当時は斬新だったのでしょうが、時代を下ればシリアスな社会派映画だけでなく低俗なホラー映画でも頻繁に採用されるような描写でしかないです。物語性が希薄で誰が主人公かもよくわからない構成ですが、かと言って既にイタリアン・ネオレアリズモが存在したことを考えると当時の劇映画から大きく逸脱したような内容でもありません。ルイス・ブニュエル監督らしいシュールレアリスティックな夢のシーンはこの映画でも見られますが、結局そういうシーンが一番魅力的であり逆にこういうリアリズムを基調とした社会派映画のような作品はあまり向いていないことを強調しているとすら感じました。
Сакурай Тосиоさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-08-02 23:20:30)
1.メキシコの貧民街に住む不良少年たちが盲目の大道芸人を襲うその残酷性に衝撃を受け、残酷の中に微かだけど確実に存在する光を何度も垣間見せては、大人たちが叩き潰すという悪循環を最後まで見せつける。「最後まで」というのが重要で、物語性を出しすぎずに現実を冷徹に描いたところに、並々ならぬメッセージ性を感じる。貧困がもたらす悪循環を強調しており、ブニュエルが肌で感じたこの国の抱える問題に真向から取組んだ作品と言える。ヨーロッパ時代のブニュエルの作品からは想像できないほどのストレートな訴えをびんびん感じます。一方で、夢のシーンに代表される幻想的かつ本質をえぐりだすような映像は、その後のブニュエルを彷彿させる。ブニュエル流リアリズムはどこかが違う。
R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-25 19:02:33)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
517.69%
6215.38%
7538.46%
8215.38%
9215.38%
1017.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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