11.「大宮、軍隊じゃあ無理が通って道理がひっこむ」。王道の義理人情で面白かったです。こういう上司に恵まれたらなぁ。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-04-24 16:09:00) |
10.とってつけたような反戦メッセージもなく(全くない訳でも無いが)、戦争映画というよりは勝新が大暴れする痛快アクション映画といったところ。これでただ勝新が暴れるだけで終ったら大して面白くなかっただろうが、ここに有田上等兵が加わることで物語にメリハリがついた気がする。つうか真に恐ろしいのは勝新よりこの上等兵殿だと感じたのは僕だけか? 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-15 21:15:00) |
9. 勝新太郎のようなキャラクターは現代では見られなくなりました。むちゃくちゃな映画ですが、娯楽として十分楽しめました。田村高廣演じる上等兵もいい味を出しています。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-01-28 20:30:24) |
8.「悪名」と同じく、なんか根拠のない自信が沸いてくる映画(笑)。大宮が親指をしゃぶりながら寝ている姿が印象的でした。 【ゆうろう】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-04-30 00:08:41) |
7.戦争を皮肉った作品は数多あるが、兵隊やくざほど痛快な作品を私は知らない。義理深く力強い大宮はいささか漫画的ではあるが、設定がここまで脚本に活かされていればそんな些細なことは気にならない。上官は神、制裁は当たり前のこの場所で大宮二等兵と有田上等兵のコンビはどうにか痛快をやってのける。大宮一人ではどうにもできない。有田上等兵一人でもどうにもできない。大宮が暴れ、メガネが右往左往するからこそ砲兵とも炊事班とも喧嘩できた。余裕ではない、楽勝ではない絶妙なバランスに興奮させられる。下らない戦争に、下らない軍隊に、無意味な死に、天皇に、国に無条件降伏しなかった二人。こうありたい。 【stroheim】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-17 22:06:53) |
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6.「戦争娯楽映画」というのは勿論そうなのだけれど、僕が興味深かったのは有田(田村高廣)と大宮(勝新太郎)の関係性。この作品の紹介にはよく「奇妙な友情」という言い方がされてるけれど、僕はこの二人は、ある種の同性愛的感情で結ばれていたのだと思う。と言うと語弊があるかもしれないけれど、有田が大宮を見守り、かばう姿には、何か母性に近いものを感じるし、つまりは(台詞にも出てくるけど)有田は大宮が可愛かったんだな。確かに女郎屋で親指をくわえて寝ている勝新はかなーり可愛くて「ちくしょお、俺が守ってやるぜえ!」ってな気持ちにさせられますな・・・とか言うと、これまた語弊があるかもしんないけど(笑)。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-25 18:37:37) |
5.ものすごいタイトルですが、娯楽映画の傑作です。太平洋戦争時、前線に配置された大宮二等兵は、とんでもない問題児。いばりちらす上官や別部隊に、鉄拳をふるって楯突きます。軍隊内部に横行しているリンチなどが凄惨で、それだけに勝新の活躍はすかっとします。以前「ジャイアン大活躍」という批評コピーを見たことがあります。最高!(田村高廣もかっこいいですよ) 【円盤人】さん 9点(2004-01-27 01:33:42) |
4.座頭市と並ぶ勝新の傑作。田村とのコンビが最高!必見。 ああ~、昔の邦画はこんな面白いものを作ってたんだ・・。 【うさぎ】さん 9点(2004-01-10 01:54:03) |
3.爽快な映画、本当に楽しい。縦の社会の典型であろう軍隊の中で炸裂する勝新太郎の魅力! 【ディーゼル】さん 8点(2003-11-28 23:26:47) |
2.勝新太郎といえば個人的に座頭市なんですが、このシリーズも見逃せない! 勝新演じる大宮二等兵と有田上等兵(田村高廣)の名コンビが、不条理まかり通る軍隊内で繰り広げる痛快活劇。「それいけ、やれいけ」の風呂場での大立ち回り、威張り散らした上官の制裁に耐える大宮など勝新の魅力炸裂。監督増村保造の反骨精神、そして人間讃歌が読み取れて、好きですこういうの。 【光りやまねこ】さん 8点(2003-11-24 16:03:17) |
1.破天荒でバイタリティに溢れ、愛嬌いっぱいの大宮役は、勝新の魅力全開。田村高廣演じるとぼけた味のインテリ上等兵とのかけあいも可笑しく青春映画として、お気に入りの作品。 戦争を背景にしたコメディであるが、軍の体制に反抗し、どこまでもふてぶてしく屈しない主人公の描きようが、この上なく痛快。 【poppo】さん 7点(2003-11-19 14:39:07) |