12.シリーズの中でも、わりとオーソドックスな作りの部類に入るエピソードかと。 アリバイ工作は決して目を惹くものではないが、入門編としてなら悪くもない。 コロンボのキャラと、しつこいシーンは相変わらず笑えた。ラストは今一つだったけど、 これもコロンボに追いつめられた犯人側の心理を思えば、それなりに楽しめるかな。 【MAHITO】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-08-10 11:34:08) |
11.この作品は、コロンボ自身の、あの癖のある愛すべきキャラをこれでもかと、あちこちのシーンで展開してくれているのが楽しいです。歯医者でのシーン、現場に駆けつけた時のシーン、初めて犯人とサシで対峙したときのシーン、仕立て屋でのシーン、ポンコツ車を警官に止められた際のシーン、スタンドでの店員とのシーン・・・。これだけ鋭いながらもボケまくりのシーンを並べておいて、あの緊迫感に満ちた鮮やかな幕切れのラストシーン。見事な対比が、後味の良さを演出してくれています。犯罪自体は動機もトリックもいささかお粗末だけれど、本作はコロンボの人となりを堪能する作品だと思います。 【すねこすり】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2009-11-06 10:56:50) |
10.最後の犯人の狂言が雑ですね。爆竹なんてすぐ見つかるだろうし。議員のヘイワードが秘書のリンダを犯人に仕立てるんじゃないかとハラハラしてました。コロンボシリーズの中では、あんまり憎らしい犯人ではなかったですね。 【トント】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2009-09-15 23:33:47) |
9.コロンボの捜査が、最初から、犯人を決め打ちし仮説捜査をしているということを前提にみるようになると、最初は感心したこうした作品には、ややぼろがみえるようになってくる。 【みんな嫌い】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-05-09 08:44:57) |
8.上院議員を目指す者らしく目的の為には手段を選ばず、周到な計画で犯行に及び、発覚の恐れを微塵も持たないヘイワード。コロンボは一歩一歩追い詰めて行き、詰めの部分は「果報は寝て待て」とばかり彼が墓穴を掘るのを待っているようでした。ヘイワードが自分から動いてしまったのはコロンボを恐れてなのか、見くびってなのか、ラストのぐうの音も出ない表情から自分は後者だと思います。自分は愛人は若いだけでヘイワードがそうまでしても失いたくないという魅力を感じる事が出来ませんでした。コロンボは犯行の動機も見抜いていたようで今回の犯人は相手にとって不足があったのではないでしょうか。 |
【taron】さん 7点(2004-08-24 21:06:57) |
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6.これも犯人とコロンボの対決が十分に味わえる作品ですね。しかし今回のコロンボはしつこい!(いつもだけど) 中盤、犯人とオフィスで対決する場面なんか、「あと、もうひつだけ」って3回は言ってますからね。よく犯人も怒らないで耐えていたもんだ。それにしてもこの犯人はダメですな。何がダメかって、まず動機がイマイチ。殺すほどのことでもないでしょう。それにコロンボと話しているとき、顔に出すぎ!あれじゃあ犯人だってのがバレバレですよ。 それから、気になったシーンがひとつ。コロンボが洋服屋でスーツの布を選ぶシーンに注目していただきたい。「警部!葉巻葉巻!焦げてますよっ!」 【きのすけ】さん 7点(2004-06-08 11:35:18) |
5.ピーターフォークとジャッキークーパーの丁々発止の演技合戦。アリバイ作りのために犯人がガソリンスタンドの話を弁舌さわやかにコロンボに説明するところが大好きだ。かなり、細かく構成して喋ったつもりなんだよ犯人は。被害者が時計をいつも5分進めていたことも、うまく利用して、真犯人は現場から車で5分走ってガソリンスタンドで電話をかけた。電話ボックスに入って、小銭を取り出し電話をする時間を考えれば、ちょうど真犯人が電話をかけてきた時間になると自信満々で言うんだけど、コロンボの「いえ、ガソリンスタンドはガソリン切れで8時に店を閉めてるんです」という言葉で、いっぺんに絶体絶命の危機に陥る。あの時、犯人よりもドキッとした。 【ひろみつ】さん 8点(2004-06-02 22:39:29) (良:1票) |
4.犯人がやる事すべて雑ですね。アリバイを確かにしたかったんだろうが犯行声明のTELしなきゃよかったのに。暗闇で撃たれたように見せかけるとか、背中から撃つとか、もっと細工しておかないと。ラストもあんな細工して部屋空けちゃダメに決まってるでしょ、コロンボが今までどれだけ他人の家勝手に上がりこんでたか誰か教えてあげなよ。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2004-04-28 17:03:34) |
3.犯人が自分が狙われているように何とか見せかけようとする仕掛けとコロンボの追求の駆け引きが見所です。歯医者との会話が笑えます。イタリア系とかマフィアの話が出てくるのは、当時ゴッドファーザーがはやっていたからかもしれません。電話の矛盾が決め手になりますが、多少、時代を感じます。犯人の夫人の演技もなかなかです。 【パセリセージ】さん 7点(2004-02-22 23:32:40) |
2.犯人の最後のあがきが滑稽で少し物悲しい作品でした。政治家って大衆の気を引くために大変なんですね。 【クロ】さん 8点(2003-11-16 17:41:10) |
1.Jackie Cooperの犯人役がハマってました。どっから見ても政治家って感じで。本当は9点でもいいぐらいなんですが・・・ガマンガマン。"You are under arrest, sir."のセリフで『バシャ!』っと終わるエンディングが大好きです。逆に、Sirをつけんのやめてくれないか?みたいな感じで終わる作品もありましたよね。ルーサン警部でしたっけ? |