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リリー

[リリー]
Lili
1953年上映時間:81分
平均点:7.70 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(1953-10-06)
ドラマミュージカルロマンス小説の映画化
新規登録(2004-01-15)【元みかん】さん
タイトル情報更新(2024-03-31)【イニシャルK】さん
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監督チャールズ・ウォルターズ
キャストメル・ファーラー(男優)ポール
レスリー・キャロン(女優)リリー
ザ・ザ・ガボール(女優)ロザリー
ジャン=ピエール・オーモン(男優)マーク
原作ポール・ギャリコ
脚本ヘレン・ドイッチェ
音楽ブロニスラウ・ケイパー
撮影ロバート・プランク
特撮ウォーレン・ニューカム
美術セドリック・ギボンズ
エドウィン・B・ウィリス
編集フェリス・ウェブスター
録音ダグラス・シアラー
その他ウィリアム・タトル(メイクアップ・デザイナー)
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6.最近「ミセス・ハリス パリへ行く」も映画になったハリウッド流ファンタジー作家ポール・ギャリコ原作の映画化作品。
ファンタジー作家といってもこの人、出自がスポーツライターというだけあっていまいちファンタジーに振り切れてないところがあるんだけど、今のように映画でもテレビドラマでもアニメでもゲームでもノベルでもこってこてのファンタジーだらけになってしまっているなかではなんだかホッとできるような作風といえるかもしれない。
この作品の中で最もファンタジー要素といえるのは、たった一人の操作で人形があんなに細かい動作はできないだろ、って部分くらいだし。
わずか5巻の短尺もの、歌は「ハイ・リリー・ハイ・ロー」ただ一曲だけ。ダンスシーンも短いし断片的、華麗な群舞もない。
ダンサー出身のメル・ファーラーの面目躍如、かと思いきやあまり踊らないしレスリー・キャロンもあれ?いつものダイナミックなダンスは?って感じ。
これからMGMミュージカルを観るぞと意気込んでいるときには拍子抜けする映画かもしれない。
でもなんか観ててほっこりする。
これもやっぱりメイドインハリウッド。
ハッピーエンドがものすごくうれしくなる映画。
ただちょっと一人一人の心情の動きが複雑でわかりにくくなっているとこがあるのが難点。
心理描写はもっと単純でいいんだよ、みゅーじかるなんだから、って感じがしたかなあ。
かずくんさん [DVD(字幕)] 8点(2023-12-19 02:23:39)(良:1票)
5.洋画は初投稿かも。この作品は特に好きなので。。。数年前の早稲田松竹の「ミュージカルミニ特集」で「ウエストサイド」と一緒に観ましたが、レスリー・キャロンの可愛さが物語にガッチリとハマったこの作品が当たりでした。うかつにも泣いてしまった。上映してくれた映画館スタッフに感謝です!
サーファローザさん [映画館(字幕)] 8点(2011-02-23 19:24:28)
4.おぼこ娘のレスリー・キャロンが本当にカワイイですねー。
まさに彼女の魅力を存分に伝える映画であると同時に、メル・ファーラーの、
あそこまで自分を人形に投影しているギリギリ感があってこそ、このミュージカル映画
は楽しいだけじゃない、心の中の微妙な揺れや想いを映し出した類稀な作品になってい
るんでしょうね。
よし坊さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-23 00:36:50)
3.愛すべき佳品、この言葉に尽きるMGMミュージカル。レスリー・キャロンは「パリのアメリカ人」よりも絶対にこっち。蛇足的なナンバーも無い、時間の短さも好印象。映画会社の皆さま、同じ作品を「~キャンペーン」で飽きるほど繰り返し売るのもいいけどこういった小品にも光を当ててくださいよ。
Nbu2さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-11 21:44:15)(良:1票)
2.いいですよ、この映画。キャロン嬢のファニー・フェイス(個人的にオードリーより彼女こそこの呼称に最もふさわしい女優だったと思う)は、この年齢にしては幼すぎる感のある孤児リリーのキャラクターにぴったりで。「ハイ・リリー、ハイ・リリー、ハイロー」って主題歌もあまり知られてないけど、いつでも口ずさめる名曲だと思います。期待しないで食べた大味そうなデザートが、実は繊細な味で大満足でしたって気持ちにさせてもらいました。って例えが何か変ですかね~、俺甘党なもんですみません・・・。
放浪紳士チャーリーさん 8点(2004-09-19 15:58:39)(良:2票)
1.ずっとずっと探していた作品だったので、レンタルショップの片隅で出会えた時の感動といったら! 観たい観たいと思っていたら、いつかは出逢えるものですね。こちらの作品はMGMミュージカルのカタログとも言うべき『ザッツ・エンタテインメントPart.2』に収録されています。リリーという身よりのない女の子(年齢は16歳ですが、年より随分と幼そうな設定)が、恋に破れ、行き場をなくしたときに、人形劇の人形たちに励まされるといった、一言でいってしまえば幼稚な内容です。でもでも、あのリリーの可憐さ、人形とホンモノとして真っ正面から対峙し、真剣に大切に思って、共に楽しみ共に哀しむ。あの姿は、私が映画(特にミュージカルやファンタジーなど)を観るときの姿なんですよ、実は。私はリリーのような可憐さは、残念ながら持ち併せていませんが……(汗)。とにかく、映画を楽しむってこういうことなんだなぁーと思わせてくれるステキな一本になりました。1週間のレンタル期間で、通算3回観てしまいました(笑)。なかなか出逢えない作品かもしれませんが、この『リリー』はどこかにひっそりと眠っています。こんな作品に出逢えたことを感謝したいと思っています。
元みかんさん 8点(2004-01-16 02:14:40)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.70点
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100.00%
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400.00%
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6110.00%
7110.00%
8880.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1953年 26回
主演女優賞レスリー・キャロン候補(ノミネート) 
監督賞チャールズ・ウォルターズ候補(ノミネート) 
撮影賞ロバート・プランク候補(ノミネート)カラー
作曲賞(ドラマ)ブロニスラウ・ケイパー受賞 
美術賞セドリック・ギボンズ候補(ノミネート) 
美術賞エドウィン・B・ウィリス候補(ノミネート) 
脚色賞ヘレン・ドイッチェ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1953年 11回
脚本賞ヘレン・ドイッチェ受賞 

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