1.音楽がまったく趣味に合わなかっただけでなく、ストーリーも退廃的な雰囲気が好きになれませんでした。好みの問題なのかもしれませんが、退屈で、退屈で……。好きな方、申し訳ありません。こういったオシャレ系(っていうのかな?)の映画は観る人を選ぶのかもしれませんね。話自体はわかりやすく、ノッティングヒルから黒人を閉め出して再開発を計画している政治団体と街の闘いに、のし上がりたい女と、街にいる男の物語がからみあっています。音楽に合わせて(ただ、好みじゃないんですよねぇ、このジャンルの音楽)アパートの各部屋を縦に切断した状態で、人間模様を映し出そうとしているところなんかは工夫しているのかもしれないけれど、それもあんまり面白くなかった。やっぱり好みの問題なんでしょうね。コミカルで楽しげな雰囲気だったら、とても楽しめたとは思います。とっても疲れた映画でした。