《改行表示》75.《ネタバレ》 これは豪快な映画。雰囲気は「ダークナイト」とやはり近い。 長時間ながらエンターテイメント性が高く、クオリティがバカ高い。 あとは、この綿密でややこしい設定をスっと受け入れられるか、「なんだよ、このかったるい設定は」となってしまうかが、楽しめるかの分かれ道。僕はちょっと後者 まー、夢の中を自分の思いのままにできるんなら楽しいよね。 オイラをフったあの娘も夢のなかでは優しくっていちゃいちゃできるんなら、 夢の中に永住したくもなるよね! 現実になんか帰ってきたくないよね! 現実嫌い!! 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-01 21:40:26) (笑:2票) |
《改行表示》74.この「インセプション」が私の初レビューです。 まず思った感想が、「この映画を作った人間の【アイデア】を盗みたい」。すごい映画を創る人間がいるもんです。クリストファー・ノーラン監督はやはりやってくれた。 「夢の中の話」というのは決して斬新とは言えないが、練りに練られた脚本、無重力アクション、スローモーションなど独特の映像などはやはり素晴らしい。そして日本人としては渡辺謙の活躍は嬉しい限り。 ただ、何点か言わせていただくと、この手の映画によく登場する【強烈な悪役】が特にいないのでアクションシーンに緊迫感やスッキリ感があまり感じられない。さらには彼らが言う【インセプションの危険と難しさ】がいまいちピンとこなかったことと、ミッションのスケールが意外とこじんまりしてるかな…と。 「会社をつぶす」よりも、せっかくなら世界を変えてしまうようなもっとすごいことできるんじゃないかと思った。 この映画は1回じゃ十分楽しめない。何度も観ることでどんどん深く潜れる映画。 【テンパーる】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-19 10:40:58) (良:2票) |
73.《ネタバレ》 夢の世界を描いた映画といえば、押井守の『うる星やつら2/ビューティフルドリーマー』を思い出す。何層にも分かれた夢の世界を行ったり来たり…どこからが夢でどこまでが現実なのか。登場人物同様、観客も夢の迷宮世界に迷い込んでしまう。これまでアニメでしか描けなかったようなことを実写で表現したクリストファー・ノーラン監督の才能は確かなもので、極力CGに頼らなかったという壮大なロケーションと、誰も観たことがない無重力アクションに目が釘付けになる。含みをもたせたラストも素晴らしい。…ところで、トム・ベレンジャーの姿を久し振りに見た(随分老けたな…)。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-13 15:42:31) (良:1票) |
72.なんという入り組んだ映画だろう。他人の夢に侵入できるという設定が、既に前提に過ぎないというすさまじさ。インセプションというアイディアを人間ドラマと絡ませたC・ノーランの手腕に脱帽。但し、それでもまだアイディアが先にいきすぎて物語が追いつききれてないという印象も否めない。しかし、個人的にはまさにあれしかないという終わり方だった。 【j-hitch】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-17 23:17:32) (良:1票) |
《改行表示》71.「夢」という誰しも見たことあるけど「よく分からないもの」が題材。 その「理」と「不条理」をうまく料理してまとめ上げたのはさすがの手腕。 何作か見ただけの私の個人的な印象ですが、 この監督の映画は「凝っていてよくできている」。 ただ、作中通して、この映画内の細かなルール説明が続々と押し寄せてくるので、 なかなか1回で理解するのは大変。 頭がすっきりしているときに見るのがオススメです。 見終わった後、思わずいろいろ考えてしまうくらいには面白いのだが、 1点気になるところを挙げるとすれば、「サイト―」という人物が、日本人(渡辺謙)である必要性はあったのだろうか。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-07-10 10:42:03) |
70.クリストファー・ノーランの作家性がブロックバスターに綺麗に織り込まれた好例。幾重にも折り重なった夢の迷宮でミッションを遂行するメンバー、夢だから何でもありな映像表現の数々に唸る。ただ、本作のルールに雁字搦めになって、渡辺謙のドラマが希薄になったのは否めず。彼でないといけない理由が分からなかった。この監督の理論的な部分が窮屈すぎて、後の作品でも足を引っ張っている感はある。逆にそれが強みにもなっているのだけれど。 |
69.《ネタバレ》 ノーラン映画は基本的に見るようにしてるのですが、なぜか未見のままだった本作。やっと見れました。ノーラン映画オールスター+ディカプリオな豪華キャスト、とくに渡辺謙がちゃんと全編登場する主要キャラで出てきたことにもちょい驚く(ビギンズ程度の日本市場向け顔見せだと思ってた)。映画のほうは予想通り、序盤は何がどうなのかもわからず当惑、でもチーム戦になった後半は楽しめました。チームの個性的な面々、とくにトム・ハーディ、ジョセフ・ゴードン・レヴィット、そしてエレン・ペイジがそれぞれ颯爽と演じていて、入れ込み過ぎなディカプリオをうまく中和してくれました。『インターステラ—』にも引き継がれる時空間の相対性を活かしたプロットが効果的で、そこに防衛的な潜在意識との戦いとか、へんに擬人化された「夢=意識の世界」が面白い。最初戸惑ったけど、夢世界のルールは思ったよりシンプルで後半の4重世界を舞台にしたサスペンスと、ラストに一気にたたみこむカタルシスは見事でした。ただ、難点は、やはりノーランらしいアクション演出の乏しさ。基本的にサスペンス部分を謎解きよりもアクションで引っ張る構成なのに、アクション自体の魅力が弱い。ぐるぐる回転するホテル内の格闘も映像的なインパクト以外の工夫に乏しく、あまりワクワクしない。その点での演出をもうひとがんばりしてほしかった。 【ころりさん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-22 17:08:09) |
《改行表示》68.《ネタバレ》 夢の中で夢を見る・・・なかなかおもしろい設定。 できれば、夢をコントロールできる能力(脳力?)を得たい。 他人に意識を受け付ける「インセプション」って、そんなに重罪なのか? 【チェブ大王】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-03-09 15:08:49) |
67.面白かった。夢オチが、二段・三段と続いて、サスペンスフルで、最後まで楽しめた。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-23 23:25:35) |
【へまち】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-03-12 22:47:08) |
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《改行表示》65.これまたノーラン完ぺき主義が光る大長編で、とにかく疲れた。 いや、その設定とかシステムが複雑すぎてちょっと分かり辛かったのもあるんだけど、主人公達が何をしようとしているかよくわからず、途中でどうでもよくなってきて、物語も主人公の過去の方に段々焦点が移っていって、ああこれは過去を忘れられない主人公がその思い出の中に浸り、どうしよもなく引きずってウジウジしている所を、設計者に任命されたヒロインが救い出すという話がメインなんだなと気づかされたのであった。たぶん、そんな話だったと思うんだけど・・・違う? 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-09-07 21:12:30) |
《改行表示》64.《ネタバレ》 この映画にある夢をどんどん重ねていくようなこと、よく子どもの頃に想像した。 他人の夢に干渉するとか、夢を設計するとかって概念の説明が序盤長すぎるために 一層分かりにくくなっている気がした。 夢の階層それぞれで体感時間が違うことで、各階の緊迫感が連鎖してワクワク感はなかなか。 そのワクワク感と、主人公のインセプションへの思い・過去が発現する終盤の展開はとても好み。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-12-23 08:21:04) |
《改行表示》63.《ネタバレ》 世間では評判が高い監督でも自分とは相性が悪い人ってのがいます。 私にとってこのクリストファーノーマンという人がそれで、傑作と言われるダークナイトなどもどこがそんなに面白いのか全くわかりませんでした。 しかしこのインセプション、評判も高いし面白そうだな、と期待して観たわけですが… まずあれこれ言われているアイディアですが、これ平凡でありがちですよね? 「●●世界にダイブしてグレーな仕事を行うアウトロー」というのは1984年に発表されたギブソンの「ニューロマンサー」以来SF界でブームになったものですが、という事は30年も前にブームになったもので、SFフアン的にはすでに食傷気味のアイディア。 そしてその●●世界が、本映画では夢の世界なのですが、「夢の世界に突入する」というのも古来普通にあるアイディア。 たとえば日本の「ドリームハンター麗夢」が最初に作られたのは1985年ですし、この作品の時点で「他人の夢に入る」というアイディア自体特に目新しいものではありませんでした。 要するにこの作品のアイディアは私の感覚では「厨二病」的だとすら感じる平凡なものなんです。 夢が実は三層構造になってます。→最下層は虚無世界 って、いかにもすぎてこれが厨二病的発想でなくてなんでしょうか… そしてすごいと言われる映像表現ですが、これはこの映画のせいではありませんが、CG技術の発達&ハリウッド映画の大予算のおかげで、「今や金をかければどんな映像でも創れます!」というイメージを持ってしまっているため、たとえばこの映画の中で特徴的なホテル内の戦闘シーンでも「予算かけるってすごいよね!」としか思えないのです。 昔だったら「特撮すっげー!」だったんですが、進歩したCG技術のおかげでいまや映画でどんな映像を観ても「ふーん」としか思えなくなってしまいました。 というわけで、この映画は普通に金のかかった娯楽映画。話自体は可もなし不可もなしでまぁまぁかな、って評価になります。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-11-05 11:12:27) |
《改行表示》62.期待しすぎたかな。気になってたんで一度は観てみたけど、 ダークナイトのようにソフトを買って何回も観たいとまでは思わなかった。 チームそれぞれの役割ももひとつなにが得意なのかわからんし、 サイトーの英語もへたくそだし、奥さん怖すぎるし。 そもそも逃げるにしても遠くへ逃げすぎじゃない? まあ、一度は観といていいと思います。 【Skycrawler】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-08-27 00:16:18) |
61.一回目の鑑賞ではこの世界観を完全には把握できなかったのですが、そんなことどうでもよくなるくらい、映像・アクションに圧倒され、すごく興奮しました。が、二回目以降は同じ興奮を味わえませんでした。それは登場人物たちの台詞にあると思います。世界観が特殊なのでどうしても台詞が「説明」になってしまっているんですよね。そこをノーランはかっこよくスタイリッシュに話させているんでしょうけど、堅くなってしまっている気がしました。二回目以降の鑑賞では聞いていて疲れてしまったのが正直なところです。 【素晴らしき哉、映画!】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-05-09 13:06:15) |
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【K】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-04-24 13:58:07) |
58.《ネタバレ》 死ぬとおきるという設定に関心していたら、途中で今回の薬は強いので死ぬと虚無に落ちるという設定が出てきて唖然とした。リスクがない世界がまさしく夢の中なのにね。奥さんが出すぎなのが、ちょっとうっとおしいかな。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-12-24 23:40:38) |
57.仕事でちょっと失敗した日にヤケ酒飲みながら鑑賞しました。おかげで無理矢理ココが現実じゃない事にして、ふて寝しました。 【SIN】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-10-14 11:10:47) |
56.《ネタバレ》 アラ探しをせずに観れば、無難に楽しめるかと思います、鈍い私でもラストは予想できました、これしかないですよね。一度だけ二階層の夢を見たことがありますがとっても不思議でした。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-14 22:06:32) |