赤い手のグッピーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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赤い手のグッピー

[アカイテノグッピー]
Goupi Mains Rouges
1942年
平均点:6.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2004-07-12)【かんたーた】さん
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監督ジャック・ベッケル
キャストフェルナン・ルドー(男優)
ブランシェット・ブリュノワ(女優)
リーヌ・ノロ(女優)
原作ピエール・ヴェリ
脚本ピエール・ヴェリ
撮影ピエール・モンタゼル
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7.《ネタバレ》 あらすじを読んだ時点ではなんのことはない?とか思ってしまいましたが実際に本編を見るとなかなか一筋縄では行かない作品でした。 冒頭からグッピー家の面々の描写が延々と続き、どこにいくの?と思っていたら殺人や窃盗、とどんどん展開していき「結局どうなるの?」という感じでした。 結構なスロースターターな作品、しかもそれなりに事柄が複雑に絡み合うのでなかなかとっつきにくい感じを受けましたが、後半、というか終盤の推理もの(犯人というか事件の詳細がこちらはわかっているにもかかわらず描かれる)になる展開からの、上へ上へと目指す様、そして、なkだかなで丸く収まる最後などはなかなか余韻もあり面白かったです。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 6点(2021-10-27 00:10:19)
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6.木に登って行くトンカンがやるせない。(+5点) 狭量な一族のやり取りをダラダラ見せられてぐったりしました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 5点(2020-09-29 12:28:06)
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5.グッピーと言っても熱帯魚ではありません。グッピー一族のことですw  で、この品はフランスの昔の田舎町、一族の不名誉となる公権力(警察)の介入を断固として拒む(日本の田舎と同じw世界共通なんだなw) ところから生まれる悲劇です。  なによりも登場人物の描き分け方が見事。 さすが「モンパルナスの灯」を撮った監督らしく、弱者に対する共感が素晴らしい。 一族の怠けもので嫌われ者の犯罪者が木に登って叫ぶセリフ「もっともっと上に行くんだ。空に行くんだ。光だ。太陽が見えるぞ。俺は太陽の中さ。」  泣けます。
kinksさん [DVD(吹替)] 8点(2015-11-01 16:08:09)
4.《ネタバレ》 登場人物の関係を呑み込むまでが面倒なんだけど、なんとなく金田一ものの本家と分家みたいなものか、と勝手に納得して見た。そこに田舎とパリの対立も持ち込まれる。変に視線が絡みあって、互いに何かを秘密のうちに見てしまいあっちゃう世界。その雰囲気が楽しい。エンペラーと言われている106歳のおじいちゃんが、ここぞと言うところで笑わせてくれる。横溝からオドロオドロしさを抜き取ってある。焦点となる見せ場に欠けるのが物足りないか。あの深い井戸がラストに来るかと思っていたが、逆に上に、木に上りました。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2012-06-29 10:02:42)
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3.何とか最後まで見たが、全然おもしろくない。グッピー一族かどうか知らないが登場人物が多すぎるし、好きになれそうな人物もいない。人が殺されたというのに、のんきなものだし、わけがわからない。 そもそも「赤い手」というのにどういう意味があるのだろうかと興味があったが、何のことはなかった。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 4点(2011-11-17 22:58:34)
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2.終盤近くから俄然面白くなるミステリーサスペンス。 ただ、スロースタートなのが残念。 出だしから中盤にかけてややだるい印象が残るのだ。 話としてはとても良くできているので、ラストはかなり楽しめるのだが・・・ ベッケル作品ではお約束となった“平手打ち”も終りの方で出てくるし、ファン・サービスも怠っていない。  しかし、これが40年代前半の作品であると観た後に知り、かなり驚いた。 ヒッチコックも顔負けの素晴らしきサスペンスだ。    これでベッケル作品は、その大半を観たことになる。 ベッケル作品は、どれも高いレベルのものばかりであった。  フランス映画特有の難しさや理屈っぽさもなく、ヒッチコック作品にありがちなやり過ぎ感もない。  極めてストレートでいて重厚な作品ばかりである。   ベッケルは、フランス人監督の中では比較的知名度は低い方かもしれないが、その作品レベルの高さから見れば、超一線級の監督である。  ジャン=ピエール・メルヴィルやロベール・ブレッソンなどの硬派なフランス映画を好む方には、絶対外せない監督であろう。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-04 22:09:40)
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1.《ネタバレ》 一体何が起こっているのか、登場人物一人一人の役回りが何なのか、また、先の展開がどうなるのかの読みがここまで次から次へとはずされる映画も珍しい。そういう映画が好きな方にとっては無類に面白い作品だろう。とにかく出てくる登場人物がフランスの田舎で日常生活を送っている人々のはずなのにことごとく怪しくみえる。この映画では、偶発的におきた殺人、および、ベットで内緒話をする男二人が最初からグルで意図的に結婚相手の人物鑑定を荒っぽい方法で試みていたこと、という2つの相互に全く関係のないイベントが、あたかも密接につながりがあるかのように出だしから撮られていたために、うまいこと作り手に騙されていたのだと一応の解釈を立ててはみたものの、その解釈で妥当なのかどうかはあまり自信がない。起こった犯罪の種明かしを途中ですべてしてしまうのに、意外感のあるラストが用意されていたのも見事だった。また、宝の隠し場所は、Time is money. というシャレが含まれているような気もするが、フランスにそのようなことわざがあるかわからないので微妙なところである。 
南浦和で笑う三波さん 8点(2004-11-09 23:31:25)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4114.29%
5114.29%
6228.57%
7114.29%
8228.57%
900.00%
1000.00%

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