5.《ネタバレ》 ヤン・シュヴァンクマイエルの得意とするグロテスクなアニメーションではなく、ほぼ実写でホラー映画という内容。
でもこれが意外と面白かった。
子供の時分に見るような悪夢を実写化したかの様な内容だ。
だが、最後のオチが更に意外。
あれほど奇怪で恐ろしい地下室に、少女がまた戻っていくとは・・・
これこそ“怪”である。
理解不能である。
やはり、ヤン・シュヴァンクマイエルの作品は、一筋縄ではいかなかった。
石ころのベッドで寝ているオッサンが、汚いベビーベッドに「来い来い」と、手招きしているシーンなんか特に印象的。
どこかロリコン臭と変態臭が漂っていると感じるのは私だけだろうか?!