《改行表示》9.作品はハッキリ言ってB級だが、それなりに男塾への愛が感じられる出来。 細かな所にいちいち突っ込んではいけない。 というか真面目に観てはいけない。映画を観るのではない。「男気」を見るのだ。 特筆すべきは照英の富樫っぷり。ハッキリ言って主役を食いまくってた。ファンとしては「油風呂」は鳥肌モンでした。 江田島、鬼ヒゲもイイ。が、赤石のショボさには失笑。 ただし!何より残念なのは虎丸=山田親太郎のありえないミスキャスト。男の欠片も感じられなかった。 まぁしかし予想していたよりは全然楽しめる出来。原作ファンであることが大前提ではあるけれど。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-02-14 17:59:34) |
8.《ネタバレ》 昔々のジャンプ原作映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『ドーベルマン刑事』『サーキットの狼』に比べれば、ひじょうに原作を愛しており、努力している。しかし、昔々の『嗚呼! 花の応援団』に比べたら、まだまだ足りない。薬痴寺先輩に相当するような、問答無用のリアリティが欲しかった。 【伊達邦彦】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-07-04 18:12:05) |
7.《ネタバレ》 週刊少年ジャンプ黄金期を支えた名作(迷作)漫画『魁!!男塾』。30代男性の認知度は相当高いと思われます。かくいう自分も直撃世代。しかし「あらすじ」はほとんど知りません。忘れたのではなく、最初から知りません。でも結構読んだ記憶はあるのです。待合室で、本屋の立ち読みで、時間潰しに最適な漫画でした。“読み切りでもないのに一見さん大歓迎”。これが原作漫画の特徴と考えます。画の迫力と勢いだけで読ませてしまうパワーがありました。本作はそんな原作の特性と魅力を、見事に再現していると感じます。主演も務める監督をはじめとした、演者の“理解”が素晴らしいのでしょう。世界観がブレません。大真面目にバカをやる清々しさ。ある意味、厳粛とも取れるバカワールドです。その結果、狙ったネタは全てスベっている(注:正確には作品世界に同化している)のですが、そうでない部分で爆笑しました(例:急にリアルファイト風に様変わりする桃VS伊達戦。一号生の中に混じっているオッサンとか)。松尾率いる一号生応援団。本格的な振り付けで見栄えがします。要所を締めているのも好印象でした。本気具合が伝わってくるから、茶番劇が格別なものに変わるのです。ただし、着ぐるみは本物の熊に変わりませんけども(笑)。軸となる極小路の成長や、桃太郎との友情ドラマの処理が上手ければ、もうワンランク上の娯楽作品に化けた気がします。でも十二分に及第点でしょう。続編を希望です。それにしてもホームチームと瞬間メタルの相方って、何処に出てたんでしょうか? 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-12-20 18:44:06) |
6.《ネタバレ》 原作で重要だった「男気」が出演者たちから、まったく感じられない。原作への愛が無いのか?演技が下手なのか?演出が下手なのか?編集がへたなのか?驚羅大四凶殺もイッコへらされているし、物語的にかなり無理がある。一番の問題は桃が全然魅力的に感じられないこと。エピソードをもっと絞って構成したほうが良かったと思う。人には勧められない内容。 【しぇんみん】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-09-10 22:50:37) |
5.映画が始まって最初に登場した虎丸にまずがっかり。原作を好きだった人にはうけいれられないだろうと思う。戦いのシーンもかなりあっさりしているし、ちょっと距離を置いてみてしまうと、ばかばかしくなって早送りをしたくなってしまう。原作を知らない人が見て面白い要素もないような気がする。 【HK】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-08-29 00:37:17) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 ナ、ン、ダ、コ、レ、ハ・・・・・。ふざけてるの一言。出演者全員に聞きたい。原作は読みましたか?もし読んだのだとしたら、きっと皆原作を愛していません。あのさー、原作はあんなにムキムキなんだから、せめて体造りくらいやっとこうよ・・・。あの体つきがあってこそあの無茶苦茶な体捌きに説得力が付くんだから・・・。金無くてもそれくらいやれんだろ!!演技もひょっとするとデビルマンに迫るぞ!!!あー、損した。 |
3.原作そっくりな役者もおり、見てるだけで笑える。だが、無駄なエピソードや迫力に欠けるアクションは気分が萎える。いらんエピソードを省いて、大三…いや大四凶殺をきっちり描いてほしかった。一部の似てる役者陣に6点献上致します。 【真尋】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-11 20:49:40) |
2.《ネタバレ》 原作を愛する者ならば、まずこれを実写化した「男意気」を称えねばなるまい。あれこれ些細な原作とのミスマッチを嘆いても仕方ない。金と尺は限られているのである!Jや雷電がいないのも、飛燕が不細工でも、赤石が噛ませ犬でも、エキストラがおっさんばかりでも、桃と伊達の戦いが単なる喧嘩アクションになってしまっても、だ。その中で、桃、富樫、江田島、秀麻呂、鬼ヒゲ等かなりのキャラクターがはまり役だったのではないか。逆に許せんのは虎丸である。気は優しくて力持ちなのが、虎丸ではなかったのか?300kgの吊天井を1年以上ひとりで支えていたのが虎丸ではなかったのか?それが山田弟だなんて、ちゃんちゃらおかしくて笑っちゃうぜ。原作で最後にメンバーに参加して、桃を一号生筆頭として送り出すために、自慢の怪力で月光と心中する姿に感動したんだよ、読者は。そこは個人的に読み違えちゃならないところだった。あえて嘆くとすれば、そこですな、本当なら10点あげたいけど、マイナス1点。 【JUKE】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-02-09 15:31:58) (良:2票) |
1.《ネタバレ》 原作は愛読しておりました。主演の坂口拓は結構好きですが、男塾の桃を演じるにあたってもうちょっと重さが欲しかった。いつも通りのボクサーのようなパンチ連打と蹴りが主体で桃とは違うんだよな。軽快なアクションはさすがですが「マジ当て」に拘るのもいいけど、それが上手く表現出来てなく凄さが伝わり難いのが勿体無い。全体的に線が細い人ばかりで原作の筋骨隆々な男達のバトルとは程遠い。 配役に関しては一号生、教官は概ね満足というか、適任という程にピッタリ。特に松尾と田沢は最高でしょう。ただ、虎丸はもっと体格がよくて見るからに豪胆な人を使って欲しかったな。あと二号生筆頭、明石剛次の噛ませ犬っぷりにはとても萎えた。雑魚扱いじゃん…。 驚邏大四凶殺(映画は大三強殺)は一人削った所からして無理だったわけで、冨樫の男の純情を表現したかったのかも知れないが、女子高生とのシーンとか無駄なところが多かった。繋がりも悪くエピソードを絞って欲しかったな。秀麻呂からの視点ってのもいいけど、原作前半の馬鹿っぷりエピソードだけでも良かった気がしますね。 かなりの低予算だったようで、田舎の廃校になったと思われる小学校(校庭に児童向けの遊具がありますが、それはそれでおバカっぽく男塾的にアリ。)、この手の作品にありがちな商店街などでの撮影を余儀なくされてます。もうちょっとお金を集めて続編に期待したいです。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 4点(2008-02-08 23:42:37) |