1.日本映画専門チャンネルの作品紹介では、「伝説の作品が、ついにテレビ初登場!」。
そして、私の最も敬愛する映画評論家である佐藤忠男氏の書籍に本作が紹介されていたことから、かなりの期待をもって鑑賞を始めた・・・
ところが、これがとんでもなく肌に合わなかった。
内面的にも外面的にも魅力を全く感じない主演二人の女性(女優)。
そして、これまた魅力ゼロの野郎ども。
又、映像面においても、音楽面においても、まったく魅力を感じず。
更には、ストーリー重視ではないということで、まさにその通りに面白味ゼロ。
自然な演技とやらが、一部に高い評価を得ている要因とのことだが、自然とは感じなかった。
友人、知人同士が語り合う場合、あんなに淡々とは普通しゃべらないはず。
もっと、わきあいあいと会話するのが自然だと思う。
つまりは、何らいいところを見出すことはできなかったのだ。
一応、個性は感じられる作品なので駄作とまでは言わないが、私にとっては退屈極まりない作品だった。