2.《ネタバレ》 アイデアは内野安打的な感じですが、演出が凡庸で愚鈍。もうちょっと悪趣味でもいいと思う。特に物騒な重機でスプラッタムード高まる材木所で、安CGの蛇に襲われるシーン。なんなんだそれ。がっかりだった。予算切れ?ちょっと惜し過ぎる。
そして蛇の話題の後に蛇足だが、予告編の「恐怖!崖の下のカニバリズム!」という立木文彦のナレーションと、カニに啄ばまれるグロシーン。マジボケなのか駄洒落なのか判断つきませんが、カニバリズムはカニに襲われて喰われる事じゃないよ!ちょっと不覚にもウケました。
ちなみにカニバリズムとは食人嗜好、もしくは種内捕食という意味。崖から落ちた彼が人の皮を被ったカニだったのなら、適切な予告なんですが。