13.《ネタバレ》 各短編は上品にまとまってはいるし、切れ味を感じさせる作品もある。しかし、技巧に優れてはいても、「えっそれだけ?」で終わってしまうものがほとんどなので、後には残らない。ところどころでシーンの順番をシャッフルしたり登場人物を絡ませたりしているのも、単調さを避けようとしたんだろうけど、それほど効果的に機能しているわけではない。最後のウォラック&リーチマンは、一言の中に背景と意味を込められる演出と演技が展開されていて、ここで初めてドラマを感じました。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-05-14 02:07:28) |
12.《ネタバレ》 時代の先端をゆく眠らない街、ニューヨーク。今日もまた、ここでは様々な人生を生きる多種多様な人々が擦れ違い、出逢い、愛し合って、喧嘩して、そしてまた別れてゆく――。その日暮らしのスリ師、愛人と待ち合わせをしているバーへと急ぐ大学教授、結婚を間近に控えたユダヤ人女性、卒業プロムの日に彼女にフラれた青年、酒浸りの売れない画家、63回目の結婚記念日を迎えた老夫婦…。世界各国の第一線で活躍する映画監督たちが集い、豪華なキャストをそろえてそんな男と女の出逢いと別れを刹那的に描き出す、オムニバス・ラブストーリー。うん、ここは敢えて勇気をもって言わさせてください、こんな「毒にも薬にもならない薄っぺらなリア充男女のほっこり恋物語」を延々と見せ付けられて、最近いろいろあって心がちょっぴり病んでる(笑)僕としてはもう完全に怒り心頭阿蘇山大噴火です!!この監督たち、内容なんて二の次、なんだか自分がどれだけお洒落な画を撮れるかだけをひたすら競い合ってません?「俺(あたし)たち、ニューヨークでいま恋に仕事に充実した日々をお洒落に過ごしてまーす☆」と言わんばかりの登場人物たちが繰り広げる、薄っぺら~~~い恋物語の連続にひたすらイライラ。べつにそういう映画があってもいいとは思うし、映像や音楽は情感があって素直に良かったとは思うのだけど、皆さん、せめてもうちょっと内容のある脚本を書けや、ゴラァァ!!と、この映画を観た、全ての非リア充男子を代表して、その魂の叫びをここに遺しておきます。※本文中、お見苦しい表現があったことを深くお詫びいたします。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 3点(2015-02-13 21:54:04) |
《改行表示》11.いいエピソードもありますがNYと同じでごちゃごちゃしすぎたのかもなあ。もう少し深く掘り下げて欲しいものもありました。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-27 11:13:18) |
《改行表示》10.パリからニューヨークへ舞台を移して、「パリ、ジュテーム」の続編のような感じですね。 本作はそれぞれが撮った短編をただ順番に見せるだけでなく、次の作品へのつなぎが洒落ていて、うまく次の作品にバトンタッチされていきます。 僕はプロムの話が良かったですね。最後はちょっとしたどんでん返しまで用意されていて、キレイにオチが決まりました。 また、イーライ・ウォラックとクロリス・リーチマンの老夫婦のお話など、男優も女優も、多くのベテランがそれぞれにいい味を出しています。 「パリ、ジュテーム」、「ニューヨーク、アイラブユー」に続いて、今度は「トーキョー、アイシテル」なんていかがでしょうか・・・? 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-04-12 19:08:25) (良:1票) |
9.大きな街にはいろんな人が住んでる、んでいろんな出会いがある。そんなNYの日常や偶然を切り取ったショートショート。1本の群像劇としても一応観れるようになってる。とくに残るものはない。あるのはNYへの愛情とお洒落さ。この映画好きなの、なんて女がいたら好きになる自信はある。どの話が好きか語り合いたいながらイチャイチャしたい。 |
8.今まで観たことない様な構成で、オムニバス好きな私としては満足の一編でした。イメージビデオ風あり、ファンタスティック調のエピソードあり、そしてオチが秀逸なコメディありとそれぞれの監督が撮った素材をここまで上手くつなげられたのは、編集の手腕でしょう。クリス・クーパーとロビン・ライト・ペンのエピソードが個人的には好みです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-02 00:55:08) |
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《改行表示》7.オムニバスに有り勝ちな細切れ感がなくて、全体が1つの作品のように編集されているのは良かった。 トータルして言えることは、とにかくお洒落。 映像も音楽も台詞回しも何から何までお洒落。 このテイストで1本の長編作品を見てみたいと思った。 物語としては短編という制約が付き纏うので、雰囲気だけを楽しむような意味不明な感じやオチのない消化不良を感じさせられたが、イヴァン・アタルのソーホーは纏まりがあって痛快だった。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-28 16:44:45) |
《改行表示》6.お洒落で、どこか少し切ない。一夜限りや実らない愛を描いている作品が多いからだろうか。どこから見てどこで止めてもいいような映画(短編漫画に近い感覚?)。良いな、と思った作品が岩井俊二監督だったのには驚いた。日本人として通ずるものがあるのか?(笑)あとはシェカールカプール監督の撮り方が美しかった。 |
5.《ネタバレ》 NY版『パリ、ジュテーム』といった感じのオムニバス映画。とにかく豪華なアンサンブルキャストを観ているだけで、お腹いっぱい!ジュリー・クリスティとシャイア・ラブーフのエピソードが幻想的で良かった。あと、イーサン・ホークのバカっぽさが好き。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-21 10:40:55) |
4.《ネタバレ》 ヘイデン・クリステンセンがかなり男っぽくなっていたので、ビックリ。何か「元・美女」という雰囲気満載の老女優だなあと思っていたらジュリー・クリスティーだったことに、ビックリ。クリス・クーパーとかイーサン・ホークとかジェームズ・カーンとかロビン・ライト・ペンだとか、かじり読んでた以上に豪華キャストだったことに、ビックリ。オムニバスというとブツ切り映画がふつうなのでそこにまた不満を持つだろうと思っていたら、うまーくつなげていたので、そこにもビックリ。老人の哀愁、滑稽さ、かわいさがよく描けていたので、点は少しおまけ。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-06 20:12:35) |
3.こんなもの見せられたらニューヨークに住みたくなってしまいますね。題名の通りニューヨークに住んでいる人々を撮っている作品なんですが、映像や音楽がとても良くて楽しませてもらいました。 【映画】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-11 16:04:04) |
2.《ネタバレ》 短編を1つに纏めてる訳ではなく、監督達が好き放題撮った作品。オーランド・ブルームと クリスティナ・リッチのストーリーが好きですが、アニメの挿入は頂けない。あれがなければ傑作でした。マギー・Qとイーサン・ホークのストーリーにはオチがきっちりとあり楽しめました。娼婦を必死に口説く姿がなんとも滑稽です。 アントン・イェルチンとオリヴィア・サールビーの公園でのやり取りも少し官能的なのかな。 シャイア・ラブーフのストーリはイマイチだが、彼の演技は素晴らしかったです。その他もろもろ、キャストが豪華すぎます。面白かろうが、面白くなかろうが、短編なので不満がでないのがオムニバスの良い所。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-10 17:14:12) |
1.オムニバス映画で、エピソードごとに出来不出来の差が結構あったりするのが難点ではあるものの、ニューヨークの街と、そこに住み暮らす人々の姿が多彩な形でコラージュされてゆく状態は心地良さを感じます。スタイルや雰囲気が優先で内容なんて実はそんなに重要じゃなかったりするのですが(一応、各エピソードが男と女という共通のテーマで貫かれてはいます)、それもありでしょう。また個人的なハナシをしますが、最近の私のシュミに「街と人」な写真を撮るというのがありまして、この映画のテーマにぴったりとシンクロして、ああ、なんだか感覚的に理解できるなぁ、という感じで。「街に生きる」んでなくて「街と生きる」っていう意識が何気ない日常を少し刺激的なものに変えてゆく、そんな事を考えながら軽く見られた映画でした。この映画で描かれたニューヨークはなかなかにステキでしたが、東京もステキな街ですよ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-01 20:01:35) |