ポエトリー アグネスの詩のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ポエトリー アグネスの詩

[ポエトリーアグネスノウタ]
2010年上映時間:139分
平均点:7.62 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2012-04-03)【ボビー】さん
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監督イ・チャンドン
脚本イ・チャンドン
製作イ・チャンドン
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8.《ネタバレ》 悲哀のある話だが、映画として面白みが高いとは思えなかった。少年を含め皆芸達者。静かな流れが良い。
ほとはらさん [DVD(字幕)] 5点(2024-04-01 19:00:46)
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7.《ネタバレ》 登場人物の誰に対しても共感できない。 たとえ救いようがないストーリーでも、そこに考えさせる何かがあれば映画として価値はあるけど この映画からはそこまで得るものが見つけられなかった。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 4点(2016-11-26 01:10:44)
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6.《ネタバレ》 おばあさんと呼ぶにはファッションセンスがいいし、若々しいです。主人公のおばあさんが詩のサークルに入り、どうすれば詩を書けるようになるか、とても悩むんですが、冒頭の若くして命を絶った女性について、彼女が近づけば近づくほど、詩の形が形成されていくのです。 感情移入できる人間が少ないので難しい映画ですね。 死んだ女の子の写真を横にテレビを観る孫の心境。 お金で解決させようとする親たちの心境。 おばあさんは常に詩を作ろうと頭から離れることなく、いろいろなものを発見していくのです。 アルツハイマーと診断された彼女が限られた時間の中に貴重なものを沢山拾っていく様の一つ一つに感動しました。 出来上がった詩は皮肉にも死んだ彼女アグネスの声に変わっていったのが悲しかったです。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-06-05 04:03:15)
5.《ネタバレ》 女の子の気持ち。それを踏みにじった自分の孫。残酷なことをしてしまった孫は、もうおばあさんの手には負えない。そこで刑事の出番となる。淡々と事務的に問題を解決しようとする大人たちに、イチャンドンは社会的メッセージをこめたのか?多分、もう監督はそんなことは今更、言っても仕方のないとそれほど突っ込まない。むしろ表現者とは、美しいもの、そしてそれは守るべきだと言い続けていくこと、そういう境地になったのかもしれない。彼の作品は様々なテーマで色々言い続けてきたが、もう疲れたのかもしれない。映画の魅力の一つに落とし前がどうつくのか?という見方がある。イチャンドンはもうそれはいいではないか?と言ってしまったのか?彼の次回作を早く観たい。世界が、いや映画史が誇る監督には、どうか映画の現場を離れてほしくない。
トントさん [DVD(字幕)] 10点(2013-05-10 12:59:31)
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4.《ネタバレ》 ミジャが教会からアグネスの写真を奪ってしまうあたりから、 彼女の心は、孫への親心から乖離し始めて、 徐々にアグネスの心情へと同一化されていく。 理科準備室の鍵、会長の部屋へと入るための鍵、 という物質的な重複という描き方。 そういった些細なことすべてを、描く。 そしてバドミントンの羽根だ。 孫とのコミュニケーションの媒体として登場するが、 最後には、羽根が木に引っかかてしまう。 そして俯瞰。取ろうとするミジャ。そして落下する羽根。 明らかに杏の実の件をなぞっているだろう。 木から落ちて踏みつけられる杏の実は、木になっているときより甘く美味い、 それは新たな生命に生まれ変わるために準備をしているから。 これはアグネスのことであり、ミジャのことであり、そして孫のことでもある。 さて、ラストショットがファーストショットの反復になっていること、 これは言うまでもないのだが、そのことから遡る冒頭の事実には身震いする。
すぺるまさん [映画館(字幕)] 9点(2012-10-15 20:07:41)
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3.《ネタバレ》  目先の欲望に執着し、美を求める「詩」的な心を忘れかけている現代人への問題提起なのかもしれません。     イ・チャンドン監督がまたまた素晴らしい作品を作ってくれました。下世話とも言える通俗的な出来事を描きながらも、そこに哲学的でもある芸術性を巧みに融合させていて、静かな作風でありながら我々観客の心を鷲掴みにし激しくシェイクするような仕上がりになっています。殆どムダの無い場面場面の緻密な積み重ねも見事でした(特にバドミントンの場面の使い方が素晴らしかったですね。タイトルバックの背景の発想も凄いです)。    本当に、監督の次の作品が待ち遠しくなってしまいました。 
TMさん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-23 10:09:04)
2.「シークレット・サンシャイン」につづき、音楽の使い方のセンスの良さに衝撃を受けた。正確に言うとこの作品には所謂「映画音楽」は使用されていない。時折響く現実音としての音楽も対位法的な意図も一切感じさせない。エンドロールにも音楽がかからない映画というのをはじめて見た。画作り、演出、脚本によほどの自信がなければできない事だと思う。実際登場人物のすべてが圧倒的なリアリティを感じさせて、その佇まいを見るだけで充分満足できてしまう。音楽による安易な情緒誘導の大嫌いな私には理想的な映画。
皮マンさん [映画館(字幕)] 9点(2012-09-04 21:23:34)
1.重い。重いよ。これでこそ韓国映画。
枕流さん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-01 11:36:16)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.62点
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100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
5112.50%
600.00%
7112.50%
8112.50%
9337.50%
10112.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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