《改行表示》24.一言で言えば、重い作品。初鑑賞は20年位前ですが、フランクの行動に終始納得がいかなかった。ミーガンが不憫で、鑑賞後1週間位は食事も喉を通らないほど引きずりました。こんなにも後を引く映画って…。 DVDが発売されているのを知って再鑑賞しましたが、初見の時ほど心には響かず。年を取ったせいかも。 でも、こんなに強い衝撃を受けた映画はコレだけなので、10点♪(^-^)v |
23.ベタといえばベタな、新味の無いラブストーリーかもしれないけど、映像の美しさと、主演女優の透明感が補って余りある滂沱必至のイギリス映画。心と感性がまだ水分をいっぱい含んでみずみずしい、そうだなあ20代までに是非観てください。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-01-27 18:32:07) |
22.《ネタバレ》 映画を見て「号泣」したのって、久しぶりです。悲恋モノのストーリーはありがちなのに、なんでこんなに泣けるのか・・・。でも映画の中で、イモジェン演じるミーガンはほとんど涙を見せてないんですね。基本的に「笑顔」なんです、実に魅力的な。ま、私はイモジェン好きなんで、贔屓目なのかも知れませんが、やっぱり可愛いぃ。フランクも一応真剣だったみたいだし、でも、すれ違う所がやっぱり運命なんでしょうなぁ(すれ違ってなくても結ばれたとは思えないケド)。そして妊娠、出産で、死。あー、展開としてはサイアクのベタなんですけれども、白けずに、ここまで泣けるベタな悲恋映画はそうはないでしょう。・・・つーか、これ、むしろ若い頃見たら白けてたんだろうな。40過ぎて、愛しても愛されても「どうにもならないことってあるんだ」と身にしみていると、この映画の持つどうしようもなさに共感してしまうんじゃないかしらん。恋愛って、試練ですよねぇ、ホントに、、、(しみじみ)。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-13 22:27:19) |
《改行表示》21.《ネタバレ》 ゲジゲジ黒まゆ毛金髪のヒロインと、特別ハンサムでもないフニャ男が織り成すありふれたサマーストーリー。 そのありふれ加減と、特筆すべき部分もない映像その他に、かなり嫌気がさした。 ベタなラブストーリーは苦手どころかむしろ好きなのだが、本作は起伏もなく、むしろベタベタのラブストーリーの方がまだマシかも。 ベタになりきれてない、キレ味のあまいストーリーが退屈さを際立たせた。 悲壮感漂うラストには唯一良さを感じたが、いかんせん、それまでが悪すぎた。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2009-09-27 18:22:24) |
20.ジョン・ゴールズワージー「林檎の樹」。森鴎外の「舞姫」にも通ずる内容で、原著の香気を湛えるまでには至らないがダートムーアの自然描写は美しく、すべてが解放的になるがゆえに悲劇も生まれやすい夏の一瞬の恋を描く。ジェームズ・ウィルビィは現実的なフランクに合っているが、イモジェン・スタッブス(「十二夜」)はミーガンにはどうだろうか。脚色された因果応報なラストは切ない。 【レイン】さん [レーザーディスク(字幕)] 6点(2009-08-03 00:02:02) |
19.《ネタバレ》 旅の途中で巡り会った若き弁護士の男と農家の娘との「結ばれなかった恋物語」。最初鑑賞した時はあまりにも身勝手な男の考え方に(純愛を貫く娘と比較して)正直評価が低かった。ただ再見してみると、彼らが恋に落ちてゆく課程が丁寧に撮られている事(俗世間溢れた都会から抜け出した青年は美しい農村に滞在することで偽りの「浄化」を感じてしまった点ね)やその当時のイギリス階級社会の枠組みでは結婚なんて絶対に無理であった事、そして社会的な立場を実感しやすかった男とただ恋の情熱に身を任せるだけであった女の違い。男を探しに来た娘に再会するシーンはそんな背景が感じられてとても印象深い。ラスト年を経て再訪問した村で男が知る事実。彼もまた生涯重い罪を背負って年老いていかねばならない現実を痛感させられ少しだけ男に同調してしまった。これ今ではレンタルビデオでも見つからないけど、隠れた恋愛映画の佳品ではないか。基はノーベル賞作家、ゴールズワジーの短編「林檎の木」。これもまた良い本でありますよ。 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-29 13:35:21) |
18.《ネタバレ》 なんてことない悲恋モノと思ったけど、ラストに出てきた息子が思いのほかハンサム!いっきに2点ぐらいあがっちゃったなー。 【mimi】さん 7点(2005-02-26 01:53:10) |
17.ただただ、美しく、儚く、激しく、切ない。素晴らしい映画です。 【K】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2004-12-21 12:01:51) |
16.悲しすぎる。後半の現代の場面になってからは少女の純粋さゆえに涙が止まらなかった。音楽も最高です。 【A.O.D】さん 9点(2004-09-20 14:41:14) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 隠れた名作だが、悲劇である。 前半に見られるダートムーアでの自然に育まれたエピソードが、非常に美しく調和が取れているのが印象的。 無駄なシーンがないので96分という短い時間に収まっている点も良い。 また文芸作品だけあってイギリス農民の慎ましくも明るい日常が垣間見れる。 ただ、個人的にそこまで心を揺さぶられるものがなかったし、誰にも強く感情移入できなかった。 運命とはときに非情なものとはいえ、この映画の結末はあまりにはかない。 【mhiro】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-08-19 13:03:41) |
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14.早々とミーガンを捨てたフランクの計算高さ、姑息さ、身勝手さ。彼がトーキーでミーガンの視線を避けた刹那は、とても観ていられなかった。更に数十年後、罪悪感の欠片もなく思い出の地を訪れる厚顔さには、もはや脱帽するしかない。世の男の罪を全て背負い込んだようなフランクを目の当たりにした日には、涙も枯れ果てる。 【トバモリー】さん 8点(2004-04-10 16:31:09) |
13.映像が綺麗で、クラシックな雰囲気がよい。原作の良さも損なわれてません。ストーリーは、悲しすぎます。個人的には、「サマーストーリー」というタイトルより、原作の「林檎の木」という方が好きです。 |
12.悲しいラスト。しかし、全体的には平凡な作品。 【STYX21】さん 6点(2003-11-15 10:20:44) |
11.イギリス版「舞姫」といったら短くまとめ過ぎかもしれないけど、粗筋はそんな感じ。映像の力を感じました。最後の彼女のポートレート(静止画像)はしばらく目に焼きついてました。あの画像とても残酷に見えます。幸せな瞬間を捉えているはずなのにどことなく不幸を見つめているような。 【ものものぴー】さん 10点(2003-06-03 01:03:36) |
10.もう、とにかく悲しかった。原作も泣けるけど、映画の方がより泣ける。製作者側もよりメグの方に同情的に描いてるように思えました。イモジェン・スタッブスが可憐でけな気で、何回見てもおんおん泣いてしまいます。こんな悲しい話があって良いのでしょうか!? 【かわせみ】さん 10点(2003-01-10 02:55:39) |
9.ダートムアの風景とはかなくも一途な恋が・・・美しい。もしフランクが電車に間に合っていたら違っていたでしょうか?二人とも悪くないのにとても深い傷を負ってしまったのが悲しい・・・それも人生でしょうか?最後まで信じ続けたメグがいじらしい!老年のフランクは一体何歳くらい?とっても老けてるような・・・ 【YUKO】さん 8点(2002-10-28 16:56:18) |
8.今、この映画をちょうど見た所。前から、内容とか知ってたけど..大ショック!自分を探しにきたメグをフランクが追い、メグが振り返り二人の眼は一瞬合うが、メグはすぐに日の光に眼を眩ませてしまい...あそこの撮り方、良かった... 【kinoco】さん 10点(2002-03-29 02:40:31) |
7.10年前中学生の頃一度観たんですが、大人になってもう一回観たくなりビデオを借りました。10年前はフランクの捨て方が許せなかったけれど、今はわかるような気がして・・・しかし、フランクが結婚したあの友人の妹?は、なんだか傲慢な感じがして、メグとだったら・・って考えちゃいました。この映画は名作でしょう。 【りん】さん 9点(2001-10-06 00:50:59) |
6.余りに悲しいクライマックス。けど男性を責める気にはなれない。彼もまた一生その罪を背負って生きていくのだから・・・・ 【taku】さん 10点(2001-09-20 21:00:10) |
5.いかに重苦しく後味を残すか、これが文学作品、ひいてはノーベル賞につながる「影響力」と言うことなのですね!でも考えてみると、残りの人生、あのおじさんどう生きたのでしょう。神は今度も許してくれたのかな?そう思うと聴衆のリベンジは・・・。 【ねこ大臣】さん 10点(2001-08-12 22:44:58) |