《改行表示》24.クライム系としては珍しいるファウンド・フッテージ形式。 麻薬カルテルとの追い方にリアルかといわれると違和感もありどうだろう。 坊主のジェイク・ジレンホールも珍しい。 ラストはなかなか目が離せない。 |
《改行表示》23.《ネタバレ》 数ある「ロス警察もの」の中でも屈指のドキュメンタリー感です。演技巧者J・ギレンホールとM・ペーニャが普通の公務員たる警官にしか見えないので、彼らの日常そのものに付き合ってるみたい。まさしくLA警察24時です。 奥さん役のアナ・ケンドリックもほどほどの中流美人なので‶一般感”がより強まった効果があり、キャスティングの妙味と思います。 ひと月の間に一体いくつ映画になるネタが転がってるんだろうというレベルの、極めてハードな勤務内容でにわかに信じ難いほど。しかし監督自身がこの犯罪多発地区で育ったというのだから、普通に「ある」のでしょう。薬物絡みの酷い犯罪も人種差別に起因する銃犯罪も警官への暴行も。それも毎日毎日。 ドキュメンタリーの題材レベルの事件が次々に起きて、でも一つ一つに丁寧に関わってる時間なんかなく流れてゆく日常と化している犯罪と隣り合わせのエリア。これってつまり地獄なんじゃないの。何とかすべきじゃないの、との制作の叫びそのものの映画。わたしが子どものころ、アメリカはもっと伸びやかな自由の国のイメージだったのに。心して観ないとふらふらになりそうだ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-05-21 23:27:35) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 警察24時のアメリカ版みたいな感じ。 こちらはフィクションだし、衝撃度は大きい。 ただ、何か大きな組織に立ち向かうとか、主軸となるストーリーがあるわけではない。 日々のエピソードの羅列。 印象的だったエピソード。 『今日はゆるそうな通報を処理しよう』複数入っている通報の中から選んだのが、『離れて暮らす母親の安否確認』 まあ、一番楽そうなのを選んだんでしょうね… 気軽な気持ちで行ったら、何やら様子がおかしい。ドアをけ破ると死体の匂いが充満している。そしてこのエピソードのせいで、二人はついに麻薬組織のトップから目をつけられてしまうわけです。 それぞれのエピソードが独立しているように見えて、実は裏で結構つながっていたりする・・・映画の構成が巧みで面白いです。 POV方式なので致し方ないのかもしれませんが、シーンによっては本当に手ブレがひどすぎます。 手ブレ自体は結構平気な私ですら、思わず眉をひそめてしまうほどの手ブレ。 そういった意味では見る人を選ぶ映画かもしれないですね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-01-28 03:33:39) |
21.2017.09/05 BS鑑賞。演出のためか画面が暗すぎる。正義感溢れるパトロール巡査のコンビの勤務と生活がキビキビと描かれている。厳しいゆえかいたずら、ダジャレ、乱暴な会話等が理解できる。良い作品。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-06 19:20:32) |
20. 実際もそうなのかもしれないけれど、殺される理由が??? やりきれない気分です。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-22 22:49:05) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 ロス警察24時!二人の警官が撮る最悪な事件現場とは! 警官を取り扱ったPOV風な作りですがなかなかにハードな作品。主人公二人はあくまでも街の治安を守る警察官。パトロールをし、事件が起きれば動き出す。取り締まる。決して捜査をしたり大事件に立ち向かうことはしない。それは刑事の仕事。彼らは警察官だ。 しかしこの町は最悪だ。黒人とメキシコ人の間では抗争が絶えず、メキシコカルテルの中枢も潜んでいる。そんな中でお仕事をする警察官二人の勤務はドンパチや殴り合ったり、火事から子供を助けたりとちょっと破天荒だがヒーロー気質。もちろん二人とも家庭は幸せ。結婚に出産、口は悪いが二人とも観ていていいヤツというのが伝わってくる。 だがそのヒーロー気質がドス黒く、真っ黒な人身売買、大量の麻薬の現場を発見していく。そして家庭が上手くいけばいくほど嫌な予感だけが伝わってくる。そさて最悪の展開。 この作品は最後まで巨悪や真相は描かれないし討ち取られる事もない、悪役もしがないチンピラだ。結局彼らはヒーローではなく最後まで町の警官であったのだ。そこが残酷でリアリティ溢れる映像がさらにどうしようもない現実にさせる。 気になったところと言えば、たまにカメラが敵側になったり(なぜカメラを持っているのか)と、誰がとってるかわからなかったりとPOV風に撮ってはいるけどそうではないという所でなんだか違和感がありました。それとあからさまに「これから悪い事が起きます!」と言わんが如き警官達のハッピーなシーンが多く続くのもどうかと。 漂う空気や犯罪者とのやりとり、扉を開けた時、色んな所にホラーとは違うヒリヒリとした予感が付きまとう面白い映画でした。 にしてもこの二人。お互い結婚しているとはいえ仲良しすぎて、一線を越えているような関係にしか見えませんでした。 【えすえふ】さん [DVD(吹替)] 6点(2017-04-08 21:40:04) (良:1票) |
18.POVショットを用いることで他の警官モノとの差別化を図っているが、肝心の物語が極めて平凡。夜間学校の課題でカメラ回してるって話だけど、期間長くね?本格的なドキュメンタリー製作だったのかな。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2016-02-25 13:31:20) |
17.ロサンゼルスの警官2人の日常を描いた映画。ちゃんとした映画であるが、複数のキャラが持つビデオカメラの映像が差し込まれる演出が施されているので、少し臨場感がある。本当に危険なサウス・セントラル地区で実際のロケも行われているらしい。しかも、この映画で描かれる事件も、実際にあった事件をアレンジして描いているらしい。街中でマシンガンがぶっ放され、パトロール中の警官が片目をナイフでさされたり、顔をグチャグチャにつぶされたり、あまりにも日本とかけ離れすぎて、逆にリアリティーを感じないほどである。そんな街で警官なんて、まさに死と隣り合わせ。関係ないが、僕は地元の警官を尊敬している。何かあればすぐに来るし、対応力も、いつも見ていてプロだなーって感心する。だから自分が職質されることがあっても、なるべく協力しようと思っている。だけど兵庫県警の立ち去り警官は、この映画を真面目に観るべきだと思う。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-15 20:42:12) (良:1票) |
【Memento】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-02 12:29:51) |
《改行表示》15.オープニングから引き込まれる。カメラワークとエピソードがバランス良くマッチしているので、一気にラストまで行く感じ。でも物語としては奥行きや深みは感じられず、ただ日本人にとっては壮絶な場面が続いていくだけ。しかしロス市警の日常を描くだけで戦場並みの映像になるとは…。 甘めで7点。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-24 23:18:48) |
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14.《ネタバレ》 ドキュメンタリー風の感じがよくてロスの治安の悪い地域での物語が映画ように脚色されてるとはいえアメリカの警察官の日々の臨場感が伝わってきた。だからなのか知らないけどこれだけ危ない世界に身を投じてると車の中ではいつもあんなふざけた感じになっちゃうのかな。やっぱり警察ってのは裏組織とうまく付き合っていかなきゃダメなんだな。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-28 00:11:24) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 割と評価が高かったので期待して見ましたが、特にこれといったインパクトはありませんでした。 カメラワークが独特なので、変わったものを期待してしまうのですが、ストーリーはいたって普通。治安の悪いロスの警察…という使い古された設定なので無理ないといえば無理ないのですが。 作中で起こるイベントはそれなりに重かったりしますが、このカメラワークだとyoutubeの投稿のようで逆に緊迫感がなくなり、冗談のように思えてしまいます。 同僚が銃撃によって亡くなっても冗談のよう、警察が犯人を銃殺しても冗談のよう。 なので涙のシーンも響きませんでした。 【レイブンのかなづち】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-10-11 23:41:26) |
12.LA警察官をドキュメンタリー感覚で作成した映画ですが、面白い演出やイベントが盛りだくさんで鑑賞中飽きない設定になっています、でも新人婦人警察官は悲惨な退職ですね 【SAT】さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-08-20 18:48:26) |
11.《ネタバレ》 俺は警官だ、お前を逮捕する。法律は俺も嫌いだが、犯罪者は鉄の檻にぶち込む。殴られれば殴り返す。撃たれたら撃ち返す!だが、警官だって人間だ。血も流せば、悩み苦しみ、人を愛しもする。それでも俺たちは仲間のためなら身を投げ打ってでも助けに行く。バッジと銃を持つ運命、今日も俺は相棒とともに街へと繰り出す――。世界でも有数の治安の悪さを誇る大都会LAで、警官として多忙な日々を送るブライアンと彼の相棒マイクとの常に死と隣り合わせの危険な日常を、ドキュメントタッチの乾いた映像で描くポリスアクション。冒頭から、彼らの車載カメラと手にしたビデオカメラのブレブレ映像が続き、これはいわゆるPOV作品の警察バージョンなんだろうな~と思いながら観ていたのだけど、完全にそうでもなくて、場面転換に夜の街の空撮映像が差し挟まれていたり、現場へと踏み込んでいく場面で急に二人の後からその姿を追う神視点の映像に切り替わったりと、その二つの映像を使い分ける絶妙のバランス感覚に監督のセンスを感じました。おかげで彼らと凶悪な犯罪者たちとの鬼気迫るようなやり取りや、緊迫感溢れる銃撃戦など、まるで自分もその場に居合わせたような臨場感を味わうことが出来たっす。それにしてもアメリカの警察にだけは絶対に就職したくないですね~、片目にナイフをズバッとなんて目には死んでも遭いたくない(笑)。最後に描かれる、そんな危険な日常を少しでも和らげようといつものように軽薄でくだらない会話を交わす彼らの姿が、その後の哀しい展開を思うとなかなか切ない余韻を残してくれます。ただ、中盤の中だるみ感はもう少し何とかして欲しかったですかね。結婚式のシーンをもう少し削って、90分くらいに纏めてくれればもっと良かったかなとも思いました。いやー、それでもけっこう面白かったっす。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-06 21:26:33) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 アメリカ(LA)の警官密着ドキュメントですねこれは。まぁしかし治安の悪いとこだよホント、日本はいいとこだなって心底思えます。いやーあんなふうに命を狙われるとか大変な仕事だ。ちょっと手持ちカメラのブレで酔いそうになるけどなかなかのものでゴザイマシタ 【Kaname】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-03-23 10:48:11) |
9.《ネタバレ》 ロス市警の二人のバディが主人公。劇中でも主人公自身がビデオカメラを回してる設定にしているため、よくある密着取材のようなノンフィクション感を自然に表現できている。特に印象に残るのは、警官達のフランクさ(日本ではありえない!)と、犯罪者たちの悪態のひどさ!こんな劣悪な治安環境でも警官という仕事をするそれぞれの理由があるわけだが、ひょんな事からメキシコマフィアの標的になり、ボスの電話一本で命を狙われる二人。二人ともやられた!と思わせて……のラストは意外だったが、最後にやられた日の数時間前の映像で終わる構成がよかった。毎日が命がけの仕事だからこそ、次の瞬間を考えることなく、明るく冗談を飛ばし合う二人に、なんだか感動させられた。 【田吾作】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-13 11:47:49) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 泣けました。まさか生きていたとは。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-10 11:05:19) |
7.《ネタバレ》 いわゆるPOVの手法ですよね。POVはホラー映画を中心によく使われてたけど、警察ものでこの手法が用いられたのは初めてかも知れません。そしてこれが実に良い。本当にリアリティあって、まさに実際の現場を覗き見しているような感じ。それ故に、次の事件現場は何が起こるんだろう~、どんなワルが登場するんだろう~って、とても面白く見れるわけです。テレビでよくやる、警察密着24時みたいな、あれのアメリカ版みたいな。そんでアメリカですから、やっぱワルもほんとワルだし、ナイフや銃で襲われたりと危機一髪の連続。向こうの警官のお給料がどの程度なのか知りませんが、相当もらわないとわりにあわないような気がしてきます。二人とも結婚して子供が出来て幸せな日々が続いてっていうシーンが多々あるので、「この流れはどっちかが死ぬパターンなんじゃ、、、」と思ってたら本当にそうなって、そのへんはちょっとありきたりな気もしましたが、テイラーが最初撃たれ、そこで絶命してしまうかと思いきや背後にワル達がザヴァラを撃ち絶命、テイラーは助かるという展開自体は予想できないものでしたね。定型パターンを踏みながらもその見せ方を意表突かせるという感じで巧かったです。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-09 22:33:14) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 犯罪多発地区の下町、取り締まりパトロール中の巡査コンビを手持ちカメラで生中継。臨場感溢れるポリス・ドキュメント。危険な現場をありのままに写し出しています。市街地戦場にて壮絶に散る相棒、酷すぎる現実…。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-09 22:09:25) |
5.《ネタバレ》 思った以上におもしろかった ロス市警の日常をPOV視点を加えて淡々と描く カメラ好きの警官がずっとカメラを回すがそのカメラの視点だけじゃないことは明白なのでわざわざカメラ好きという設定はいらないんじゃなかろうか しかしPOV視点がつまらないと言う訳じゃない 途中からは気にならなくなってくる 自分達から見ると十分スーパーコップなのだが本当にこんな警察官の日常があるものだろうか 淡々と描かれるが常に危険と背中合わせだ 刑事やFBIとの微妙な関係もリアル と言っても何がリアルで何がリアルじゃ無いのかも余りにも私達の世界とかけ離れているので判断しようもないが 主人公二人のプライベートと仕事との描き分けがちょうど良いバランスだ 日本映画だとプライベートな日常の部分をもっと掘り下げてしまうんじゃなかろうか ラストはただ相棒が殺されて終わるのは月並みで訴えるものがなにもないじゃんって思ったら、その後にさらに銃撃戦になる直前の二人の様子が余りにも普通で、しかも超くだらない会話で描かれて唐突に終わる この最後の最後まで、警官の日常が危険と隣り合わせであると言う事をくどいほど描くのは、これはこれで中々優れた演出だと思った 葬式のシーンで終わったらこの映画の印象がだいぶつまらないものになっただろう 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-08 07:41:27) (良:1票) |