8.前作でも、たかが一家族のウダウダを全宇宙の歴史のような描写をしてみせたマリック監督なんだが、この作品も、どこにでもあるような夫婦関係のごちゃごちゃを、ものすごく崇高で神聖なものであるかのように撮っている(笑)。この相変わらずのドハッタリぶりは、これまでと同様、嫌いではありません。ただ、今回のルベツキのカメラは、遠景では本領発揮なんだけど、人の近くに寄ったときは、えらく変な角度で見づらくなってるんだよな。わざと? 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2022-03-16 00:55:27) |
7.《ネタバレ》 映像美が素晴らしい。しかしストーリーともども、あまり記憶に残らない作品だった。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-02 14:04:59) |
6.《ネタバレ》 オルガーーーベンーーーレイチェル、、、、の映画なんでしょう、、、。2ー30秒のカットを延々と組み合わせている、世の中には2ー3度見ないと、わからない映画もあるんだろう、とは思う、教会の牧師、神父が、どう関わっていたのか、よくわからないけど、世の中には、体の小さな、キュートな女性が、ヒラヒラ系の可愛いワンピース、レースをなびかせていたら、それはやばい証拠だと思う、オルガもレイチェルも、小さくて、本当に可愛い、ベンは卑怯な役、あの顎のライン、嘘つきの目の役をやらせたら、彼ほど最強な役者は見たことがない、いい加減な二枚目としては、フェリシティーの青春に出ていたベン役じゃないカレ、グレイズアナトミーなんかにイチニド出てきたけど、彼と争えるほどの役者だと思う、ベンの映画では、銀行強盗の話があり、あの時のベンはカッコよかったと思います。オルガとレイチェルが素敵で、あとニーサンカイは見たいと思う、最高の夕陽や、朝日に、いつも通り満点です。楽しめました。 【yasuto】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2014-07-14 03:00:37) |
5.《ネタバレ》 フランスとアメリカ。シングルマザーとして愛する娘と暮らす美しい女性と、嫉妬深い無骨な男、そして現実の残酷さに思い悩む牧師――。彼らの長年のわたる愛と葛藤のドラマを、詩的で静謐な映像美のなかに描き出すいかにもテレンス・マリックらしい難解で哲学的な物語。もう、冒頭から徹底的に説明を排除したキリスト教の啓蒙ビデオのような良く言えば芸術的、悪く言えば退屈な映像に、これまたいかにもこの監督らしい、意味があるのかないのか、さっっっっぱり分からない抽象的で小難しいモノローグが延々と続き、はっきり言ってうんざりしちゃいました。こういう雰囲気ごり押しの理解できる人にだけ分かってもらえればそれで満足なんだよと言わんばかりの作品って、やっぱり個人的に大嫌いです。頭の悪い僕には、開始10分ですぐに酷い睡魔が雪崩のように押し寄せてきて最後まで観るのがホント苦痛で仕方なかったっす!と、この監督の作品はもういいやって、毎回観る度にそう思うのだけど、何故か主演俳優だけは毎回豪華で魅力的で(だって今回はベン・アフレック&バルデム、前回はショーン・ペン&ブラピ、その前はジョージ・クルーニーなんだもん!)、それだけで結局観ちゃうんだよねー。次こそ絶対に観ないと心に固く誓うのだけど、もしディカプリオやジョニー・デップが出たりなんかするとやっぱり気になって観ちゃうんだろうな~。もう、やんなっちゃう(笑)。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 3点(2014-05-02 00:18:55) |
4.《ネタバレ》 人間の弱さをはかなみ、神の愛に通じるかのように、世界を美しく描写した映画。テレンスマリックは難解だと聞いていたので(何せハーバード大卒)、挑むように鑑賞したら、案外そうでもなかった。もうこの一言!べンアフレック弱~~~い!!自分の監督作「アルゴ」にまんま置いてきたんちゃう?ちゅうくらい、ただの人形みたいにボサ~~~ッとしくさって、女性に振り回されっぱなしやん(怒)!それにしてもこの映画、カメラアングルとか独特で美しく、音楽も静かで、ただのトウヘンボクの話の後とは思えないくらい、まるで教会で上質な説教を聞かされたような(監督もそれを狙ってるんでしょうね)おごそかな気持ちになるのでした。朝日の出るのを待とうか?なんて気持ちです。はい。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-02-03 04:37:38) |
《改行表示》3.台詞はほとんどなく、ハビエルの説教もBGMのように響く、美しいですが、正直睡魔と闘ってしまいました。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-01-27 10:58:34) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 この世に永遠なものはない。とすれば、愛ですらいつかは朽ち果ててしまうのだろうか、、。結婚式では、互いの愛を誓い合う。しかし多くの夫婦が、その約束を反故にしてしまう、、、。愛には二面性がある。なおかつ移ろいやすい。しかしながら、愛そのものを否定すると、人は生きていけないのだ。信仰心が揺らぐ神父。自分の信念と、人や愛の一面的でないそのズレに悩む。だから信じる気持ちに葛藤が生まれる。でも、何も信じられなくなると、やはり 人は生きていけないのだ。愛や、信じる気持ちは、それ故に葛藤や亀裂を生んでしまう。でも自分が生きていく上で必要なものだから、傷ついてもなお、前に進んでいく。それを詩的に描いた作品なんだろうと思います。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-11 19:33:11) |
1.テレンス・マリック監督の映画は、人物たちの表情の変化が乏しいし、台詞が極端に少なくて退屈です。本作も、ハビエル・バルデム牧師さんが語れば語るほど眠気を誘う映画でしたが、その度に閃くような映像美に救われて、何とか最後まで持ちこたえることができました。本当に映像美は別格。そこだけは映画館で鑑賞してよかったと思えます。そびえ立つ幻想的なモン・サン・ミシェル、オクラホマの広大な大地、神秘的なカトリック教会。地球が誇る様々な景観の迫力にはただただ圧倒されます。物語の随所で暗示的に「水」が映しだされます。水・・羊水、全ての生命の起源、形のないもの、地球上の全てにとってかけがえのないもの、、要するに多次元的な「愛」を示唆していると思われます。総括すると、愛という教えを説く宗教のイメージビデオのような映画、としか言いようがない。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-09-16 23:10:59) |