繕い裁つ人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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繕い裁つ人

[ツクロイタツヒト]
2015年上映時間:104分
平均点:5.60 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-01-31)
ドラマ漫画の映画化
新規登録(2015-02-09)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督三島有紀子
キャスト中谷美紀(女優)南市江
三浦貴大(男優)藤井
片桐はいり(女優)牧葵
黒木華(女優)葉子
杉咲花(女優)ゆき
永野芽郁(女優)
小野花梨(女優)
奥野匡(男優)
松岡依都美(女優)
永野宗典(男優)
中尾ミエ(女優)泉先生
伊武雅刀(男優)橋本
余貴美子(女優)南広江
峰蘭太郎(男優)
脚本林民夫
作詞財津和夫「切手のないおくりもの」(アリオラジャパン)
作曲財津和夫「切手のないおくりもの」(アリオラジャパン)
主題歌平井堅「切手のないおくりもの」(アリオラジャパン)
製作ポニーキャニオン(「繕い裁つ人」製作委員会)
ギャガ(「繕い裁つ人」製作委員会)
講談社(「繕い裁つ人」製作委員会)
関西テレビ(「繕い裁つ人」製作委員会)
プロデューサー宇田川寧
配給ギャガ
衣装伊藤佐智子(衣装デザイン)
編集加藤ひとみ
録音深田晃
その他文化庁(助成)
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 三島監督、いいですね~。  大事なことを言ってると思います。 消費重視の仕事に忙殺される人が多い、この国で心を届ける映画だと思います。 「しあわせのパン」をさらに掘り下げた感じです。 どこか「森崎書店の日々」のような雰囲気で、僕は好きです。  原作は未読ですが、主人公と藤井くんはいい仲になりそうなんですね。 でもこの映画では、せっかくの団子を嫌いと言ってのける藤井くんになってて、 際どい人物描写でハラハラします。  この映画のいい感じの雰囲気が、神戸だというのが味噌ですよね。 横浜でも、札幌でもない、神戸だというのが、なんとなくうなずけちゃいます。 三島監督の母校のあった場所とのこと。 特別な作品なのでしょうね。
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2018-05-19 22:53:55)
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4.これは趣味を仕事にする女の典型的なファンタジーですね。 オシャレなカフェだったり、雑貨屋だったり、パン屋だったり。 そんな自分勝手な経営じゃ採算が合わないでしょって疑問が邪魔をして、素直に作品を楽しめないことが多い。 本作の服というテーマには全く興味が無くて、これは駄目かも知れないと思ったんだけど、中谷美紀の魅力でなんとか乗り切れました。 裁縫以外は何も出来ないという設定が愛らしくて良かったです。 これが何でもこなす完璧超人の設定だったら、嫌味が際立ってしまったかも知れない。 作業するシーンが多くて、愛情を込めていることが伝わって来たし、その姿が凛々しくて美しかったです。 残念だったのは三浦貴大の方で、どう考えてもストーカーとしか思えない。 しかも、あんなにも美味しそうだった団子を嫌いと言い放つ神経が理解できない。 団子に込められた愛情を理解できない人間に服に込められた愛情を語る資格は無いと思う。 そもそも嫌いなんだったら、最初に遠慮しておくべきで、あれではお母さんに対して失礼過ぎるし、成り行きで食べることになってしまったのなら、嫌いということは誰にも言うべきではない。 女子高生たちは服に対して失礼なことを言うけど、最終的には理解を示して好感度を上げたけど、三浦貴大は団子とお母さんの心遣いを踏み躙ったまま終わってしまったので、好感が持てなかった。 逆に言うと、余貴美子の好感度が高過ぎて、あんなにも熱心に団子を勧めてくれてたのに嫌々食ってたのかと思うと悲しくなります。 関係無いけど、魔女宅のニシンのパイを思い出してしまった。 それでも、2人がくっつくようなラブストーリーにならなかったのが幸いして、中谷美紀の視点だけで話が丸く収まって良かったです。 まあ、団子屋の物語ではないので、服さえ褒めておけば作品としては成り立つという演出なのかも知れないけどね。 あと、黒木華の存在は作品を引き締めていて、感動的ですらあった。 服に興味のない僕にもわかり易いようにその素晴らしさを伝えてくれました。
もとやさん [DVD(邦画)] 6点(2016-08-27 11:27:23)
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3.「しあわせのパン」の監督という事であまり期待はしていなかったのだが、これはなかなか良いんじゃないでしょうか。 まず、全体の雰囲気がいい。美術がいい。中谷美紀の演技がいい。 脚本に関してはもうちょっとなんとかなった気もするけど、前2作よりは格段に進化してると思うので、次回作に期待したい。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 6点(2015-09-03 21:15:28)
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2.《ネタバレ》  坂を上がってヒロインの店に行く描写が繰り返され、それはまるで天上の、別の次元へと至る道のようで。ヒロイン自身が店と自分を別世界のものとして気取っていたりもしますし。   だけどその対比は殆ど無効。何故なら映画そのものが現実から遠く離れたぬるい、温室の中の世界としてしか成立していませんから、そこに描かれる現実っぽい問題も、ありそうな苦悩も嘘くさい絵空事にしか見えてきません。絵空事であるならば、絵空事として閉じてしまった方がまだマシなんじゃないか?と。   ヒロインの店に足繁く通い、一日の大半をのんびりとそこで過ごす大丸百貨店のバイヤー・・・大丸百貨店って随分ラクな仕事ができちゃうんですねぇ、と。わざわざ固有名詞まで出して描く事なのでしょうか?   年に一度の夜会に集う排他的とも言える人々、自分のスタイルを貫く事の苦悩、影響されて「改心」してゆく女学生達・・・それぞれに自己完結しまくる登場人物達。  そして最大の問題はその自己完結から生じた価値観を他者にまで押し付ける、その姿勢。その人、この映画だけ、この世界だけで完結すればそれでいいのでは? ステキなドレスに囲まれた温室ワールド、そこに酔えればそれでいいのでは? 何故押し付けてしまうのでしょう?  私にはそれが無自覚な優しい暴力のようにすら思えてしまい、気持ちの悪い映画という印象でした。私にとってこれはある意味ホラー映画。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 3点(2015-04-06 21:49:25)(良:1票)
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1.《ネタバレ》 コミック作品の映画化。コミックは未読で鑑賞しました。 おそらくコミックではもっと説明があったと思われる「チーズケーキ」や「おだんご」については、必要性がなくはないが映画ならではの表現方法があったかもと思いました。 気になった点がいくつか。 ヒロイン(中谷)の足踏みミシンの扱いが不慣れなのが(足踏みミシン経験者には)わかってしまうこと。直線縫いのシーンしか出てこないが、吹き替えで良いからゆっくりカーブを縫ったり一針落としをアップで見せて服作りのリアルさをもっと出して欲しかった。 先代他界の際のお得意様への挨拶シーンで、車中ベールを付けたヒロインのアップは不要では? 私には作品の雰囲気を壊す余計な女優カットにしか見えませんでした。 夜会の場に参入する高校生たちの服が、最初と2度目でほぼ変わっていないのは不自然。 最初は仕方ないにしても、2度目は夜会と祖父に対しての礼儀を理解しても良さそうなものだと思ってしまいました。これでは続けて撮影したのがバレバレです(苦笑) 全体的には無難にまとまってはいましたが、面白い題材なのにややボヤけた印象なのは、ヒロインとデパート営業マン(三浦)二人の視点で半々くらいに描かれていたからでしょうか。片桐はいりと黒木華、そして神戸の風景が良かったです。
ネネぽんさん [映画館(邦画)] 5点(2015-03-31 15:06:19)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.60点
000.00%
100.00%
200.00%
3120.00%
400.00%
5120.00%
6240.00%
700.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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