1.《ネタバレ》 山本政志監督の、アウトローに対する愛情に溢れた作品。
いわゆる世間のはみ出し者ばかりが出てきて、それでいて躍動している。
色んな事情を抱えた登場人物たちが、終盤で偶然、一堂に会し、無邪気にゲームに興じる場面は、まさに秀逸。
東京ならではの、「知らない者同士の一晩だけの交わり」を、分かりやすく表現したシーンで、とても印象深かった。
東京のアングラな世界でうごめく人々。
そんな人たちの日常。
どこまでリアルなのかまでは分からないが、アウトローの生き様を描いた内容は、とっても面白い。
山本政志監督が描くと、特に面白い。
ますます、この監督が好きになった!